7ORDERが“物語”に!6人そろって最後の舞台「7ORDER ~BOY meets GIRL~」開幕

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7ORDERによる「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」が本日5月23日に東京・日本青年館ホールで開幕した。ステージナタリーでは、同日行われたゲネプロの様子をレポート。なお記事ではストーリーや演出に言及しているため、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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本作は、メンバーの阿部顕嵐が5月末で卒業することをきっかけに企画された、7ORDERにとって約6年ぶりの舞台公演。現メンバーの安井謙太郎真田佑馬諸星翔希萩谷慧悟、阿部、長妻怜央の6人がそろうラストステージとなる本作では、彼ら自身が原案を考案し、それをもとに川名幸宏が脚本・演出を手がけた。劇中では、6人が自分として出演する芝居を軸に、ダンス、歌、バンド演奏を織り交ぜ、7ORDERの等身大の姿が届けられる。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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今年3月、阿部以外の5人でステージに立った東京・日本武道館公演からの帰り道。見学に来た阿部を含め、6人は久しぶりに一緒に地下鉄で帰ることに。電車の座席に横並びに座り、子供の頃の将来の夢について話していると、突然電車が暴走する。気が付くと彼らはメジャーリーグの球場にいた。選手として代打に指名された阿部はバッターボックスに立ち……。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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本作では、乗客を”別の未来”に連れて行く電車に乗ってしまった6人が、「もしあのときこうだったら?」という想像の世界を体験していくストーリーが展開。実際にあった複数のエピソードをもとに、各出来事の架空バージョンが創作された。2021年に日本武道館でのライブができなかった世界線では、諸星と阿部がお金に困り、真田がバイトリーダーを務める炭鉱の仕事に行ったところ、そこを牛耳っていた闇の組織(安井、萩谷)の手の内にはまってしまう姿がコメディ仕立てで描かれる。なお同シーンでは、長妻が某アニメの子供探偵の姿で登場し、会場を盛り上げた。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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電車は、いくつかの“別の未来”へ6人を連れて行ったあと、阿部がグループを離れることをメンバーに伝えた焼き鳥屋へ。この場面では、メンバーがなぜか互いに心の声が聞こえてしまうという設定が加わり、各自が事前に自分の声で録音したセリフと、身体能力を生かしたマイムで、観客に心の声を伝えた。阿部だけ心の声が聞こえないシーンでは、みんなを店に集めたにもかかわらず、なかなか要件を切り出さない阿部を見て、どうやって話を引き出すかを心の声で相談し合う5人と、そんな5人の様子を不審がる阿部のやり取りが、にぎやかに面白おかしく繰り広げられた。その息の合い方には、出会いからの10年間で培われてきた経験と絆がにじんでいる。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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終盤では、阿部とほかメンバーの1対1のプライベートでの出来事の再現を通じて、新たな道を選んだ阿部に対する各メンバーの思いや、阿部のありのままの気持ちが明かされる。メンバーの口から「俺たちは“今”をやり続けてきた」「これからも“今”をやり続ける」と力強い言葉が紡がれたあとは、7ORDERの歴史にとって重要な“雨”をモチーフにしたダンスで始まる、彼らの思いが詰まったパフォーマンスが展開。本作のために書き下ろされた楽曲「True Spark」がどのような形で披露されるのか、観劇予定の人は楽しみにしておこう。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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開幕に際し、安井は「遂に幕が上がりました。BOY meets GIRL。僕たちの歩んできた“物語”を、劇場で共に感じてください」、真田は「出会いと別れ、それぞれの想いを感じながら、演じていきたいと思っています。湿っぽいのは嫌いです。楽しんでいきましょ!」、諸星は「僕らのリアルなストーリーにコメディ要素も足しているので、楽しい時間になること間違いなし。みんなで走りきろう!」とそれぞれ呼びかける。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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萩谷は「ラストステージが舞台で良かった! 今の僕たちが感じていること、皆様に伝えたいことが無事に届きます様に」、阿部は「今の僕達を感じることができるかつ奇想天外な話なので、一緒に心動かして観てもらえると嬉しいです。6人にしかできない作品、是非お楽しみあれ」、長妻は「自分たちの思い描くものを、川名さんの力を借りて詰め込みました。起承転結、全て目の離せない瞬間となっています。ぜひお楽しみに!!」とメッセージを送った。

「【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~」より。

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上演時間は約2時間。公演は5月31日まで。なお千秋楽公演の様子はABEMAで生配信される。

安井謙太郎コメント

遂に幕が上がりました。BOY meets GIRL。
僕たちの歩んできた“物語”を、劇場で共に感じてください。
虚像と現実、その狭間へようこそ。

真田佑馬コメント

遂に幕があがりました。
出会いと別れ、それぞれの想いを感じながら、演じていきたいと思っています。
湿っぽいのは嫌いです。楽しんでいきましょ!

諸星翔希コメント

6年ぶりの舞台が始まります!!
僕らのリアルなストーリーにコメディ要素も足しているので、
楽しい時間になること間違いなし。
みんなで走りきろう!

萩谷慧悟コメント

僕らが歩んだ6年の軌跡と共に、6人でのラストステージが開幕します。
稽古期間中に新しく見えてきたものや、向き合えたものが沢山ありました。
ラストステージが舞台で良かった!
今の僕たちが感じていること、皆様に伝えたいことが無事に届きます様に。

阿部顕嵐コメント

6年ぶりの7ORDERでの舞台。
僕達の人生が物語になるのは
本当に嬉しいですし感謝です。
今の僕達を感じることができるかつ奇想天外な話なので、一緒に心動かして観てもらえると嬉しいです。
6人にしかできない作品、是非お楽しみあれ。

長妻怜央コメント

BOY meets GIRLが始まります!
自分たちの思い描くものを、川名さんの力を借りて詰め込みました。
起承転結、全て目の離せない瞬間となっています。
ぜひお楽しみに!!

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【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~

2025年5月23日(金)〜31日(土)
東京都 日本青年館ホール

スタッフ

脚本・演出:川名幸宏
原案・企画・プロデュース:7ORDER

出演

安井謙太郎 / 真田佑馬 / 諸星翔希 / 萩谷慧悟 / 阿部顕嵐 / 長妻怜央(以上7ORDER) / KANTA. / TAIKI / 鶴岡政希 / RYOSUKE.(25日を除く) / 山口将太朗(25日のみ出演)
声の出演:石川葵

公演・舞台情報
©【舞台】7ORDER ~BOY meets GIRL~

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Shotaro Yamaguchi 山口将太朗 @kurohune_Seu

初日あけました!! https://t.co/JeASlAXCz9

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