2014年に初演された本作は、
mizhenは脚本・演出の
藤原佳奈コメント
他人からみたらちっぽけなことでも、ああ、死にてえ。なんて思ってしまうことは誰にでもあると思います。
それが度を過ぎると、きっと、ほんとにそう思ってしまう。「Sの唄」を書いたのは、自分の、周りの、生きづらさについて考えていたときでした。
志を全うしたり、死んだ方がマシじゃ! と、自ら死を選ぶ話というのは、語られると美しい。
しかし、死を、美しくなんて語ってやるもんか。当時、強くそう思いました。
誰かへの、自分への、励ましだったのかもしれない。無様でも、最後に、死を選ばない話を書きたかった。
そうやって「Sの唄」を書いたのは、もう3年も前のこと。このたび「北海道戯曲賞」で優秀賞をいただいたのを機に再演をすることにいたしました。どうぞご期待ください。
mizhen「Sの唄」
2017年8月31日(木)・9月1日(金)
東京都 渋谷Home
作・演出:
音楽:佐藤達郎
出演:
アフタートーク
9月1日(金)14:00開演回
ゲスト:
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小川たまか🐱『告発と呼ばれるものの周辺で』 @ogawatam
そういえば今日、mizhen『Sの唄』を見てきました。佐藤蕗子さんの歌、最高だった→https://t.co/kMCpxKTSkn
蕗子さんが10月に出演される舞台『哀しい夢すら、忘れてしまう』も観たいと思ってます。