13年目「RIJF」147組出演&17万4000人動員の大盛況

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8月3日から5日の3日間にわたり、茨城・国営ひたち海浜公園にて株式会社ロッキング・オンが企画制作する野外ロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が開催された。

3日間快晴に恵まれた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」の様子。

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初日のGRASS STAGEのトリを務めたKREVA。

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2日目のGRASS STAGEのトリを務めたthe HIATUS。

2日目のGRASS STAGEのトリを務めたthe HIATUS。

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「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」の大トリを務めたACIDMAN。

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2012」の大トリを務めたACIDMAN。

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2000年の初開催から13回目を迎え、夏に欠かせないフェスのひとつとして愛されている「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」。出演者はDJ BOOTHを含め147組が登場し、3日間の動員は過去最多の17万4000人を数えた。さらに今年は7月上旬に千葉・幕張メッセで行われた音楽イベント「NO NUKES 2012」で使用した最新のPAおよび音響機材を導入。より臨場感あるサウンドで、会場に足を運んだオーディエンスを楽しませた。

■1日目:8月3日

初日となった8月3日、最大規模のステージGRASS STAGEのトップバッターを務めたのはNICO Touches the Walls。「この夏一番楽しみにしていたと言っても過言ではありません!」と光村龍哉(Vo, G)が叫び、朝イチにふさわしいフレッシュな演奏でフィールドを埋め尽くす観客を熱狂させた。また同時刻のLAKE STAGEでは、TOTALFATが湖畔に爆音を轟かせ同ステージの先陣を切った。

亡きIKUZONE(B)に代わりKenKen(B)をサポートに迎えての編成でステージに立ったDragon Ashは、メロウな新曲「Walk with Dreams」からフェスの定番曲「Fantasista」まで幅広いセットリストを用意。さらに「ROCK BAND」ではKO-JI ZERO THREE(GNz-WORD)とSATOSHI(山嵐)、「Deep Impact」ではラッパ我リヤをステージに呼び込み、盟友たちとの生コラボを披露した。

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の常連組も多く名を連ねた初日だったが、初出演のユニークな面々も各ステージを席巻。昼時のSOUND OF FORESTではきゃりーぱみゅぱみゅがカラフルな衣装とキュートな歌声で観客を魅了し、一方のWING TENTではMERRYが耽美かつ壮絶なアクトで昼間とは思えない空気を作り出す。また期間限定で復活中のプリンセス プリンセスは「世界でいちばん熱い夏」「ダイアモンド」といったヒットチューンで、彼女たちをリアルタイムで知らないキッズを含め会場の一体感と感動を誘っていた。

また日も暮れかけたGRASS STAGEに現れたYUKIは、ゴージャスな衣装で新旧の名曲をパフォーマンス。ソロ10周年にふさわしい貫禄と気迫たっぷりの歌声にフィールドはうっとりと酔いしれる。初日のトリを務めたKREVAは、初出演から9年目でトリに抜擢された喜びを吐露。SONOMIとの美しいハーモニーを響かせる「ひとりじゃないのよ」、三浦大知とのセッションによる「蜃気楼 feat. 三浦大知」、LITTLEMCUを迎えKICK THE CAN CREWとして披露した「イツナロウバ」など豪華なコラボレーションで初日を締めくくった。

■2日目:8月4日

2日目のGRASS STAGEは、同ステージ初登場のTHE BAWDIESからスタート。いつもどおりスーツを着込んだ4人は太陽の光を浴びながら、ご機嫌なロックンロールナンバーをプレイ。最後は恒例の「ワッショイ!」を観客とともに叫んで、続く先輩アーティストたちへとバトンを渡した。またLAKE STAGEのトップバッターORANGE RANGEは「Hello Sunshine Hello Future」「イケナイ太陽」など熱さを倍増させるナンバーを届けた。

ジャンルだけでなく出演アーティストの世代も多岐にわたるこのフェスだが、この日は赤い公園阿部真央The SALOVERSOKAMOTO'Sといった若手から、エレファントカシマシフラワーカンパニーズ電大筋肉少女帯の大予言(RIJF限定特別改名)などのベテラン勢まで幅広く出演。中でも出色だったのは、コントの様相も見せていた筋肉少女帯の大予言だ。“アラフィフ”を猛烈にアピールする大槻ケンヂ(Vo)が熱演のあまり倒れスタッフに運ばれる演出を始め、場の空気を落ち着かせた異色のアコースティックセッション、マニアックな大作ナンバー「サーチライト」をラストに披露するというやりたい放題のステージを展開していた。

またPerfumeのライブは、マジックタイムとも呼ばれる夕暮れに差し掛かる時間帯のGRASS STAGEで行われた。この日が今年初の夏フェスということで3人の気合も十分。「夏を味わわせてあげるよ!」というあ~ちゃんの宣言どおり、久しぶりの披露となる「SEVENTH HEAVEN」や、「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」といった名曲を組み込んだボリュームたっぷりのセットリストと、ライブ恒例の「P.T.A.コーナー」を持ち込んだチャーミングなMCで単独公演さながらの盛り上がりと熱狂を生み出し、ファンをおおいに楽しませた。

2日目の各ステージのトリを飾ったのはthe HIATUSフジファブリックモーモールルギャバンMO'SOME TONEBENDERスネオヘアーという面々。2年ぶりの出演となったthe HIATUSは圧倒的なサウンドスケープで夜空を彩り、フジファブリックは観客の度肝を抜くドープなナンバーと疾走感ある楽曲のコントラストで魅せていた。

■3日目:8月5日

快晴に恵まれ、開催期間中最も高い気温の真夏日となった3日目。LAKE STAGEの1組目を飾ったthe telephonesは、炎天下の湖畔をたちまちディスコ化。オーディエンスに負けじと暴れ、踊るメンバー4人の姿がお祭り騒ぎに拍車をかけた。またGRASS STAGEのトップバッターONE OK ROCKも、エモーショナルなロックチューンをフィールドにいっぱいに響かせる。ライブ映えするナンバーを連発する傍ら、新曲「The Biginning」を披露するサプライズで観客を大いに喜ばせた。

またこの日のSeaside Stageには、フレッシュな面々が続々登場。昨年デビューしたばかりの家入レオはパワフルな歌声と等身大のMCでオーディエンスを沸かせ、Hello Sleepwalkersは「地元の沖縄より暑い!」と叫びながらトリッキーなアンサンブルでバンドのポテンシャルの高さを見せつける。そして緑に囲まれマイナスイオンたっぷりのSOUND OF FORESTでは、ねごと、ヒダカトオルとフェッドミュージック、MAN WITH A MISSION、[Champagne]といったクセ者アーティストが勢揃い。中でも同ステージに立ったYOUR SONG IS GOODはカリビアンな音色で場内の夏気分を倍増させていた。

また昼間のGRASS STAGEには、初出演となるFUNKY MONKEY BABYSのライブを体感しようと大勢の観客が集結。そんなオーディエンスの期待に応えてか、DJケミカルがレスラーファッションで登場するなど飛び道具的なパフォーマンスで視線を奪ったかと思えば、しっとりめのナンバーで観客のハートを掴んでいく。「意外と人がいるじゃないか!」とメンバーは驚きつつ、ファンモン史上最も激しいナンバーからバラードまでを交えた全身全霊のステージでポップミュージックの魅力を伝えた。

盛大なタオル回しが一体感を作り出したケツメイシのライブのあとは、3日間にわたったフェスもいよいよ終盤戦へ。大トリのACIDMANの前にはスピッツが涼しい風に乗せて初恋の嵐「初恋に捧ぐ」のカバーや「空も飛べるはず」などのナンバーを届け、観客を心地良く酔わせる。またLAKE STAGEのトリを務めたPOLYSICSは新曲「Lucky Star」を含む大盤振る舞いのセットリストでフェスのクライマックスを飾った。

そして日もすっかり暮れた19時過ぎのGRASS STAGEには今年のラストアクトACIDMANが登場。2003年の初出演以降、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の常連として出演してきた3人は、大トリという大役を噛み締めるように気合の入ったパフォーマンスを約1時間にわたって繰り広げた。ライブの終盤ではオオキノブオ(Vo, G)の優しいボーカルが響く新曲「アルケミスト」も披露し、夜のひたちなかを包み込む。アンコールでは壮大な世界が広がる「ALMA」を届け、感動的な余韻を残して13回目の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」を締めくくった。

なおWOWOWでは9月11日(火)~13日(木)の計3日間、12時間にわたってフェスの模様をオンエア。さらに10月以降は、アーティスト特集と銘打ったプログラムも放送する。

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