人気声優が多数所属する「81プロデュース」とエイベックスが、
「Wake Up, Girls!」は大人気作「らき☆すた」を手がけた山本寛(監督)、神前暁(音楽 / MONACA)、待田堂子(脚本・構成)が再集結した最新アニメ。東北を舞台にアイドルを目指す7人の少女たちを描いた青春群像劇となる予定だ。
本日9月10日に東京都内で行われた記者会見にはこの3人に加え、「らき☆すた」で声を務めた
さらに今回のオーディションについては「『Wake Up, Girls!』のメインキャストは7人ですかね……人数は変わるかも。キャスティングに関しては有名な声優を起用しようかとも悩んだんですが、僕の持論としてアイドルは物語なんですよ。最初はうまくいかなくてもブレイクしていくそんな物語を与えてくれるからこそ、アイドルは物語なんです。そんなアイドルの物語がアニメの物語性とドッキングできるのではないかと思いました。そこで考えたのが、声優の方も、全く無名の方を採用しゼロから物語をスタートさせてもらうということです。声優もアニメと刺激しあっていきたいと考えました。もちろん賭けの部分もあります」と構想を明かした。
また、音楽を担当する神前は「アイドルソングはうまければいいというものじゃない。人を惹きつけることが大事。上手いという方より、人をひきつける魅力を持った原石の方と出会いたい。自分の好みで言えば、歌い方のニュアンスでキュンとくる人が僕は好きです。そのほかにも、歌に自信がないよという方も挑戦してください」とコメント。脚本担当の待田は「震災後も自分もエンタテインメントに携わっているものとして何かできないかと考えていました。そのときに監督からお話を伺い、その考えに共感しました」と今作への参加に至った動機を説明し、「決まっていくキャストによって、キャラクターの個性なども付け加えていければ。どんな方が来るのか分かりませんが、アニメはパートパートでそれぞれに必ず役割があります。一生懸命でやる気があり、熱意がある方と一緒に働きたいです」とオーディションへの思いを語った。
スペシャルサポーターの加藤は、オーディション参加者へ向けて「声優に興味がある方やアイドルに憧れる方もいると思いますが、声優の仕事にはアフレコ、歌唱、記者会見などありまして、なんでもできることが声優の魅力です。できるかなと不安になるより、まずは気軽に参加していただければ」とアドバイス。また福原は「今後は先輩として新しい子が入りやすい空気つくりをしたいですし、その子たちを見て、自分も勉強したいし、新人の子も私たちを見て勉強できるようにがんばります」と自身の意気込みも話した。
オーディション参加のエントリー期間は、本日9月10日より10月31日まで。審査方法などの詳細は特設サイトにて確認を。
「Wake Up, Girls!」オーディション 記者会見登壇者コメント
山本寛(監督)
みなさんが同じようなこと言うので僕は違うことを言いますが、これだけのメンバーをゼロの状態で選ぶのはリスキーだと思います。逆にその分、思いや夢を持った人と作品を作っていきたい。夢に向かって一緒に邁進していきたいと思います。
神前暁(音楽)
アイドルに興味がある! アニソンを歌ってみたい! そういう気持ちが少しでもあれば、まず挑戦してもらいたい。僕もその中から原石を見つけたい。
待田堂子(脚本・構成)
どんな方が来るのかわくわくするので、いろんな個性が見たいのでまずはぜひ参加してほしいと思います。
加藤英美里(スペシャルサポーター)
今回のオーディションに参加するに当たり、うまい下手は関係なくまずは挑戦してほしい。「かと*ふく」として応援しながら、声優という立場からサポートしていくのでよろしくお願いいたします。
福原香織(スペシャルサポーター)
どんな子が受けに来てくれるのか楽しみだし、わたしの母方の親戚の多くが東北出身者が多いということで、今回の作品の舞台が東北であることとリンクして、自分が東北に何かできたらいいなと思います。
Wake Up, Girls!のTV・ラジオ出演情報
Wake Up, Girls!のリリース情報
リンク
- エイベックス・オーディション - オーディション情報(Wake Up, Girls! AUDITION)
- 山本寛 (yamacane_0901) on Twitter
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