Omoinotakeにとってceroはイチローでメッシ、リスペクトあふれた初ツーマンでコラボも披露

3

38

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 3 12
  • 23 シェア

Omoinotakeceroのツーマンライブが1月22日に東京・LIQUIDROOMで開催された。

握手をする藤井怜央(Vo, Key / Omoinotake)と髙城晶平(Vo, G, Flute / cero)。(撮影:山川哲矢)

握手をする藤井怜央(Vo, Key / Omoinotake)と髙城晶平(Vo, G, Flute / cero)。(撮影:山川哲矢)

高画質で見る

【関連記事】Omoinotake藤井怜央がceroからの影響語る「音楽履歴書」コラム

本公演はライブナタリーが展開する、アーティストがリスペクトする相手を招いてライブを行う「RESPECT!」シリーズの第4弾。Omoinotakeはかねてよりceroから多大な影響を受けたことを公言しており、これが念願の初ツーマンとなった。なお、本公演は2組にとって2026年初ライブでもあった。

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」集合写真(撮影:山川哲矢)

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」集合写真(撮影:山川哲矢) [高画質で見る]

cero

「精一杯リスペクトを込めて演奏しますので、楽しんでいってください!」という髙城晶平(Vo, G, Flute)の朗らかな挨拶に続き、ceroはスペーシーなサウンドで世界観を構築し「Nemesis」でライブを開始。躍動するリズムに多彩な音色が幾重にも重なるアンサンブルと、巧みなコーラスワークで「レテの子」「Elephant Ghost」「Orphans」といったナンバーを奏で、観客の体を終始心地よく揺らした。髙城はアコースティックギターやフルート、打楽器も演奏しつつ、「Elephant Ghost」「魚の骨 鳥の羽根」ではマイクを手にパッションあふれるステージを展開。彼の熱量に比例して、フロアのテンションも右肩上がりとなった。

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」ceroのステージの様子。(撮影:山川哲矢)

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」ceroのステージの様子。(撮影:山川哲矢) [高画質で見る]

髙城はOmoinotakeが3月に東京・日本武道館公演を控えていることに触れ、そんなタイミングでツーマンが実現したことへ「リスペクトです!」と公演名にちなんで感謝を表明。さらにceroのことをよく知らないながらも来場してくれたOmoinotakeファンと、自分たちのファンにも敬意を示した。その後、2025年リリースの「健忘者たち」でceroのライブは最終ブロックへ。「Poly Life Multi Soul」ではディレイのかかったボーカルやループするサウンドがサイケデリックなムードを醸し出した。そしてceroは最後に「街の報せ」で観客とひとつになり、Omoinotakeへバトンを渡した

髙城晶平(Vo, G, Flute / cero)(撮影:山川哲矢)

髙城晶平(Vo, G, Flute / cero)(撮影:山川哲矢) [高画質で見る]

Omoinotake

Omoinotakeは疾走感のあるリズムと駆け上がるメロディが印象的な「フェイクショー」を1曲目にチョイス。エモーショナルな「蕾」を披露したのち、念願のツーマン実現に喜びをあふれさせ、自分たちにとってのceroの偉大さを「イチローと野球をするようなもの」「メッシとフットサルみたいな感じ」と表現する。藤井怜央(Vo, Key)は「『RESPECT!』というタイトルに、こんなにふさわしい対バン相手はいません。本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えた。その後、「ceroの影響が特に入っているであろう曲たち」として、髙城のフェイバリットソングだという「Ammonite」から5曲連続で畳みかける。心地いいビートを多用しながらもヒリヒリとした哀愁を湛え、藤井が持ち前のハイトーンボイスを響かせる楽曲群に観客はじっくりと聴き入った。

藤井怜央(Vo, Key / Omoinotake)(撮影:山川哲矢)

藤井怜央(Vo, Key / Omoinotake)(撮影:山川哲矢) [高画質で見る]

ceroのライブをLIQUIDROOMや日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)に観に行ったことなど、思い出話に花を咲かせたOmoinotake。「最後まで楽しんでいってください!」と呼びかけた藤井は「Gravity」を歌い始め、ライブにラストスパートをかけた。前日にリリースされたばかりの新曲「Wonderland」の初パフォーマンスでファンを喜ばせたOmoinotakeは、最後に代表曲「幾億光年」で合唱を巻き起こしステージをあとにした。

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」Omoinotakeのステージの様子。(撮影:山川哲矢)

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」Omoinotakeのステージの様子。(撮影:山川哲矢) [高画質で見る]

アンコールではOmoinotakeに呼び込まれ、ceroより髙城が登場。「夢みたいです」と恐縮する藤井に対し、髙城は「あんなにすごいライブをしておいて何を言いますか! 腕が何本あるの?ってびっくりしちゃった。Omoinotake最高!」と彼らの熱演を称えた。そしてOmoinotakeと髙城は、ceroのナンバー「Contemporary Tokyo Cruise」でコラボを展開。感無量の面持ちの藤井と、包み込むような笑顔の髙城、対照的な表情の2人はリードボーカルを託し合ったり、ハモリを重ねたり、ユニゾンしたりと、この日だけの特別なハーモニーを生み出してファンを楽しませた。そして最後の1音まで丁寧に演奏した彼らは、互いを称え合いながら初のツーマンライブに幕を下ろした。

コラボの最後にハグをする藤井怜央(Vo, Key / Omoinotake)と髙城晶平(Vo, G, Flute / cero)(中央)。(撮影:山川哲矢)

コラボの最後にハグをする藤井怜央(Vo, Key / Omoinotake)と髙城晶平(Vo, G, Flute / cero)(中央)。(撮影:山川哲矢) [高画質で見る]

セットリスト

「ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4 “Omoinotake × cero”」2026年1月22日 LIQUIDROOM

cero

01. Nemesis
02. レテの子
03. Elephant Ghost
04. Orphans
05. Fdf
06. 魚の骨 鳥の羽根
07. 健忘者たち
08. Tableaux
09. Poly Life Multi Soul
10. 街の報せ

Omoinotake

01. フェイクショー
02. 蕾
03. Ammonite
04. フラジャイル
05. ラストノート
06. Ruler
07. ひとりごと
08. Gravity
09. Wonderland
10. 幾億光年
<アンコール>
11. Contemporary Tokyo Cruise(オリジナル:cero)

この記事の画像(全37件)

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する

読者の反応

  • 3

ライブナタリー @live_natalie_mu

【ライブレポ公開✨】

ライブナタリー Presents RESPECT! Vol.4
“Omoinotake × cero”

ライブレポが音楽ナタリーにて公開!
当日の熱狂を写真と併せてご覧ください。
https://t.co/fvYS0wZ74j

撮影:山川哲矢
#RESPECT04 https://t.co/wRkaTRtGtE https://t.co/XfJMzOkAzo

コメントを読む(3件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 Omoinotake / cero の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。