「離婚弁護士 スパイダー」は、「着手金はゼロ」「慰謝料は人生を再スタートさせるためのパスポート」がモットーの弁護士が型破りな調査で“クソ夫”たちを成敗していくリーガルエンターテインメント。依頼人のためなら手段を選ばず相手方から容赦なく慰謝料を取り立てるやり方から、ほかの弁護士たちに「スパイダー」と呼ばれる主人公・美雲飛鳥を
本作の主題歌を担当するにあたり、スカパラは
「教えてウロボロス feat.宮崎朝子(SHISHAMO)」は、10月23日にリリースされるスカパラのニューアルバム「35」に収録される。また10月12日には同曲の先行配信がスタートすることも発表された。
谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)コメント
実は前々から宮崎朝子さんには、「いつかスカパラさんとコラボーレーションするのが夢なんです」と仰って頂いていて、それは自分にとっても一つの大きな夢でした。
「離婚弁護士 スパイダー」というドラマの主題歌のお話が持ち上がる少し前に、朝子さんと共演する機会があり、SHISHAMOの「明日も」とスカパラの「嘘をつく唇」「美しく燃える森」をそれぞれ歌って頂いた時に、年齢や生い立ちも違うような歌詞の登場人物に魅力的な色をつけていく朝子さんを目の当たりにして、この人は演じ手のように歌詞の主人公になれる人なんだと確信しました。そして、スカパラメンバー全員で話し合った末に朝子さんにオファーをしたのです。
離婚弁護士さんのドラマに寄り添うに当たって、愛憎入り交じった女性の気持ちを書くべき、と心を決めて歌詞を書いている間、朝子さんの真っ直ぐな気持ちが壁にぶつかったとき、一体どういう気持ちになるのだろう?と想像をし、歌詞を書き進めました。何故か自分の頭の中には蛇が尻尾を呑み込む神話的シンボルであるウロボロスが頭に浮かび、「産み出して、かつ呑み込む」心理学でいう太母 [グレート・マザー] のモチーフと絡めて考えていきました。混沌や矛盾を擁していても、まるでそれを無視するかのような整然とした宇宙を成すウロボロスは、もしそこから抜け出したとしても戻りたくなるような魅力的な闇でもあります。愛情に於ける当の本人さえも理解できない複雑な心境を、ウロボロスを通じて表現出来るのではないか?と考え始めるまでにはそんなに時間はかかりませんでした。
この歌の始まりと終わりを似せたのは、始まりと終わり、口と尻尾がくっついているウロボロスをイメージしました。離婚時にどんな大変な泥々とした別れがあったとしても、最初は心から好きで付き合い始めているという事実は、救いでもあり、虚しさでもあります。この曲では、それを乗り越えていく女性の強さを描きたいと思いました。
宮崎朝子(SHISHAMO)コメント
これまでもスカパラの皆さんのライブにゲストとして参加させていただいたり、逆にSHISHAMOのステージで演奏していただいたりと、一緒に音楽を楽しむ時間というものはたくさん共有してきたのですが、このような形でボーカリストとして作品に携われるというのはやっぱり私にとって本当に特別なことです。
学生の頃、まだ自分が音楽をやる前からずーっとスカパラを聴いてきて、自分がSHISHAMOとして活動するようになってからはいつかスカパラの皆さんと楽曲を世に出したいと夢見てきました。
それがスカパラ35周年という記念のタイミングで叶ったことも本当に嬉しいです。
今回のコラボに関わる全てのことが嬉しくて、1秒1秒噛み締めながら歩んでいました。
ボーカリスト冥利に尽きるとはまさにこのことです。
今はただこの楽曲がたくさんの方の元に届くのが楽しみでワクワクしておりますが、きっと何十年後も、私はこの楽曲を宝物のように大切に想い続けるだろうと思います。
高橋メアリージュン コメント
すごく贅沢で嬉しく、曲を聴く前からまるでライブに来たかのような迫力のある楽しい音楽をイメージしていました! 実際に聴いてみて、迫力がありながら軽快でワクワクする音楽がドラマをより一層盛り上げてくれている!と感動しました!
歌詞は切ないですが、宮崎さんの可愛らしい歌声で軽やかになり、つい一緒に口ずさみたくなります。
金子ノブアキ(RIZE) コメント
自分の携わるドラマの主題歌をなんとスカパラが……!
自分は10代の頃からバンドマンとしても活動を続けているのですが、スカパラの皆さんにはデビュー以来ずっと沢山の勇気を貰っています。35周年という偉大な節目の軌跡の一つにまさか俳優として彼等とセッション出来るなんて! これ以上ない喜びです。この仕事を続けてきて良かった。国宝級のサウンドに泥を塗らない様、僕も頑張ります! 素晴らしいご縁に感謝致します。
谷中敦 @a_yanaka
朝子ちゃんは本当に信じられない才能の持ち主だと改めて確信しました。彼女の歌は、魅力的な鱗をキラキラさせながら楽曲の海を泳ぐ美しい魚のようでした。一緒にレコーディングしていて、ウロボロスのような底知れぬ無限の完全体の可能性を感じました。素晴らしすぎて比喩が詩的ですみませんw https://t.co/VvTQLem2nt