ナイロン100℃新作は“捨て身の出鱈目芝居”、「イモンドの勝負」客演に赤堀雅秋ら

ナイロン100℃「イモンドの勝負」が、11月20日から12月12日まで東京・本多劇場で上演される。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ（以下KERA）が作・演出を手がける本作は、2018年に上演された「睾丸」以来となるナイロン100℃の新作公演。同劇団は昨年冬に劇団公演を行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。

「イモンドの勝負」には、劇団員の大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、峯村リエ、松永玲子、長田奈麻、廣川三憲、喜安浩平、吉増裕士、猪俣三四郎に加え、赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえが出演。チラシには「観なくても損はない、捨て身の出鱈目芝居」というキャッチコピーが記されている。

上演に際し、KERAは「かなり久々になる劇団公演は、ナイロン100℃の本道であったはずのナンセンスコメディでいきますわ」と明かすと共に、「何の役にも立たない芝居になりましょうが、よろしくお願い」と観客に呼びかけた。

東京公演のチケット販売は10月23日にスタート。本作は東京で上演されたのち、12月18・19日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、21日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、25・26日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場で上演される。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント

昨年末に予定していた公演が中止になってしまったので、かなり久々になる劇団公演は、ナイロン100℃の本道であったはずのナンセンスコメディでいきますわ。実はこういうのが一番大変だったりするし、まるで気楽には出来ないので早くもしんどいのですが、やると決めたからにはやる。決めなきゃいいのに。

何の役にも立たない芝居になりましょうが、よろしくお願い。

作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ