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ももクロや超新星とコラボも!「氣志團万博」2日目も大成功

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氣志團主催の野外イベント「氣志團万博2013 ~房総爆音梁山泊~」2日目公演が、昨日9月15日に千葉・袖ヶ浦海浜公園で行われた。

昨年に引き続き、さまざまなジャンルのトップアーティストが2日間にわたってライブを繰り広げる「氣志團万博」。快晴に恵まれた前日から一転し、この日は大型の台風18号の影響で朝から雨に見舞われた。強烈な豪雨が会場を打ち付ける中ステージに登場したのは、“ウェルカムアクト”の私立恵比寿中学。スケバン風セーラー服に般若のお面を付けた彼女たちは、「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」からライブをスタートさせた。この日はいつもよりゴージャスな仕様のほうきギターを持ってパフォーマンス。豪雨だけでなくマイクの不調といったトラブルもあったが、彼女たちは雨でメイクが崩れることも気にせずに最高のライブを繰り広げた。

エビ中のライブが終わると会場に晴れ間が差し込み、初日公演同様に“オープニングセレモニーアクト”の森山直太朗が登場。この日はアカペラで「さくら(独唱)」を歌唱し、観客から喝采を浴びた。そしてイベントは本編最初のアクト、東京スカパラダイスオーケストラのライブに突入。国内外のロックフェスで戦い続ける彼ららしい圧倒的なステージングと、フェスならではの人気曲の連発で会場は早くもクライマックスのような盛り上がりを見せる。続くマキシマム ザ ホルモンは「恋のメガラバ」からパワフルなステージを展開。途中、マキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)のギターにトラブルが発生するも、ダイスケはん(キャーキャーうるさい方)とナヲ(ドラムと女声と姉)の絶妙な掛け合いで間をつなぐ。トラブルが解決してからは新作「予襲復讐」からの楽曲を交えた怒濤の展開で、会場中がヘドバンの海と化した。

今年の氣志團万博唯一の“海外枠”となる超新星は、スタイリッシュな楽曲とクールなダンスで観客を魅了。ライブ終盤では氣志團の学ランと同じタイプのものを着用し、綾小路翔(Dragon Voice)、早乙女光(Dance & Scream)とともに「One Night Carnival」をパフォーマンスして客席を沸かせた。次に登場したシャ乱Qは豪華なヒットメドレーを展開する。前半は「My Babe 君が眠るまで」「空を見なよ」「シングルベッド」といった楽曲で観客のハートをわしづかみにし、後半は「ラーメン大好き小池さんの唄」「いいわけ」「ズルい女」とアッパーな曲を立て続けに披露。バンドの健在ぶりを見せつけた。そして2年連続出場となるVAMPSは、「LOVE ADDICT」「AHEAD」「DEVIL SIDE」など豪快なロックチューンで観客を煽る。MCではHYDE(Vo, G)が「VAMPSは今、東京で連続ライブをやっていて意外と忙しいんだけど……そこまでして出たかったんですよ!」と、氣志團万博再出演を決めた理由を明かして来場者を喜ばせた。

同じく2年連続出演のももいろクローバーZは、いきなり国歌斉唱でライブを開始。その後「BIRTH O BIRTH」(Oは/付きが正式表記)、「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」「ピンキージョーンズ」を連発し、百田夏菜子はMCで「ももクロ万博にお越しの皆さん!」と言って会場の笑いを誘う。また「今日は重大発表があります。新曲を初披露したいと思います」と百田がサプライズ発表すると、客席からは大きな喜びの声が挙がった。そして「どうしてもこの季節に歌いたいなと思って」と言って彼女たちが披露したのは、氣志團「Secret Love Story」のカバー。彼女たちはこの曲をキュートな振り付けで歌い踊り、そのまま「行くぜっ!怪盗少女」を花道を使ってパフォーマンス。最後は高城れにがフェイクのビール瓶を頭で割り、大盛況のステージを終えた。

イベント終盤では、氣志團万博初出演かつフェス初出演となる黒夢が登場し「FAKE STAR」「13 new ache」「C.Y.HEAD」とパンキッシュなナンバーを矢継ぎ早に演奏。MCでは清春(Vo)が「全バンドのファンの皆さん。(自分たちは)決して怖くないです」「出してもらってうれしかったです。がんばります」と優しく挨拶するが、その後も黒夢はヘヴィで攻撃的な楽曲を連発する。最後は「MARIA」「少年」「Like @ Angel」といったヒットシングルで、初のフェス出演を締めくくった。

そして2日間の大トリを務めるのはイベント主催者の氣志團。まずは初日公演と同じ和太鼓のパフォーマンスからライブをスタートさせた。綾小路は「今日は氣志團万博に来てくれてありがとう。俺たちの町、本当に何もないところだろ?」と語りかけつつ、「何にもないってこと、そりゃあなんでもありってことだろ?」とhide with Spread Beaver「ROCKET DIVE」の歌詞を引用して観客を煽る。そして「恋人」「愛 羅 武 勇」を経て、ゲストとしてももクロの5人をステージに呼び入れた。学ラン&リーゼント姿の彼女たちとともに、氣志團はももクロ「ココ☆ナツ」と自身の「One Night Carnival」でコラボ。綾小路の「この夏最後の思い出作りをしようぜ」という言葉にふさわしいスペシャルなパフォーマンスに、観客は大きな声援と拍手を送った。アンコールでは白い衣装に着替えた氣志團が「落陽」「MY WAY」をエモーショナルに演奏。最後には花火が盛大に打ち上げられ、2日間にわたる一大イベントは幕を閉じた。

なおナタリーではイベント終了後、ももいろクローバーZの5人に氣志團万博出演の感想を聞いた。

ももいろクローバーZ コメント

百田夏菜子

このイベントは氣志團さんにしかできないイベント。こんな素敵なイベントに私たちも入れてもらえてることがすごくうれしかったです。最高のエンターテイナーの方たちになると天気まで演出に協力してくれる。本当にすごいなって思いました。

佐々木彩夏

昼と夜でステージが全然違うって感じました。私たちは(自分たちの出番の)昼から夜に変わる瞬間もステージ上で感じたし、夜の氣志團さんとのコラボレーションにも出ることができて、全部味わうことができました!

玉井詩織

コラボするのは本当に楽しいです。「終わらないでほしい!」とライブ中に思いました。今年もこうやってリーゼントができて、リーゼントすることによって自分も氣志團なんじゃないかと思えてくるのがすごく素敵なことだと思います。

有安杏果

去年と同じステージの作りなのに「行くぜっ!怪盗少女」みたいな同じ曲をやっても「去年とは違うんだな、1年経つと違うものが生まれるんだな」って感じました。氣志團さんはやっぱりすごいエンターテイナーだって思いました!

高城れに

去年もそうだったんですけど、お昼はすごく晴れていても最後の最後で雨が降るんです。今日も台風が来るって言われていたのにそのパターンで。だから本当に奇跡のイベントだなって思いました。さすが木更津の王者!

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