ダイエット大成功！flumpool阪井ビジュアル面で返り咲き

flumpoolが本日6月30日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて、イベント「flumpool阪井一生はギタリストに復帰できるのか!? Judgment Day」を開催。阪井一生（G）のビジュアル面での復帰の可否を判定した。

「ロックバンドらしからぬ体型になってしまった」ことを理由に、今年の春からダイエットに励んでいた阪井。その間は、ファンの間でもルックスが似ていると評判のNON STYLEの井上裕介がヘルプメンバーとして参加し、メディアに登場していた。

この日のイベントには、荘口彰久が司会者として、NON STYLEの石田明が解説者として登壇。阪井が一時期82kgになっていたことなど、ダイエットに失敗し続けてきた過去が明かされる。ステージには後輩バンドのWEAVERもあがり、阪井の近況を報告。杉本雄治（Vo, Piano）はラジオの収録で差し入れを我慢していたエピソードを、河邉徹（Dr）はプライベートで遊んでいるときにジャスミンティを飲んでいた事実を明かす。杉本は「（目標体重は）どうなんですかねえ……。でも先輩はやってくれると思います」と力強く述べた。

続いてflumpoolのメンバーがステージに。井上は「最初の頃はいろいろ言われましたが、最近は違和感がなくなってきましたからね。で、今度は一生くんが邪魔になってきましたね」と不敵な笑みを浮かべる。その言葉にフロアからは「えー!!」という悲痛な叫びがあがった。メンバーを交えたトークはさらに続き、山村が「僕がポリープになったときに、『お前の声が出なくなっても俺はずっとflumpoolだから』って言ってくれた奴だから。そんな他人にも優しく、自分にも優しい一生くんですからね（笑）。でも今回はやってくれると思います！」と期待を寄せる一方で、井上は「一生くんが痩せてなければ俺はずっとflumpoolにいられるので。太って帰ってきてほしいなあ（笑）。この前、『オールナイトニッポン』の収録で会ったらちょっとぽっちゃりしてたから……」と意味深に述べた。

そして本日の主役である阪井は神輿に担がれ、「一生ダイエット！」のコールを浴び、ド派手なガウンを羽織って堂々と入場。中には「DIET IS OVER」とプリントされたTシャツを着用し、ダイエットの成功を匂わせる。阪井は「お待たせいたしました。今日は復活しますよ、私。短パンで来たから！」と宣言し、舞台に現れたレトロな体重計を見つめた。

そしていよいよ判定の瞬間。緊迫した空気が漂う中、スクリーンには「62.5kg」を示すメモリが大きく映し出され、目標値である64kg台を見事にクリアしていることが明かされる。するとリボンキャノンがフロアに向けて発射され、会場は祝福の歓声と拍手に包まれた。メンバーやWEAVERからの祝福の言葉を受け、井上からギターを返還された阪井は、公約通り“サブリーダー”への就任を宣言。続けてサポートメンバーを務めていた井上に、自分と同じギターをプレゼントするサプライズを行った。

ご褒美とも言えるフリーライブでは、新曲「大切なものは君以外に見当たらなくて」「微熱リフレイン」を含むパフォーマンスを披露した4人。阪井の復活によってバンドアンサンブルはパワフルさを増し、オーディエンスを熱狂させていく。

「おかえりー！」の声が起きる中、阪井は「改めまして。どうもflumpoolです！ 無事復活しました！ ひさしぶりのステージですよ。ありがとうございます」と大声で挨拶。「ダイエットつらかったよ。よおがんばったわ、俺。2週間、3週間前まではいかにラクして痩せるかってことを考えて小顔マッサージ通ったり、漢方飲んだりしたけど……。残り3週間で、これじゃアカンわってことでジム通い始めたんです。今日でまた痩せるわ（笑）」と裏話を明かして笑わせた。集まった1500人のオーディエンスは阪井復帰一発目のライブおよびトークを存分に堪能し、笑顔で会場をあとにした。

なお無事阪井が復帰したflumpoolは、7月3日にニューシングル「大切なものは君以外に見当たらなくて / 微熱リフレイン」を発表。10月1、2日には東京・日本武道館にてデビュー5周年を記念したスペシャルライブを開催する。

■flumpool「大切なものは君以外に見当たらなくて」Music Video完全版

■flumpool「微熱リフレイン」スタジオセッションLIVEショー トVer.