「氣志團万博」初日、hideセッションで“ありえない奇跡”実現

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氣志團主催の野外イベント「氣志團万博2013 ~房総爆音梁山泊~」初日公演が、昨日9月14日に千葉・袖ヶ浦海浜公園で行われた。

hideスペシャルセッション(撮影:小川舞、青木カズロー)

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氣志團(撮影:小川舞、青木カズロー)

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MAN WITH A MISSION(撮影:小川舞、青木カズロー)

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BUCK-TICK(撮影:小川舞、青木カズロー)

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乃木坂46(撮影:小川舞、青木カズロー)

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HY(撮影:小川舞、青木カズロー)

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THE BAWDIES(撮影:小川舞、青木カズロー)

THE BAWDIES(撮影:小川舞、青木カズロー)

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昨年に引き続き、さまざまなジャンルのトップアーティストが2日間にわたってライブを繰り広げる「氣志團万博」。初日の“ウェルカムアクト”SCANDALはスケバン風セーラー服に学生カバン、竹刀という出で立ちでステージに登場し、「DOLL」や「サティスファクション」、最新シングル「OVER DRIVE」などを演奏しトップバッターの役目を見事に果たした。続いてステージに現れたのは“オープニングセレモニーアクト”の森山直太朗。ケツメイシ「さくら」が流れる中、森山は軽妙なトークで観客の笑いを誘い、「このイベントのために作られたんじゃないかと思える曲」と説明してから代表曲「さくら(独唱)」をギター弾き語りで熱唱した。

本編最初のアクトは、イベントの主催者である氣志團。壮大な和太鼓演奏をフィーチャーしたパフォーマンスで普段とは違った魅力を見せつつも、綾小路翔(Dragon Voice)はMCで「俺たちの町へようこそ! 本当に何もないところだろ?」と言って観客の笑いを誘う。その後は「俺達には土曜日しかない」「SUPER BOY FRIEND」といったシングル曲を連発し、最後は名曲「One Night Carnival」を観客とともに歌い、会場の心をひとつにした。2組目のTHE BAWDIESはライブ冒頭からクライマックスのような選曲で観客を圧倒。2曲目「KEEP ON ROCKIN'」では早くも客席とコール&レスポンスを行い、ステージと客席の距離感を縮めていった。そして新曲「THE SEVEN SEAS」やヒット曲「ROCK ME BABY」「HOT DOG」を矢継ぎ早に披露し、袖ヶ浦海浜公園をダンスホールに一変させた。

仙台貨物のライブではイガグリ千葉(Vo)が自身の顔をモチーフにした大きな被りものを身に付けステージに登場。「(会場に)笑顔を届けます」と宣言すると、キャッチーな楽曲を次々と繰り出していき、客席は笑顔に包まれた。続くHYは清涼感のあるサウンドと歌声で観客を癒していく。途中、琉球國祭り太鼓をゲストに向かえ、沖縄出身のHYならではのパフォーマンスが展開された。HYのライブが終わると、再び森山直太朗がステージに現れ、この時期にぴったりな名曲「夏の終わり」を歌唱。客席からは森山に対し大きな拍手が送られた。

イベントもいよいよ後半戦に突入。今回がロックフェス初出演となる乃木坂46は応援団風の衣装でステージに登場し、「制服のマネキン」「世界で一番 孤独なLover」とクールな楽曲を立て続けに披露した。MCでは千葉県出身の高山一実が会場に祖父母が来場していることをファンに告げ、客席をほっこりさせる一幕もあった。彼女たちはその後もアッパーなサマーソング「ガールズルール」やエモーショナルな「君の名は希望」を連発し、初のフェス公演を成功のうちに終えた。乃木坂46の爽やかな世界感から一転し、続いてステージに現れたのはBUCK-TICK。彼らは近年の楽曲を軸に、会場を独特のダークな世界観で染め上げていく。また櫻井敦司(Vo)はイベントに声をかけてくれた氣志團への感謝の気持ちを述べつつ、氣志團のために初期の代表曲「悪の華」を歌って観客を喜ばせた。そしてMAN WITH A MISSIONは氣志團万博初出演を喜びつつ、そのうれしさを演奏に乗せて観客を楽しませていく。激しくもエモーショナルなオリジナル曲の合間には、Nirvana「Smells Like Teen Spirit」のカバーも披露。曲を追うごとに会場の盛り上がりはさらに加速し、ラストナンバー「Get Off of My Way」で客席の熱気はピークに達した。

初日公演のトリを務めたのは、フェス初出演となるhide。綾小路翔が“ありえない奇跡”と表現した今回のライブでは、まず過去のライブ映像やPVを駆使したフィルムライブ形式のステージが展開される。映像で特効が使用された箇所では、同じく実際のステージでも火花が飛び散り、まるでステージ上にhideがいるかのようなライブが続いていった。終盤になると、ステージ後方から氣志團のメンバーが登場。事前に発表されていたスーパーバンドの面々が氣志團とともにhideの名曲たちを演奏していった。最初にTetsu(Dr / D'ERLANGER)、HISASHI(G / GLAY)、Ken.Morioka(Key / ex. SOFT BALLET)と一緒に「ever free」を演奏。綾小路翔は「hideさんもここに来てます」と言ってステージ上に置かれたhideモデルのギターを指差し、hideも一緒にライブをしていることをアピールした。その後はJ(B / LUNA SEA)が加わり「ピンクスパイダー」、さらに今井寿(G / BUCK-TICK)も参加して「DOUBT」「ROCKET DIVE」をセッションして、大盛り上がりのうちに初日公演は終了した。

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読者の反応

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織人 @mocog4knbk

「氣志團万博」初日、hideセッションで“ありえない奇跡”実現 - 音楽ナタリー https://t.co/qfhcLtWWGa  まってまって万博のhideバンドで一目ぼれしたからじゃないか。えー!!!

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