筧利夫が国語学者・花見万太郎役演じる、こまつ座「国語事件殺人辞典」東京で開幕
2026年3月7日 19:00
2 ステージナタリー編集部
こまつ座 第157回公演「国語事件殺人辞典」が本日3月7日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕した。
「国語事件殺人辞典」は、井上ひさしの盟友であった小沢昭一のひとり劇団・しゃぼん玉座の旗揚げ公演として1982年に木村光一の演出で上演されたもの。こまつ座では今回、初めての上演となる。国語学者・花見万太郎は、弟子の元編集者・山田青年と、外来語を極力廃して正しく美しい日本語のみを載せた国語辞典を作ろうと考えている。しかしその道のりは険しくて……。
開幕に際し演出の大河内直子は「44年という年月を経て2026年版『国語事件殺人辞典』が誕生いたしました。ことばのドン・キホーテ花見と山田の巡礼の旅をカンパニー総力をあげてお届けします。『ことばとたましいとを人間に返せ』という井上さんのことばを、命の力を劇場から持ち帰っていただけますように。劇場でお待ちしています」とコメント。
花見万太郎役の筧利夫は「今日、ゲネプロを終えました。長い稽古の時間を重ねてきましたが、舞台というものは最後まで完成するものではなく、常に途中にあるものだと改めて感じています。今日この作品がどこへ向かおうとしているのか、その輪郭がようやく見えてきた気がしました。まだ細かな課題はありますが、俳優、スタッフ、それぞれが積み重ねてきたものが確実に一つの形になりつつあります。ここから先は、お客様と出会うことで、さらに変化し、深まっていくはずです。その瞬間を、私自身もとても楽しみにしています」、こまつ座代表の井上麻矢は「井上ひさしがこまつ座を作るきっかけにもなった本作を、是非観にいらしてください。言葉へのこだわり、言葉への愛、ありし日の井上ひさしにきっと会えると思います。誠実に、真摯に、向き合うことを忘れていないかと、問いかけているよう。自分が考えて、本当にYESだと思えばYESを、NOだと思えばNOを、伝えられなくなった世界に生きる全ての人に捧げます」と思いを語った。
出演者にはそのほか、諏訪珠理、佐藤正宏、青山達三、池岡亮介、景山仁美、浦野真介、北原日菜乃、飯田邦博、西川瑞、西村聡、加藤忍、清水緑が名を連ねている。東京公演は3月29日まで。本公演はその後、4月4・5日に大阪・新歌舞伎座、4月11・12日に群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターでも上演される。
こまつ座 第157回公演「国語事件殺人辞典」
開催日程・会場
2026年3月7日(土)〜29日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
2026年4月4日(土)・5日(日)
大阪府 新歌舞伎座
2026年4月11日(土)・12日(日)
群馬県 高崎芸術劇場 スタジオシアター
スタッフ
作:井上ひさし
演出:大河内直子
出演
筧利夫 / 諏訪珠理 / 佐藤正宏 / 青山達三 / 池岡亮介 / 景山仁美 / 浦野真介 / 北原日菜乃 / 飯田邦博 / 西川瑞 / 西村聡 / 加藤忍 / 清水緑
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Toshio Kakei @Kakei_English
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