「職業、吉川晃司」刊行中止、「自分で己の人生を解説してはいないか」という疑問が湧いたため

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11月12日に文藝春秋より刊行される予定だった吉川晃司の書籍「職業、吉川晃司」の刊行中止が発表された。

吉川晃司「職業、吉川晃司」書影

吉川晃司「職業、吉川晃司」書影 [拡大]

1984年に映画「すかんぴんウォーク」の主題歌「モニカ」でデビューし、今年8月に還暦を迎えた吉川。語り下ろしの「職業、吉川晃司」には「石橋は叩いて渡らず泳げばいい」「朱に交わって黒になる」「俺は東京ではヒヤシンス」「ダイヤモンドは路地裏にある」「不条理とワルツを踊る」といった独特な語録とともに、半世紀以上にわたる彼の活動の軌跡が収録される予定だった。

吉川は刊行中止の理由について「この半年間、力を尽くして作成に臨んで参りましたが、理想的な表現法を模索していたさなか、自分で己の人生を解説してはいないかという疑問が湧きそれを払拭できず断念しました」と説明。「いつの日にか、今ならやれるという境地を開拓できたなら、自ら筆を執ろうと思うしだい。何卒ご容赦願います」と語っている。

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読者の反応

そくらてす @7danmoroboshi

吉川晃司らしい断念理由だ

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