演出家・
オペラとして知られる「椿姫」だが、原作はアレクサンドル・デュマ・フィスの長編小説。高級娼婦と恋人の悲恋をめぐる物語で、これまでもさまざまなクリエイターが映画化、舞台化している。小野寺はどう本作にアプローチするのか。前売チケットは2月21日に発売される。
上演にあたり、小野寺からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。
小野寺修二コメント
『椿姫』の世界を覗いてみると、時代も国籍も超えて、見えない境界線はいつもそばにあって、他の集団に属する人を排除すること、人を見下すこと、憧れること、理屈じゃなく引き寄せられること、誇りをもって生きること、強がること、直感で決めること、裏切られること、持ち直すこと、見誤ること。人と人が横にあって、起こりうる様々な摩擦を。その発火に注視して。その発火の瞬間の羅列が人生だとして。そこを見つめる作品を。
カンパニーデラシネラ 白い劇場シリーズ第二回公演「椿姫」
2016年3月24日(木)~31日(木)
東京都 シアターX
原作:アレクサンドル・デュマ・フィス
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