隻眼隻手の剣豪・丹下左膳は、多くの俳優たちによって演じられてきた、アクション時代劇の代表的なヒーロー。BS時代劇の「大岡越前」シリーズとのコラボが実現した今回は、丹下左膳役を演じる森山のほか、ヒロインである櫛巻きお藤役の
相馬家の平侍にして隻眼の剣豪・丹下左馬之介(森山)は、古刀集めに執念を燃やす相場家当主・大膳亮(毎熊)から密命を受ける。それは、江戸の小野塚道場に伝わる大小一対の妖刀・乾雲丸と坤竜丸を奪えというものだった。忠義一徹の左馬之介は道場破りに挑むが、激闘の末に乾雲丸を手に入れた代償として、右腕を失う。世をはばかるお尋ね者のお藤と与吉(加藤)に助けられ奇跡的に一命をとりとめた左馬之介は、片目片腕の剣士・丹下左膳としてよみがえり……。
放送に向け森山は「東映太秦での撮影も初めてでしたが、アットホームな雰囲気と確かな経験値に裏付けられた現場はとても居心地の良いものでした。リハーサルを行わず撮影当日に立ち回りを付けるという太秦の伝統(殺陣師、清家一斗氏談)は、とてもスリリングではありましたが(笑)。荒唐無稽なアクション活劇、楽しんでいただけたら幸いです」と語っている。
なお本番組は、NHK BSでも12月29日19:30からオンエアされる。森山のコメント全文と、黒木、高橋からのメッセージは以下の通り。
森山未來コメント
隻眼隻腕のヒーロー、丹下左膳をやらせていただけたことを大変光栄に思っております。
東映太秦での撮影も初めてでしたが、アットホームな雰囲気と
確かな経験値に裏付けられた現場はとても居心地の良いものでした。
リハーサルを行わず撮影当日に立ち回りを付けるという太秦の伝統(殺陣師、清家一斗氏談)は、とてもスリリングではありましたが(笑)。
荒唐無稽なアクション活劇、楽しんでいただけたら幸いです。
黒木華コメント
時代劇で、このような闊達な気風の良い役を演じることができて、とても楽しかったです。
光る君へにつづき、黛さんの演出でより自由に暴れさせていただきました。
これまでやってきた役とは違う、新たな一面と、相棒である与吉との面白み、そして左膳との色のある関係も楽しんでいただければと思います。
高橋克典コメント
元々は大岡政談の一つのエピソードだった「丹下左膳」。
今回はその世界観を受け継いだ、大岡越前のスピンオフ作品として登場します。
あの左膳のキャラクターが、新たな魅力をもって蘇ります。
時代劇ならではの人情味あふれる展開に加え、
テンポよく進むストーリーは痛快そのもの。
見応えある、魅力的な時代劇エンターテインメントになっていると思います。
森山未來くんの左膳は、さすがダンサーならではの身体表現で、動きにキレと説得力があります。
右手を失いながらも、侍の決まりごと通り左腰に帯刀し、抜刀・納刀という至難の動きを自在にこなす姿は圧巻です。
独自の身体表現と殺陣の融合が非常に新鮮で、観ていてワクワクします。
私は同心チームとともに、大岡越前として出演しています。
皆さんお馴染みの痛快時代劇として、ぜひお楽しみください!
特集時代劇「丹下左膳~大岡越前外伝~」
放送日時
NHK BSP4K 2025年11月29日(土)19:30~20:59
NHK BS 2025年12月29日(月)19:30~20:59
スタッフ
原作:林不忘「丹下左膳 乾雲坤竜の巻」
脚本:尾西兼一
演出:黛りんたろう
音楽:佐野宏晃
ステージナタリー @stage_natalie
森山未來が隻眼隻手の剣豪・丹下左膳演じるドラマ お藤役の黒木華、大岡忠相役の高橋克典も出演(コメントあり)
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