ミュージカル「王家の紋章」が、本日8月5日に東京・帝国劇場にて開幕。初日を終えたメンフィス役の
浦井は「今は感無量です。(原作者の)細川先生と芙~みん先生もご覧になられたんですけど、おふたりが白いハンカチで涙を拭っているのを見た瞬間に、もらってしまいました。大感動です」とコメント。「40年間、細川先生たちが人生をかけて描いてきた少女マンガの初の舞台化なので、期待に応えたいという思いでみんなで突っ走ってきました。お客様、スタッフさんとオーケストラ、そしてキャストと全員が一丸となって、こんな幸せな舞台になりました」と感慨深げに語る。
カーテンコールで発表された来春の再演については、浦井、宮澤、新妻が3人揃って「おめでたーい!」と喜びを口にする。浦井は「このメンバーは、稽古場で『これでもか!』っていうくらい支えあったので、誰1人として欠けることはできないし、この絆は絶対に変わらないと思います」と再演へも自信を覗かせた。
ダブルキャストのため明日初日を迎えることになる宮澤は「帝国劇場に立てることも、『王家の紋章』という作品でキャロルをやらせていただけることも夢みたいです。夢の時間は1カ月で終わってしまうので、本番中もいっぱい成長できたらいいな」と意気込み、「明日はいろんな思いがこみ上げてきて泣いちゃうかもな」と微笑んだ。
原作の大ファンである新妻は、「今日は『王家の紋章』のファンである“王族”の皆さまが全世界から集ってらっしゃると思うので、この後オフ会を開きたいくらいです」と熱く語る。見どころについて尋ねられると「何分くらいいただけるんでしょうか?」と興奮気味に答え、「私が神エピソードだと認定している、水をろ過するシーンや、腕を折られるシーンも盛り込まれているので、“王族”の皆さまがどのように受け止めてくださったのか、私の“腕ポキ”はちゃんと合格点だったのか、いろいろ聞きたいです」と回答。さらに「日に日にメンフィス様のオレ様度も増していますので」と作品をアピールした。
「王家の紋章からいただいた幸せを、舞台上で恩返ししたいという思いで誠心誠意努めるのみです」と語る新妻に、浦井から「新妻さんの原作への思い入れはすごいんですよ。メンフィスがキャロルの髪を『黄金の糸の髪』って触れるシーンがあるんですが、最初僕がなでていたら『違うの!物のように扱って!』ってダメ出しをいただきました」と稽古場のエピソードを披露する。
新妻は「メンフィスにとって、最初はキャロルはただの物なんです。それが徐々に特別な、ワンアンドオンリーになってくんじゃん?何者にもとらわれなかったメンフィスが」と持論を語ると、「演出家ですね」と浦井からツッコミが。新妻は否定するも、「でも“壁ドン”が最初は片手だったんで、『ちょっと両手でやってもらっていいですか?』ってリクエストしました」と告白した。「でも両手でやったら耳が真っ赤だったね」と浦井が暴露すると、新妻は「自分でリクエストしたはいいんですけど、生まれて初めて壁ドンされたんで恥ずかしくて(笑)」と顔を赤らめた。
最後に記者から浦井に、StarSとしてともに活動している井上芳雄と山崎育三郎の結婚と出産について質問が飛ぶと浦井は、「心から幸せになってもらいたいという気持ちでいっぱいです」とコメントした。ミュージカル「王家の紋章」は8月27日まで同劇場にて上演される。
※記事初出時、人名に誤りがありました。訂正しお詫びいたします。
ミュージカル「王家の紋章」
2016年8月5日(金)~27日(土)
東京都 帝国劇場
原作:
脚本・作詞・演出:荻田浩一
作曲・編曲:
キャスト
メンフィス:
キャロル:
イズミル:
ライアン:伊礼彼方
ルカ:
ウナス:
ミタムン:
ナフテラ:出雲綾
アイシス:
イムホテップ:
ミュージカル「王家の紋章」再演
2017年4月
東京都 帝国劇場
2017年5月
大阪
原作:細川智栄子あんど芙~みん
脚本・作詞・演出:荻田浩一
作曲・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
キャスト
メンフィス:浦井健治
キャロル:宮澤佐江、新妻聖子
イズミル:宮野真守、平方元基
ライアン:伊礼彼方
アイシス:濱田めぐみ
イムホテップ:山口祐一郎
ミタムン:愛加あゆ
ナフテラ:出雲綾
ルカ:矢田悠祐
ウナス:木暮真一郎
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