氣志團×10-FEET“お前んち”でBOOWYコラボ

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氣志團主催の対バンライブシリーズ「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」が、7月26日に京都・KBSホールにて10-FEETをゲストに迎えて実施された。

「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」京都・KBSホール公演の様子。

「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」京都・KBSホール公演の様子。

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彼らが対決するのは2011年12月に行われた「極東ロックンロール・ハイスクール」の東京・LIQUIDROOM ebisu公演以来、約2年7カ月ぶり。2度目の対戦となる今回は10-FEETのホームグラウンドである京都に会場を移し、熱いライブバトルを繰り広げた。

「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」京都・KBSホール公演の様子。

「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」京都・KBSホール公演の様子。[拡大]

会場が暗転し、SEが流れ出すと先攻の10-FEETがステージに登場。TAKUMA(Vo, G)、NAOKI(B, Vo)、KOUICHI(Dr, Cho)が揃ったところで「行くぞー!」という掛け声で会場の緊張感を高めたかと思うと、「……そう、いいアプリがあんねん」とトーンダウンしてTAKUMAが話し始める。「“サウンドエフェクトプロ”言うんやけど……」とスマホを操ると突然ガラスの割れた音が会場に鳴り響く。それを合図にTAKUMAが「One Night Carnival」のフレーズを奏で始め、そこにNAOKIとKOUICHIが音を重ねていき、10-FEETは同曲のイントロ部分を演奏。そして「行くぞ! 10-FEETだ!」と仕切り直し「RIVER」でライブをスタートさせた。

その後も10-FEETは「VIBES BY VIBES」や「JUNGLES」など次々とキラーチューンを繰り出していく。バンドのパワフルな演奏に応えるように、フロアは大盛り上がりで序盤にして会場の熱気はピークを迎えた。

MCでは楽屋での氣志團からのおもてなしについてTAKUMAが語る。「ああいう気持ちが大事やな。楽しもう感が出てたもんな。今日はみんなで楽しもうな!」と笑顔で告げると、TAKUMAとNAOKIによるボーカルの掛け合いが楽しい「MONKEY」を投下。「束になってかかってこい!」と始まった「1sec.」ではアグレッシブなサウンドでフロアを掻き回し、「KISSESはタオル持ってる? サビに合わせてちょっと放ってみようか?」と始まった「Cherry Blossom」では会場中に色とりどりのタオルが舞った。

「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」京都・KBSホール公演の様子。

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TAKUMAが笑いながら「いつもラストにやる曲演って、ここからはアンコールやから。こうやって自分で区切ったらええんやな」と話すと「その向こうへ」で激情的な歌とサウンドを届け、会場の空気をガラリと変える。そして「goes on」で再びフロアを沸騰させ、TAKUMAが「俺が行ってた中学はヤンキーがいっぱいいて、戦闘能力の低い俺はいつも祈るしかありませんでした。でも、いいヤンキーもおるんやな。氣志團ありがとう!」と氣志團に感謝の言葉を告げて、バンドはラストナンバー「4REST」へと突入。モッシュやダイブが大発生し、最高潮の盛り上がりを見せる中で、10-FEETのライブはフィニッシュ。「おおきに」と関西弁でお礼をすると、3人はステージをあとにした。

微熱DANJIによる寸劇を挟み、後攻の氣志團は「Baby Baby Baby」でライブの口火を切る。途中、叶亜樹良(Dr)が「スタンディング・ニッポン」で前半パートを飛ばしてしまうミスをするも、バンドはなんとか態勢を立て直す。そして綾小路翔(Dragon Voice)が「スタンディング京都!」とフロアへ熱いエールを送ると大歓声が湧き上がった。

「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」の第15回公演「10-FEET vs 氣志團 ~続・大きなフィートの木の下で in京都~」京都・KBSホール公演の様子。

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MCでは綾小路が叶のミスについて「“ツーバスサイボーグ”の異名を持つ亜樹良ですが、サイボーグも狂わせたのはこの暑さ! 外は38℃、10-FEETのライブのときは50℃。なのになんで今、38℃に戻ってるの?」と自虐的に語る。大爆笑が起こる中「喧嘩上等」でライブを再開させると、KISSESのみならず10-FEETファンまでもが振り付けを真似してフロアは大盛り上がりに。「SUPER BOY FRIEND」をにぎやかに届けると綾小路は「この時代にみんなが生で音楽に触れてくれることが本当にうれしいし、感謝してます。ライブってのはお互いの生き様をぶつけ合う場所だから。10-FEETが3人であんなすごい音を出しちゃうことも、生で見ないと分かんないじゃん?」と観客や10-FEETを敬った。

氣志團

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その後「愛 羅 武 勇」の演奏中に気持ちが高ぶった綾小路がフロアに降り、ファンから絶叫に近い歓声が上がるシーンも。「One Night Carnival」では大サビ部分を合唱する観客に向かって綾小路が「そんなもんじゃねぇだろ? 俺、10-FEETのライブも袖で見てたから、お前らの本気知ってっし」と煽り、会場には氣志團とKISSES、さらに10-FEETファンの歌声が加わった大合唱が巻き起こった。そして氣志團は星グランマニエ(G)のかき鳴らすギターに綾小路が歌声を重ねて始まる「MY WAY」を最後に届け、「ありがとう京都! ありがとう10-FEET!」と感謝の言葉を述べて本編を終了させた。

いじめられっ子スタイルで登場した10-FEET。

いじめられっ子スタイルで登場した10-FEET。[拡大]

アンコールでは綾小路が「3年前に一緒にライブをやってもらって、最高に楽しくて。『今度はお前んち遊び行っていい?』って感じで京都まで来ちゃいました。そしたら今度は『俺んち、庭が広くなったから遊びに来ない?』って感じで『氣志團万博2014』にも出演していただくことになりました」と対バンの経緯を語り、10-FEETをステージに呼びこむ。すると10-FEETは前回の対バン時と同様に横分けメガネのいじめられっ子スタイルで登場し、客席の笑いを誘った。

準備を整えた2組はBOOWYの「NO.NEW YORK」をコラボセッション。TAKUMAは氷室京介の声色を真似て歌い、KOUICHIは両手にペンライトを持ってオリジナルの振り付けを披露するというカオティックなステージを展開していく。さらに早乙女光(Dance, Scream)は布袋寅泰のパネルを貼り付けたボックスを被って金テープを発射したり、黒シャツ姿に着替えて異常に完成度の高い氷室のフリマネをするなど両バンドはそれぞれの“BOOWY愛”を自由に表現。最後に綾小路が“氷室ポーズ”を決め、2度目の“大きなフィートの木の下で”は幕を下ろした。

氣志團の「極東ロックンロール・ハイスクール」第弐章も残すところ8月11日の東京・Zepp Tokyoにて行われる「T.M.Revolution vs 氣志團~妖精達の夏物語~」のみ。9月13~15日に千葉・袖ケ浦海浜公園で行われる氣志團主催の「氣志團万博2014」と同時期に、地元滋賀で「イナズマロック フェス 2014」を開催するT.M.Revolutionがどのような対決を繰り広げるのか期待が高まるところだ。

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オフィス男闘呼塾エンターテインメント Presents 氣志團現象2014「極東ロックンロール・ハイスクール 第弍章」※終了分は割愛

#46 T.M.Revolution vs 氣志團~妖精達の夏物語~

2014年8月11日(月)東京都 Zepp Tokyo
<出演者>
氣志團 / T.M.Revolution

氣志團万博2014 ~房総大パニック!超激突!!~ Presented by シミズオクト

2014年9月13日(土)千葉県 袖ケ浦海浜公園
<出演者>
筋肉少女帯 / 森山直太朗(OPENING CEREMONY ACT) / 氣志團 / 岡村靖幸 / きゃりーぱみゅぱみゅ / 私立恵比寿中学 / ニューロティカ / 味噌汁's / ももいろクローバーZ / and more

2014年9月14日(日)千葉県 袖ケ浦海浜公園
<出演者>
VAMPS / チームしゃちほこ(WELCOME ACT) / 氣志團 / the GazettE / GRANRODEO / 黒夢 / 森高千里 / RIP SLYME / and more

2014年9月15日(月・祝)千葉県 袖ケ浦海浜公園
<出演者>
ふなっしー / 華原朋美(WELCOME ACT) / 氣志團 / AKB48 / ゴールデンボンバー / シド / 仙台貨物 / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / and more

※本文中BOOWYの2つ目のOは/付きが正式表記

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LoVin★KoP @ztnnkd

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