「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★」が、昨日3月15日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。これに先駆け、初日会見と公開ゲネプロが同日に行われた。
本作は、マリネラ王国の国王・パタリロの活躍を描いた
月に行きたいという夢を持ち、マリネラ王国の宇宙局で働くロビーに、他人の病気や怪我を治す能力が発現。時を同じくして、世界の各地でダイヤモンドが盗難される事件が相次いでいた。パタリロ、バンコラン、マライヒは事件の裏側にある犯罪組織・タランテラ、そしてバンコランの死んだはずの恋人・ビョルンの謎を追ううちに、恐ろしい陰謀を知ることとなる。
「ビバ!花とゆめ」「ダンシングナマハゲボーイ」「恋のスナイパー」など数々の楽曲が披露された前作同様、バンコランの新たな登場曲をはじめとする多くの新曲が舞台を彩る。また原作マンガの出版元である白泉社を引き合いに出したネタや、タマネギ部隊によるお色気シーンも見どころとなっている。
会見にはパタリロ役の加藤、バンコラン役の青木、マライヒ役の佐奈、脚本の池田、演出の小林、そして原作者の魔夜が出席。加藤は「今作には『パタリロ!』の中でも人気のあるエピソードが盛り込まれています。テンションを上げていろんな人たちを巻き込んでいくお芝居を顕作さんに伝授していただいたので、キャストやお客さんを巻き込んでいければ」と意欲を見せ、青木は「2作目ということで少しのプレッシャーはあったんですが、稽古場でいつものメンツとさらに増えたキャスト、そしてスタッフさんと今日までがんばって面白いものを作れたと思っています。あとはお客さんにどう受け入れてもらえるか。本番、がんばります」と意気込みを語る。
「この舞台のために美を磨き続けてきました」と宣言した佐奈は「今回、ストーリーがワーッと動くんですけど、そんなの全然どうでもいいっていうか、関係ない!という気持ちで、僕はただただバンコランのためだけに生きようと思います」とバンコランへの愛をアピール。またマライヒを演じたことで愛について深く考えるようになったと言い、記者から「愛とは?」と問われた佐奈は「愛とは薔薇です」と断言した。
魔夜は「前回の舞台はとにかくむちゃくちゃ面白かったですし、今回は前回を上回ることは間違いないと思っています。原作はそこそこですけど、これだけの俳優とこれだけのスタッフがいて、面白くならないわけがない」と舞台版を絶賛。さらに3人のキャストについてコメントを求められると、「生きてる人間でパタリロができるのは諒くんしかいない。寅さんをやれたのが渥美清だけだったように、パタリロを演じられるのは彼だけ」「バンコランはカッコいいよね、男の私でもフラッといきそう」「マライヒはキレイでねー。そのうち何かしようね」とそれぞれを讃えた。
また会見中には、「パタリロ!」実写映画化の発表も。監督を務める小林は「映画は、舞台『パタリロ!』をそのまま映画にしたような企画。キャストの3人に加えて、あんな方やこんな方、豪華な方が登場する。楽しみにしていてください」と期待を煽り、映画版でも脚本を手がける池田は「監督が何しろこの方なので、前代未聞の作品ができあがっていると思います。こんな現場見たことない。ホームランか三振かわからない」と冗談交じりに語った。
東京公演は3月25日まで行われ、その後、3月30から4月1日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。千秋楽翌日の4月2日には、全国各地の映画館でディレイビューイングが行われるほか、7月27日には本公演のDVDがリリースされる。
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「舞台『パタリロ!』★スターダスト計画★」
2018年3月15日(木)~25日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
2018年3月30日(金)~4月1日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
原作:「パタリロ!」
脚本:池田テツヒロ
演出:
キャスト
パタリロ:
マライヒ:
ビョルン&アンドレセン:
タマネギ部隊:
魔夜メンズ:
ロビー少尉:
バンコラン:
声の出演:
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タ…タマネギのあられもない写真が載ってた…。
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