眠りにまつわる境界線に迫る「100年の眠り」まもなく開幕

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日本ろう者劇団×デフ・パペットシアター・ひとみ×カンパニーデラシネラ 共同創作プロジェクト「100年の眠り」が11月8・9日に東京の座・高円寺1で上演される。開幕に先がけ、舞台写真が到着した。

日本ろう者劇団×デフ・パペットシアター・ひとみ×カンパニーデラシネラ 共同創作プロジェクト「100年の眠り」より。(撮影:鈴木穣蔵)

日本ろう者劇団×デフ・パペットシアター・ひとみ×カンパニーデラシネラ 共同創作プロジェクト「100年の眠り」より。(撮影:鈴木穣蔵)

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日本ろう者劇団×デフ・パペットシアター・ひとみ×カンパニーデラシネラ 共同創作プロジェクト「100年の眠り」より。(撮影:鈴木穣蔵)

日本ろう者劇団×デフ・パペットシアター・ひとみ×カンパニーデラシネラ 共同創作プロジェクト「100年の眠り」より。(撮影:鈴木穣蔵) [拡大]

本作は、カンパニーデラシネラ小野寺修二が演出を担い、ダンス・マイム・手話・言葉を交えて作品世界を立ち上げる無言劇。上演に向けて小野寺は「この作品は言葉だけでなく、音楽を使用しません。グリム童話『眠り姫』から想を得た60分の無言劇。眠りにまつわる境界線について。まだ足りない、もっともっとと足していき、しかしそれは予定調和のその先ということがあります。初めてのはずがその先の想像がつく、驚かない。過剰さはもう良いかな、どこか飽きたという思いがあります。この60分の無音の世界は、目をこらす、相手をキャッチする、場を見る、先を想像する。新しいことはないのに新しい世界。今作は、日本ろう者劇団(黒柳徹子さんトット基金付帯劇団。手話狂言等レパートリー多数)×デフ・パペットシアター・ひとみ(日本で唯一のろう者と聴者が協力し活動しているプロの人形劇団)×カンパニーデラシネラ共同創作プロジェクトで、2018年度から7年にわたってワークショップを重ねてきた取り組みです。時間を共有したからこその共通言語、この座組みこその積み上げは、間違いなく今、ここだけのもの」とコメントした。

出演者には數見陽子、中江央、榎本トオル、崎山莉奈雫境、那須映里、守屋水結が名を連ねている。なお本作は「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」の1プログラムとなっている。

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日本ろう者劇団×デフ・パペットシアター・ひとみ×カンパニーデラシネラ 共同創作プロジェクト「100年の眠り」

開催日程・会場

2025年11月8日(土)・9日(日)
東京都 座・高円寺1

スタッフ

演出:小野寺修二

出演

數見陽子 / 中江央 / 榎本トオル / 崎山莉奈 / 雫境 / 那須映里 / 守屋水結 / 小野寺修二

※子ども(小学1年〜高校3年)料金あり。

公演・舞台情報

※初出時よりタイトルを変更しました。

読者の反応

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小野寺修二 @derashinera

手話のまち 東京国際ろう芸術祭 4日間のフェスティバル
1週間で同じ劇場を3団体使用(ザ・フェスティバル仕様!)で、我々『100年の眠り』は初演かつ、舞台稽古+照明合わせ1日弱という痺れるスケジュール!
人生史上1位2位争うカオスな日でしたが、素敵な写真を。 (8日15時 受付終了しました) https://t.co/gx3FF78OFi

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