これは彼らが3月2日にリリースしたシングル「Yell」の発売を記念して、昨日3月5日と本日6日の2日間の日程で行われたイベント。超特急が2015年4月に開催した春ツアーの東京・NHKホール公演と、同年12月に実施した国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブの映像を上映しながらメンバーがトークを繰り広げるという内容で、1日目は2015年12月に行われた代々木でのワンマン公演「超特急 CHRISTMAS ONEMAN LIVE 2015 Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」の模様が3部構成で上映された。
オープニングナンバーの「TRAIN」でバックボーカルの2人がトロッコに乗って会場の正面入口からステージへ向かった演出について、コーイチは「ステージで踊ってるダンサーを8号車(ファン)の目線で観ててさ。『こいつらかっけえ!』って思った」と振り返る。続く「No More Cry[3rd Anniversary Special!!!!!!!!ver.]」でステージを覆っていた紗幕が落ちるとメンバーは次々に「ヤバいね」と声を上げ、ユーキが「(振りの中で)円陣を組んだとき、かなりグッときた」と話すと、コーイチは「俺だけじゃなくて、みんな実際涙浮かんでたでしょ?」とメンバーに問いかけた。
アリーナに大きく伸びた8の字型の花道の各所でメンバーが会場を盛り上げた「No.1」では、ユースケが「場所の割り振りとか確認しなきゃいけないことがたくさんあって、(リハで)一番メモを取った曲ですね」と明かす。またこの曲の中で「メリータカシやで!」と言ってカメラ目線でポーズを決めたタカシは、コーイチから「俺より何より、ライブで“迷言”残すのはタカシですから!(笑) あの言葉、用意してたの?」と聞かれると「絶対言おうと思ってた! 1週間前くらいから備えてたよ」と胸を張った。
7人は自分たちのパフォーマンスにコメントしながらも、ときにそれぞれのメンバーの動きに注目する発言で会場を盛り上げる。タクヤが「リョウガのダンス、顔から胸周りにかけての使い方がエロい」と切り出すと、ほかのメンバーも8号車も大きく同意の声を上げる。「戸惑うからやめて!?」と恥ずかしがるリョウガをよそにカイは「ほら、この抱きしめる振りとかヤバい! 何を抱いてるの? ティアラ(リョウガの愛犬)? お父さん?」とリョウガを問い詰めて笑いを誘った。またタカシは「Snow break」でボーカル2人が向き合って歌うシーンについて「コーイチが全然目を合わせてくれへんかった!」と発言。これにコーイチは「いや、見ててん!」と弁明しつつ、照れ笑いを浮かべた。ユーキとユースケはタクヤが曲中に何度も決めポーズを披露する「Shake body[Yoyogi National Gymnasium ver.]」が流れると「さあ! タクヤさんの“Beautyタイム”を見ていきたいと思います!」と実況中継風のやりとりでタクヤの動きを解説。しかし、思いのほかタクヤの“Beautyタイム”がクローズアップされず、2人はその度に椅子から立ち上がる大きなリアクションで「おおーい!!」と映像にツッコミを入れていた。
花道を走る電車に乗ったメンバーが客席にサインボールを投げ入れるシーンでは、リョウガが「遠くの席へ届けたくて思いっきり投げたら、僕のおばあちゃんにボールが直撃した」と告白。またライブ終盤のアッパーチューンが続く場面では、ダンサー陣もオフマイクで曲を歌って盛り上がっていたことが7人の口から語られた。メンバー同士のやりとりはそれぞれのイヤーモニターに届くことから、ライブ後にコーイチから「歌いにくいねん!」と本気のダメ出しがあったことをリョウガが8号車に伝えると、コーイチは「みんなはテンポ合ってるからええんやけど、ユーキだけはワンテンポ遅いねん! 8号車の気持ちで歌ってるから(笑)」と付け加える。次々に飛び出す秘話の数々に、8号車は笑顔で耳を傾けた。さらに、ライブのクライマックスで届けられた「fanfare」で銀テープが放たれる演出についても、タクヤが「もともとはこういう演出じゃなかったんです。タイミングもみんなで話し合って決めたよね」と明かす。メンバー考案の演出に歓声が上がり、会場が晴れやかなムードで満たされる様子を見つめたカイは「8号車の近くに行くと、本当に力が湧いてくるんだよね」とつぶやき、ユーキも「本当にそう。限界突破したよね」と当日の心境を思い出していた。
上映が終わるとメンバーは8号車の前に整列し、ユーキは「あのときの感情が蘇りましたね」と興奮気味に話す。コーイチは「改めて、いいライブだったなあと思いますね。だから、2016年も突っ走っていけるなあって、自信にもつながりました。代々木、またやりたいね!」と続いた。最後にリョウガが「これからも、どんなことでも全力でやっていきたいと思います!」と8号車に伝え、1日目のイベントは終了。7人は笑顔で客席に手を振りながら、会場をあとにした。
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