THE RAMPAGE・RIKU主演舞台開幕、稽古中に共演者を労う「プロテインだよ」

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THE RAMPAGERIKUが主演する舞台「前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE~肥後の虎・加藤清正編~」が、本日9月27日に東京・シアターHで開幕。初回上演前にゲネプロが行われた。

「前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE~肥後の虎・加藤清正編~」ゲネプロの様子。

「前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE~肥後の虎・加藤清正編~」ゲネプロの様子。

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左から加古臨王、平野良、RIKU(THE RAMPAGE)、白又敦、川崎麻世。

左から加古臨王、平野良、RIKU(THE RAMPAGE)、白又敦、川崎麻世。[拡大]

「前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~」は、原哲夫・堀江信彦原作、出口真人作画による歴史マンガ「前田慶次 かぶき旅」を舞台化した作品。関ケ原の戦から1年後、隠遁の身となった前田慶次が、九州のどこかに眠ると噂される財宝の伝説の話を聞きつけて旅立った肥後の地で巨大な陰謀に飲み込まれる様子が描かれる。シアターHで10月6日まで上演されたあと、10月31日から11月4日まで大阪・サンケイホールブリーゼでも公演が行われる。

全員で完走するのが目標

RIKU(THE RAMPAGE)

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ゲネプロ前に行われた囲み取材には前田慶次役のRIKU、加藤清正役の白又敦、権一役の平野良、ホセ・ガルシア神父役の川崎麻世、演出の加古臨王が出席。いよいよ初日を迎えることについてRIKUは「本当にタフなスケジュールの中、みんなが死に物狂いで稽古を積んできていよいよ初日。いろいろ思うことはありつつ、加古さんを筆頭に作ってきたカンパニーが1つになって、『前田慶次 かぶき旅』の世界観を楽しみながら全員でお届けするだけ。全員で完走するのが目標です」と力強く述べた。

作詞手がけた「前田慶次の人柄がわかる主題歌」

RIKU扮する前田慶次。

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自身が演じる前田慶次のキャラクターについてRIKUは「自分の心に素直に、まっすぐ純粋に生きていくのが前田慶次の一番の魅力。心の衝動のままにかぶいていくのか……」と語り、「各キャラクターの正義やかぶくさまが見どころです。それがどう掛け算されて化学変化していくのか注目してください」と作品の見どころについても言及。RIKUが和田昌哉とともに作詞した主題歌「FIGHT FOR LOVE」については「この曲を聴けば前田慶次という人間の人柄がわかるようにするのがポイントでした。時代背景に似つかないようなトラックやメロディラインもあったりするんですけど、気付けばみんながノッてしまうような楽曲に仕上がったので、作品中だけではなくてずっとずっと皆さんの中に残り続ける楽曲になればいいなと願いを込めて全力で作りました。ご期待ください」とコメントした。

RIKU自体が“ザ・かぶき者”

左から白又敦扮する加藤清正、RIKU扮する前田慶次。

左から白又敦扮する加藤清正、RIKU扮する前田慶次。[拡大]

左からRIKU扮する前田慶次、平野良扮する権一。

左からRIKU扮する前田慶次、平野良扮する権一。[拡大]

白又は「主役には背中で見せてくるタイプと、僕らが立たせるタイプがあると思っているんですが、RIKUはその両方を兼ね備えている男だと思います。稽古を通して支えてやりたいと思ったし、背中でも見せてくれて、最高の座長やと思いました」とRIKUの座長っぷりを絶賛。平野も「RIKU自体が“ザ・かぶき者”というか、自分の信念に従って突き進んでくれてたんですよね。僕は付き人というか、旅のアテンド役なんですけど、それが稽古中にもリンクしていて。舞台をやって長い僕がしっかりアテンドして、RIKUが力強く今、一瞬一瞬を生きてくれているのが魅力になった」とRIKUの人柄や役に向き合う姿勢が、この舞台の魅力に直結していることを明かした。

川崎麻世、RIKUの気遣いに感激

川崎麻世扮するホセ・ガルシア神父。

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この舞台での共演をきっかけにプライベートでもRIKUと食事に行くなど親交を深めている川崎は、「RIKUはリーダーとして盛り上げてくれて素晴らしい。そしてとても体力を使う舞台なので、体をいたわるために『エナジードリンクだよ』とか『プロテインだよ』ってみんなに持ってきてくれて」とRIKUの気遣いに感激した様子。稽古中のエピソードについては「最終日のダメ出しのときにもう打ち上げの用意を始めて、飲み会のために肝臓をいたわるドリンクを配っちゃってかわいかったです。世代的にみんなのお父さんくらいなので、急にたくさんの子供たちができたような……みんなを見守る立場ですね。そういう意味でもすごく楽しい稽古期間だった」とうれしそうに話した。

左から加古臨王、平野良、RIKU(THE RAMPAGE)、白又敦、川崎麻世。

左から加古臨王、平野良、RIKU(THE RAMPAGE)、白又敦、川崎麻世。[拡大]

RIKUは「“麻世節”と呼んでいるんですが、麻世さんから不意にダジャレが出ると、僕は『やったー!』といつも言っていて。“麻世節”は間違いなくこの楽しい空気を作ってくれました」と川崎が空気を和ますギャグをときたま放つことを暴露。それを受けて川崎は「ふふふ、陳腐な“神父”なんでね」と発言し、報道陣を笑わせた。演出の加古も「もう把握されたかなと思いますが、RIKUくんの人柄がカンパニーを引っ張ってくれました。全員に聞いたら全員がそう言うと思うけど、仲がよく素晴らしいカンパニーです。年齢やポジション、キャリアなどの垣根を越えて、全員がお客様のためにというテーマのもとに意見を交換してもの作りができています。手応えはすでに十分」と、舞台の出来栄えに胸を張った。

客席も巻き込んで

RIKU扮する前田慶次。

RIKU扮する前田慶次。[拡大]

本番と同様に行われたゲネプロでは、可動式の巨大なセットの中に役者が代わる代わる登場し、目まぐるしくストーリーが展開していった。RIKUは舞うように殺陣を繰り出しながら歌声も披露。客席にも降り立ち、通路を駆け抜けていった。

なお「前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE~肥後の虎・加藤清正編~」は、10月2日公演の模様がHuluで生配信されることが決定。11月10日まで見逃し配信も行われる。視聴券などの詳細は、huluにて確認を。

前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE~肥後の虎・加藤清正編~

2024年9月27日(金)~2024年10月6日(日)東京都 シアターH
2024年10月31日(木)~2024年11月4日(月・振休)大阪府 サンケイホールブリーゼ
※川崎麻世の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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※記事初出時より、掲載写真の一部を変更しました。

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@yu_mekitty

初日開幕おめでとう👏🏻👏🏻 https://t.co/g0CQy61CR7

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