アジカン、始球式でストライク奪取！10周年ライブに勢い

2013年8月23日 19:43 1137 5 音楽ナタリー編集部

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本日8月23日、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが神奈川・横浜スタジアムにて行われた横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ戦で始球式を実施。後藤正文（Vo, G）が投手を務め、観客が見守る中でピッチングを披露した。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとは？

1996年に同じ大学に在籍していたメンバーで結成。渋谷、下北沢を中心にライブ活動を行い、エモーショナルでポップな旋律と重厚なギターサウンドで知名度を獲得する。2003年にはインディーズで発表したミニアルバム「崩壊アンプリファー」を再リリースし、メジャーデビュー。2004年には2ndアルバム「ソルファ」でオリコン週間ランキング初登場1位を獲得し、初の東京·日本武道館ワンマンライブを行った。2010年には映画「ソラニン」の主題歌として書き下ろし曲「ソラニン」を提供し、大きな話題を呼ぶ。2003年から自主企画によるイベント「NANO-MUGEN FES.」を開催。海外アーティストや若手の注目アーティストを招いたり、コンピレーションアルバムを企画したりと、幅広いジャンルの音楽をファンに紹介する試みも積極的に行っている。2015年にヨーロッパツアー、南米ツアーを実施した。2018年3月にベストアルバムを3作同時リリース。2021年に結成25周年を迎え、2022年3月に10thアルバム「プラネットフォークス」を発表した。2023年7月に江ノ電の15駅をモチーフにしたアルバム「サーフブンガクカマクラ（完全版）」をリリース。2024年7月にデビュー20周年を記念してシングルコレクションをリリースし、8月に神奈川・横浜BUNTAIでアニバーサリーライブ「ファン感謝祭2024」を行う。

好球を披露した後藤正文。

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始球式直前のASIAN KUNG-FU GENERATION。

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横浜DeNAベイスターズのユニフォームに身を包んだASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバー。（Photo by MITCH IKEDA）

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メジャーデビュー10周年を記念して、9月14日と15日に横浜スタジアムにてアニバーサリーライブを開催するアジカン。今日の始球式は、ライブに向けての“前哨戦”とも言えるものとなった。

緊張した空気が漂う中、4人は司会者のアナウンスでそろってグラウンドへ。小雨がぱらつく中ではあったが、メンバーは笑顔でベイスターズのマスコットキャラクターのDB.スターマンとDB.キララと一緒にマウンドに足を運んだ。

続いてバンドを代表して喜多建介（G, Vo）が観客に向かって丁寧に挨拶し、メジャーデビュー10周年を迎えることや9月にアニバーサリーライブを行うことをアピールした。その後、観客の熱い視線が集まる中、後藤が勢いのあるフォームで好球を披露。彼の投げた球は見事にストライクを奪取し、大歓声が沸き起こる。そしてメンバーは登場時よりも晴れやかな笑顔を浮かべ、9月のライブに向けて勢いをつけた。

なおベイスターズは、本日より開催中の読売ジャイアンツ戦を「勝祭（KASSAI）」と銘打って開催中。“勝祭うちわ”のプレゼントや横浜DeNAベイスターズ仕様の神輿の展示など、特別な企画を行っている。