predia全国ツアー、満員の青年館で幕「これからも一緒にいてください」

prediaの全国ツアー「predia 7th Anniversary Tour」のファイナル公演が、昨日11月23日に東京・日本青年館にて行われた。

オープニングSEとともにステージ前方の赤いカーテンが開くと、シャンデリアが吊るされた2段式の豪華なセットが現れる。その後メンバーが登場し、最新シングル「Ms.Frontier」ででライブがスタートした。

この日のライブでは新旧さまざまな楽曲を披露し、超満員の観客を楽しませたpredia。中盤では湊あかね、村上瑠美奈、桜子が「Tears Again」で艶やかな歌声を響かせる一方、メンバーのキャラクターを反映したミュージカルふうの演出も繰り広げるなど、工夫を凝らしたパフォーマンスを展開していった。MCではメンバーが結成当時を振り返り、湊と岡村明奈が副リーダーだった時期の話、まえだゆうの加入当時の容姿とキャラクターのギャップに衝撃を受けたというエピソードなどを明かす。そして日本青年館でのワンマンライブをソールドアウトさせるなど、日々前進できていることに対する感謝をファンに向けて伝え、その思いを込めるように「You're my Hero」を熱唱した。

ライブ終盤では2018年2月14日にメジャー2ndアルバム「ファビュラス」をリリースし、これと前後して新たな全国ツアーを行うことを発表。「壊れた愛の果てに」「The Call」といったアッパーチューンを連発し、「この先もprediaはprediaらしく突き進みます！」という村上の言葉で本編を締めくくった。

アンコールでは「Dream Of Love」「Paradise」の2曲をパフォーマンス。最後に青山玲子が「結成7年が経ってもまだ叶えられていない目標や夢がたくさんあるので、prediaとこれからも一緒にいてください」とファンに語りかけ、全国ツアーの幕を閉じた。

アルバム「ファビュラス」には「禁断のマスカレード」「ヌーベルキュイジーヌ」「Ms.Frontier」「Close to you」といった既発曲を含む全13曲を収録予定。今年7月に行われた東京・赤坂BLITZでのライブの模様を収録したDVD付き仕様も発売される。全国ツアーは2月3日の千葉・KASHIWA PALOOZA公演よりスタート。