ミュージカル「キンキーブーツ」が、本日7月21日に東京・新国立劇場にて開幕。本番前には囲み取材と公開ゲネプロが行われ、ダブル主演を務める
小池は隣に立つ三浦を「この春馬の変わりっぷり。とにかくみなさん相当驚かれるのでは」とアピールし、「どんどん女の人に思えてきて、変な錯覚に陥るくらいです」と笑う。一方の三浦は今回の役作りの影響のひとつとして「洋服を買いに行って試着したときに、鏡を見つめるポージングが、(斜に構えて)こうなってしまって……」と告白。小池が「ふつうに写真撮る時も女性っぽいポーズするもんね」と明かし、記者たちの笑いを誘った。
ローラ役のメイクにかかる時間は40分で、ところどころは自分で化粧をできるようになったという三浦。「せっかく覚えましたが、今後(閉幕後)はメイクしませんよね?」と記者から尋ねられると、「……でもメイクは楽しいですね(笑)」と思わせぶりな笑みを浮かべ、小池から「どういうこと?これからも日常でやるってこと?」とツッコミが入る場面も。会見の間、しばしお互いを見つめ合う2人の仲のよさに、記者から「終わっても離れたくない関係性になりましたか?」と質問が飛ぶと、小池は笑いながら「春馬の眼力が強いので、ぱっと観られたときとか、わっ!てなりますね。そんな目で見んじゃねえよ、って(笑)」と答えた。
三浦はフォトセッションにも登場した演出・振付のジェリー・ミッチェルについて、「『キンキーブーツ』はブロードウェイ版があるので、その通りにやらなくてはという意識がどこかにあるのですが、彼は気持ちから入れるよう、心の機微を細かく伝えてくださったのでありがたかったです」と感謝を述べ、2013年にブロードウェイで初めて観て以来演じたかったという、ローラ役を務める意気込みを改めて語った。
さらに10月に開幕する「キンキーブーツ」来日版について、「本当に素晴らしいので、そちらもぜひ観てほしい。もちろん僕たちの方も観てほしいし、負ける気なんか持ち合わせてないですけど」と語り、小池も「日本版は日本ならではの言葉で、細かいニュアンスが伝わればいいなと思います」と同意した。
その後行われた公開ゲネプロは、ミッチェルの「出演者と一緒に、拍手をして、泣いたり笑ったりエンジョイして!」という挨拶からスタート。経営不振に陥った老舗靴工場の跡取り息子・チャーリー(小池徹平)が、ドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)に出会い、差別や偏見を捨てて、ドラァグクイーン専門の“キンキー・ブーツ”を作って工場を再生させるまでが、17曲のナンバーに乗せて描かれた。小池、三浦の熱唱と、
イギリス映画をミュージカル化した「Kinky Boots」は、全曲の作詞・作曲を、
ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」
2016年7月21日(木)~8月6日(土)
東京都 新国立劇場 中劇場
2016年8月13日(土)~22日(月)
大阪府 オリックス劇場
2016年8月28日(日)~9月4日(日)
東京都 東急シアターオーブ
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗
訳詞:
出演:
ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」来日版
2016年10月5日(水)~30日(日)
東京都 東急シアターオーブ
2016年11月2日(水)~6日(日)
大阪府 オリックス劇場
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- ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」公式サイト
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