12月31日(月)に放送される「第63回NHK紅白歌合戦」の出場歌手発表会見が、本日11月26日にNHKにて開催。今回の初出場歌手12組のうち11組が登壇し、初出場の喜びを語った。記者会見には初出場歌手の
これまでAKB48とともに姉妹グループの一員として出場し、今年は念願の単独での初出場を果たすSKE48。松井珠理奈がメンバーを代表して「本当についさっき、秋元(康)先生から『紅白決まったよ』とサプライズで教えてもらいました。名古屋を背負って、SKEらしくがんばりたいです」と語った。東日本大震災被災地復興支援のために今年1年間の期間限定で再結成したプリンセス プリンセスは、この再結成期間を紅白で締めくくることに。
ももいろクローバーZは背中に「第63回紅白歌合戦」と書かれた真紅のマントが印象的な新衣装で登場。百田夏菜子は「今日は私たちの出ているレギュラー番組の収録があると聞いてNHKに来たんですけど、打ち合わせの途中にドッキリで(出場を)教えられたんです。この衣装も同時に渡されて、『なんでこの衣装があるの?』って訊いたら、スタッフさんがいちかばちかで衣装だけは用意してくれてたらしくて(笑)。NHKホールの緞帳をイメージしてるんです」と語り、本番に向けた意気込みを「紅白のスタッフの皆さんに終わった後で『ももクロ出さないほうがよかったんじゃない?』って言われるぐらい、騒いで盛り上げたいと思います。紅白の向こう側が見たいとずっと言ってきたので、紅白に出た後の次の景色が楽しみです」と語った。
活動休止を発表したばかりのYUIは、初の紅白出場に向けて「何も話すことを考えていなかったんですけど、初出場ということで足を引っ張らないように一生懸命がんばりたいと思います」とコメント。また、結成8周年となる節目の年に初出場を果たす関ジャニ∞の村上信五は「『紅白で1年締めくくれたらこんなきれいな形はないよね』とずっとメンバーでも話してたんですけども、今回ってるツアーも12月31日の夜だけ空けておいてて。そしたら昨日事務所に呼び出されて『誰か悪いことしたんちゃうかな』と思ったら(笑)、こんなありがたい話を聞けました」と喜びを表した。
往年のロックバンド風のメイクと衣装で登場したゴールデンボンバーの鬼龍院翔(Vo-karu)は「ついさっきNHKに着いたら紅白おめでとうって言われて、(会見場まで)走れって言われて、あれよあれよと……。出れるんですよね? そっくりさんじゃないですよね?」と、会見の司会を務めた有働由美子アナウンサーに話しかける。「こんな楽器演奏しないバンドですけども、親が喜んでると思います。研二さん、意気込みバシッと言ってやってよ!」と樽美酒研二(Doramu)にコメントを振るが、樽美酒は「……おちんちん」と一言。報道陣から失笑が漏れる中、鬼龍院は「あの、出場取り消しにならないですよね?」とあわてた表情を見せ、有働アナから「取り消すかどうか、これから検討させていただきます(笑)」と返されていた。続いてコメントした斉藤和義は「なんかちょっと場違いな気がしてますが、呼んでいただいてありがとうございます。ただ今年は『ガキ使』(日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の大晦日特番)が観れないなと思いまして……(笑)」と発言。報道陣を爆笑させた。
三代目 J Soul BrothersからはNAOTOが代表して「メンバー全員で『これで親孝行できるな』と言い合って喜びました。自分たちはまだデビューして2年ですけど、こんなに早く歴史ある紅白に出させていただけるのはいつも支えて応援してくださってる皆さんのおかげだと思ってます」とコメント。また、2008年にMr.Childrenが出場した際にコーラスとして参加しているナオト・インティライミは「まだドッキリなんじゃないかと思ってるんですが(笑)。今回はナオト・インティライミとして呼んでもらって、本当に光栄です。自分の持ち味を生かして白組の勝利に貢献できれば」と意気込みを明かした。
芸能生活61年で初の紅白出場となった美輪明宏は、NHK「SONGS」への出演がきっかけとなったことを明かし「スタッフの皆さんが素晴らしくて。そんなスタッフの方から今回のお話があって、これだったらお受けできると思って出場が決まりました」と語る。最後にコメントしたきゃりーぱみゅぱみゅは「紅白は毎年テレビで観ていたので、素敵なアーティストさんがたくさん出る中でわたしも歌えるというのは夢を見ているようです。当日は素敵な衣装を着て、紅組を盛り上げていきたいです」と語った。ここで有働アナから「全50組の出場者の中できゃりーぱみゅぱみゅさんだけが司会者泣かせなんですけど(笑)。言いやすい切り方とかあったら(紅組司会の)堀北真希さんと共有するので教えてください」と質問され、「『ぱ』にアクセントを置いてはっきり言うと言いやすいです!」とアドバイスしていた。
会見の最後にはYUKIからのビデオメッセージを上映。この中でYUKIは「私はJUDY AND MARYというバンドで、1998年に『散歩道』という曲で出場していますが、それ以来なので14年ぶりの紅白歌合戦です。ソロ活動10周年という記念すべき年の締めくくりに紅白で歌わせていただけるのは本当にうれしいです。当日は観ている人が幸せな気持ちになるようなステージにしたいです」と笑顔で語った。
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- 第63回 NHK紅白歌合戦
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音楽ナタリー @natalie_mu
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