子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラ「Super Angels スーパーエンジェル」が、本日8月21日に東京・新国立劇場 オペラパレスで開幕した。
総合プロデュース・指揮を
作中では、15歳になると適性検査で選別され、全知全能AI“マザー”の管理下に置かれる世界を舞台にしたSF劇が展開。適性検査で“異端”扱いされたアキラ(藤木)は、移送先の開拓地で、教育係のアンドロイド・ゴーレム3(オルタ3)とAIドクターのエリカ(三宅)に出会い……。
本作について、大野は「『スーパーエンジェル』は『AIと人間の共生』というテーマから始まって、共生、多様性、それに人間が作り出した世界と自然の価値の対比といった大事なテーマを持つようになりました。今回、親子でいらっしゃる方も沢山いらっしゃいます。そしてオペラ劇場へ足へ運んだことがないという方にこそ楽しんで欲しいと思っています。こんなに面白いビジュアルの変化の世界が楽しめるし、渋谷慶一郎さんの音楽は直接訴えかける力がある。そして子どもたちの合唱も素晴らしい。『多様性』という観点に基づいた本当に新しいオペラ、という言い方がふさわしいと思います」とコメントした。
上演時間は、約1時間45分。公演は明日8月22日まで。なお本公演は、年内に公演記録映像の無料配信が予定されている。
大野和士コメント
「スーパーエンジェル」は「AIと人間の共生」というテーマから始まって、共生、多様性、それに人間が作り出した世界と自然の価値の対比といった大事なテーマを持つようになりました。今回、親子でいらっしゃる方も沢山いらっしゃいます。そしてオペラ劇場へ足へ運んだことがないという方にこそ楽しんで欲しいと思っています。こんなに面白いビジュアルの変化の世界が楽しめるし、渋谷慶一郎さんの音楽は直接訴えかける力がある。そして子どもたちの合唱も素晴らしい。「多様性」という観点に基づいた本当に新しいオペラ、という言い方がふさわしいと思います。
子どもたちにとっては、コロナ禍で合唱を練習すること自体が難しく、少人数でしかリハーサルができないので、全員のリハーサルは数回しかできない、厳しい環境でした。そんな中で、やる気をもって夏休みをこの作品にかけ、渾身の表現を見せてくれた子どもたちには本当に感謝しています。ぜひその姿を見てください。
子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラ「Super Angels スーパーエンジェル」
2021年8月21日(土)・22日(日)
東京都 新国立劇場 オペラパレス
総合プロデュース・指揮:
台本:
作曲:
演出監修:
総合舞台美術(装置・衣裳・照明・映像監督):針生康
映像:WEiRDCORE
振付:貝川鐵夫
舞踊監修:大原永子
キャスト
ゴーレム3:オルタ3
アキラ:藤木大地
エリカ:三宅理恵
ジョージ:成田博之
ルイジ / 異端1:小泉詠子
異端2:込山由貴子
異端3:北村典子
異端4:上野裕之
異端5:長野礼奈
世田谷ジュニア合唱団
ホワイトハンドコーラスNIPPON
新国立劇場合唱団
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【公演レポート】新国立劇場「スーパーエンジェル」開幕に大野和士「本当に新しいオペラ」と自信(コメントあり)
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