左から森田美勇人、真田佑馬。

7ORDER真田佑馬&森田美勇人が日本に笑顔を届けるための記録 ~PIZZA WAVE'S NOTE~ ステージナタリー編 Vol.3 [バックナンバー]

ビジネスマン&覆面レスラーから学んだ企画書作成・プレゼンの極意

プレゼンは“聞いてもらう”のではなく“見てもらうもの”

2

1542

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 251 1286
  • 5 シェア

7ORDER真田佑馬森田美勇人が音楽、アート、映像、ダンスなどエンタテインメントを通して、さまざまな街や人々とつながり、日本に笑顔の輪を広げていく“地域活性化”ドキュメンタリープロジェクト「PIZZA WAVE PROJECT」。このプロジェクトではInterFM897のレギュラー番組「真田・森田のPIZZA WAVE」、映像プラットフォーム・シアターコンプレックスでの映像コンテンツ「PIZZA WAVE’S VIDEO」、そしてステージナタリーおよび音楽ナタリーでのテキストコンテンツ「PIZZA WAVE'S NOTE」という3つのメディアを介して、2人が町おこしのためにエンタテインメントに関する事柄を学び、さらなる知識と経験を得て、新たな活気を生み出すために尽力する様子を届ける。

今回の「PIZZA WAVE'S NOTE」では、ストラテジスト、ニューマーケットデザイナー、バイスプレジデントの牧貴洋から企画書作成&プレゼンの極意を学んだ6月17日放送回、“パワポプレゼン”を得意とする覆面レスラー、スーパー・ササダンゴ・マシンを迎えた6月24日放送回を振り返る。

構成 / ステージナタリー編集部

「真田・森田のPIZZA WAVE」#12(6月17日放送)を終えて
森田美勇人の手記

左から森田美勇人、牧貴洋、真田佑馬。

左から森田美勇人、牧貴洋、真田佑馬。

SIGNINGの戦略プランナーであり、ストラテジスト、ニューマーケットデザイナー、バイスプレジデントの肩書きを持つ牧貴洋さんにお話を伺いました。
移り変わりの激しい今の世の中。
必要なモノや事柄を逃さずキャッチし、戦略を考え、そこに新しいマーケットを生み出すことができるかを考えていく。

そんなさまざまな肩書きを持つ牧さんから、ビジネスの基本であり、とても大切なことの一つである企画書の作り方を教わりました。

コツは至ってシンプル。
いかに相手にわかりやすく、しっかりと情報を伝えられるか。
全体的にブレのないフォントの組み合わせ、強調する文字の大きさ、行間の幅、文字数。

それらすべてを、自分のエゴではなく、受け取る側の気持ちを考えて作成できるか。
また、作り上げた企画書を第三者に見てもらい、客観的な意見を取り入れることがとても重要。そして、何度もシュミレーションを重ね、突き詰めて準備をする。牧さんのお話は、どの仕事にも通じることだなと感じました。

アーティストという仕事は、今の時代の流れをキャッチし、受け取る人に新しい刺激を与える職業です。僕らもそれを提示していけるよう、改めて仕事に向き合っていこうと思いました。

森田美勇人がパワーポイントで作成した「真田・森田のPIZZA WAVE」の資料。

森田美勇人がパワーポイントで作成した「真田・森田のPIZZA WAVE」の資料。

「真田・森田のPIZZA WAVE」#13(6月24日放送)を終えて
真田佑馬の手記

左から森田美勇人、スーパー・ササダンゴ・マシン、真田佑馬。

左から森田美勇人、スーパー・ササダンゴ・マシン、真田佑馬。

最高の企画書が制作できたあとは、最高のプレゼンを覚えようということで、新潟県在住の謎の覆面レスラー、スーパー・ササダンゴ・マシンさんを「PIZZA WAVE」にお招きしました。
いかなる争いごとも話し合いで解決したいタイプの現役プロレスラー、スーパー・ササダンゴ・マシンさんの得意技はパワーポイントを使ったプレゼンテーション。

話を聞くと、企画書作りとプレゼンテーションに共通している点がありました。
誰でもいいので本番前に第三者に見てもらうこと。
そして、何事も下準備と相手への思いやりが大事だということ。

何枚のパワポであっても毎回、A4用紙1枚に構成を書き出しているらしく、
基本は20枚のスライドにまとめることが多いそうです。

プレゼンは“聞いてもらう”のではなく“見てもらうもの”。そう語るスーパー・ササダンゴ・マシンさんは、論理的に考えつつもエンタメを忘れない素敵な人でした。

真田佑馬がパワーポイントで作成した「真田・森田のPIZZA WAVE」の資料。

真田佑馬がパワーポイントで作成した「真田・森田のPIZZA WAVE」の資料。

今月のMVS(モースト・バリアブル・ステージ)by 真田佑馬

転落していく人生。上り詰めたはずの世界で、立ち止まらないと、いつの日か落ちていくだけの人生になってしまう。現状維持では満足できず、欲を出した人間の末路から目が離せない作品。ドラマ「全裸監督 シーズン2」はアダルトビデオ業界を舞台にしており、性的な内容を題材としているため、賛否が分かれる作品であるが、欲に溺れ、快楽を恥じない人間の本性を暴いてくれる作品だと感じた。筆者がこの作品について書くことに対しても賛否両論があると思うが、この作品はシーズン1、シーズン2を通して、人間の欲と向き合った作品であり、性を語ることは恥ずべきことではないと思わせる作品だと感じた。

また評価すべき点は、俳優陣の演技力の高さ、臨場感あるカット割、当時の様子を忠実に再現したセット。アーティスト活動、役者活動をする者として、ひたむきに作品と向き合い、本質を追い求めるうえで大切なものを失わないようにしたいと感銘を受けた。

番組情報

InterFM897「真田・森田のPIZZA WAVE」

放送日時 : 毎週木曜23:00~24:00
メールアドレス:pizza@interfm.jp

プロフィール

7ORDER(セブンオーダー)

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が2019年5月に始動させたプロジェクト。「Happyをみんなで作りあげていく」をモットーに、音楽、演劇、アート、ファッションなど、さまざまなジャンルの活動を通して、ファンとかけがえのない瞬間を共有していく。2019年8・9月にプロジェクトの第1弾となる舞台「7ORDER」を上演。その後スピンオフ作品として、12月から2021年1月にかけて森田主演の舞台「RADICAL PARTY -7ORDER-」、2・3月に真田主演の舞台「27 -7ORDER-」を上演した。3月に1stシングル「Sabaoflower」、5月に2ndシングル「GIRL」を主宰レーベル7ORDER RECORDSより発表。2021年1月に1stアルバム「ONE」を日本コロムビアからリリースし、東京・日本武道館と大阪・オリックス劇場で全8公演の1stツアー
「7ORDER LIVE TOUR 2021 “WE ARE ONE”」を行った。7月にシングル「雨が始まりの合図 / SUMMER様様」をリリースし、ライブツアー「7ORDER 武者修行TOUR ~NICE “TWO” MEET YOU~」を開催する。

※Sabaoflowerの2つ目のaはティルデ付きが正式表記。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

バックナンバー

この記事の画像(全6件)

読者の反応

  • 2

ぱせりずし(*Ü*) @chiharum392241

ビジネスマン&覆面レスラーから学んだ企画書作成・プレゼンの極意 | 7ORDER真田佑馬&森田美勇人が日本に笑顔を届けるための記録 ~PIZZA WAVE'S NOTE~ ステージナタリー編 Vol.3 https://t.co/NHHUn3tIme

コメントを読む(2件)

関連する特集・インタビュー

関連記事

7ORDERのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 7ORDER / 真田佑馬 / 森田美勇人 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします