坂本龍一ニューアルバム3月発売&ライブ音源最速配信

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坂本龍一が2009年3月にニューアルバムを発表し、4年ぶりの全国ツアーを実施。このライブの音源が世界22カ国のiTunes Storeで販売されることが明らかになった。

ソロ名義でのオリジナルアルバムは、2004年2月発売の「CHASM」以来約5年ぶり。特設サイト「skmt09.com」は本日オープン。

ソロ名義でのオリジナルアルバムは、2004年2月発売の「CHASM」以来約5年ぶり。特設サイト「skmt09.com」は本日オープン。

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これは本日12月10日、坂本龍一が記者会見を行い発表したもの。会見は、東京・銀座のApple Storeに報道陣が集まり、坂本龍一がニューヨークからオンラインメッセージを送る形で実施。教授は「iChat」の映像を通じて、2009年の活動内容を明らかにした。

教授は2009年3月4日に5年ぶりのソロアルバム「out of noise」をリリースし、同じく3月から全国21公演にわたるピアノツアー「Ryuichi Sakamoto Playing the Piano 2009」を開催。このツアー全21公演のライブ音源が、日本を含む世界22カ国のiTunes Storeで販売されることになる。さらに日本国内では、公演終了後24時間以内に販売が開始され、前日のライブ音源をすぐに手に入れることができる。

気になるアルバムの内容について教授は「ピアノをベースに、北極圏で録った音を入れたり、犬の鳴き声や海の音を入れたりしています」「好きな音を少しずつ入れて、素材の味を生かしているという点では日本料理に近いかもしれない」とコメント。さらにアルバムにはCORNELIUS、高田漣、クリスチャン・フェネスらも参加。「今回ほど自分が聴きたい音だけを純粋に、余計なことを考えずに置いて作ったアルバムは初めてですね」(坂本)という充実の内容に期待が持てそうだ。

そしてツアーは「Playing the Piano」というタイトルからもわかるように、ピアノ主体の内容を予定。「基本は1人なんですけど、ピアノを2台並べて、1台は自分が弾いたデータを鳴らして、1人でデュエットするような形になると思います。少しでも盛り上げないとね(笑)」とのこと。ライブ音源はニューヨークからエンジニアが同行し、即日マスタリングを実施。早ければその日のうちに配信される可能性もあるとのことだ。

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