「かもフェス'19」審査委員長に渡辺えり「書きたいことを書く20分に」

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2019年3月に「神奈川かもめ『短編演劇』フェスティバル2019(かもフェス'19)」が実施される。それに先駆け、審査委員長の渡辺えりと黒岩祐治神奈川県知事が、昨日10月17日に記者会見を行った。

渡辺えり

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開催に向けて黒岩知事は「神奈川では、文化・芸術の力で人を引き付けようとマグネット・カルチャー(マグカル)という取り組みを展開しています。この『かもフェス』もやり続けることで、神奈川で新しい演劇が発展していく可能性があるという流れをつくっていきたい」と意気込みを語る。続く渡辺は「長い小説も面白いですが、短編小説の面白さってありますよね。演劇もそうだと思います」と話し、「あまり考えず、書きたいことを書く20分でよいと思う。いろんな演劇があっていい。縛られないで自由に書いてください」と参加者に向けメッセージを送った。

渡辺えり

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「かもフェス'19」は、神奈川かもめ短編演劇祭を前身とする、20分の短編演劇作品を対象としたフェスティバル。公募から選ばれた5団体や、12月に開催される戯曲コンペティションの大賞受賞作など、全10団体から大賞受賞団体を決定する。なお戯曲コンペティションの大賞受賞作は、中屋敷法仁の演出で柿喰う客により上演される。

審査委員には渡辺のほか、副委員長の川村毅、審査員の赤澤ムック、舞台美術家・伊藤雅子、扇田拓也、演劇ジャーナリスト・田窪桜子が名を連ね、戯曲コンペティションの副委員長は川村、審査委員は赤澤、瀬戸山美咲、扇田、田窪が担当。さらに神奈川県内高等学校を大賞にした22世紀飛翔枠の特別選考委員をラサール石井、選考委員を丸尾聡、楫屋一之が務める。

また本フェスティバルの参加団体は12月5日まで、戯曲コンペティションへの参加作品は11月20日まで、22世紀飛翔枠への参加は12月5日まで応募を受け付ける。詳細は公式サイトで確認を。

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「神奈川かもめ『短編演劇』フェスティバル2019(かもフェス'19)本戦」

2019年3月21日(木・祝)~24日(日)
神奈川県 KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ

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渡辺えり(おふぃす300) @office300stage

「かもフェス'19」(神奈川かもめ『短編演劇』フェスティバル2019)の記者会見が行われました。
下記ナタリーさんの記事です。

「書きたいことを書く20分に」 - ステージナタリー https://t.co/wTsWAEskLx

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