海から淀川を経て琵琶湖まで、dot architects&和田ながらが“循環”をリサーチ

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Kansai Studies dot architects&和田ながら「うみからよどみ、おうみへバック往来」が昨日10月14日に京都・京都芸術センター フリースペースにて開幕した。

Kansai Studies dot architects & 和田ながら「うみからよどみ、おうみへバック往来」より。(撮影:守屋友樹)

Kansai Studies dot architects & 和田ながら「うみからよどみ、おうみへバック往来」より。(撮影:守屋友樹)

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本作は、「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2022」が掲げる3本柱のうちの1つ、Kansai Studiesの1企画。Kansai Studiesとは、自分たちが立脚する「地域」について自覚的に捉え、フィールドワークを通して探求するプロジェクトで、建築家ユニット・dot architectsと和田ながらは共に、2020年は「水と琵琶湖」、2021年は「お好み焼き」をリサーチした。今回は「循環」をテーマに複数の短編からなる演劇作品を発表する。

開幕に際し和田は「dot architectsのみなさんとセッションしながら、タイトルの通り、海から淀川を経て琵琶湖まで、場所も時代もえっちらおっちら遡っていきます。見てくださった方ひとりひとりが、日々の水を追いかけていきたくなってしまうような、そんな呼び水になりたいと思いながらつくりました」、dot architectsの家成俊勝は「2年間、関西の水の連関を、そしてお好み焼きを通して見えてくる地球を覆う物流網をリサーチしてきました。そして、なんともギリギリのバランスで私たちの暮らしが成り立っているということが分かってきました。それをぎゅっと詰め込んだ舞台になりましたので是非見ていただけると嬉しいです」とコメントした。公演は明日10月16日まで。

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Kansai Studies dot architects & 和田ながら「うみからよどみ、おうみへバック往来」

2022年10月14日(金)~16日(日)
京都府 京都芸術センター フリースペース

共同演出:和田ながら、dot architects
出演:今村達紀、諸江翔大朗稲森明日香、dot architects
舞台美術・照明デザイン:dot architects

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読者の反応

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nagatashoko @shkn12

木よりも石のほうが水辺(川)に近いところにあるイメージがあって、でも私の席から石がよく見えなかったので、木材と藁だとあまりスムーズに水をイメージできなくて、石もっとたくさん見たかったなーと思いました
#kyotoexperiment https://t.co/orQvhg2hwa

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