在日ファンク、ギター・仰木亮彦の脱退前ラストシングルは「バイプレイヤー」

2024年3月19日 18:00 117 2 音楽ナタリー編集部

117

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

14 75
28 シェア

在日ファンクが3月22日にニューシングル「バイプレイヤー」を配信リリースする。

在日ファンクとは？

浜野謙太（Vo）を中心に2007年に結成された7人組のファンクバンド。結成当初は「浜野謙太と在日ファンク」名義で活動していたが、2010年6月に1stアルバム「在日ファンク」をリリースしたタイミングで現在のバンド名に改名した。2011年に2ndアルバム「爆弾こわい」を、翌2012年1月にシングル「爆弾こわい -岡村靖幸REMIX-」をリリース。2014年6月に日本コロムビアからメジャーデビューを果たし、9月にはメジャー第1弾作品となる3rdフルアルバム「笑うな」をリリースした。同年8月にカクバリズムに移籍し、翌2018年11月21日にアルバム「再会」を発表。2023年11月に最新アルバム「在ライフ」を発表し、12月には橋本絵莉子をフィーチャリングゲストに迎えた映画「女優は泣かない」の主題歌「注意 feat. 橋本絵莉子」を配信リリースした。最新曲は2024年3月発表の「バイプレイヤー」。

在日ファンク「バイプレイヤー」配信ジャケット［拡大］

4月20日に東京・ダンスホール新世紀で行われるライブ「仰木亮彦脱退ライブ～ありがとうオオギナ！卒業&レスポンス～」をもって、仰木亮彦（G）がバンドを脱退することをアナウンスしていた在日ファンク。「バイプレイヤー」は、仰木がレコーディングに参加した最後のシングルとなる。

浜野謙太（Vo）は本作について、「人生やってて、その時々で脇役だったり、主役の気分になれたりする。でも主役の気分になれる瞬間が誰か一定の属性の人たちだけに偏ってるのだとしたら、それってとても寂しい世の中だと思う。主役の座を率先して譲ることも大事だよね。むしろ脇役の時の方がその人の度量や技量、深みが試されたりする。そして脇役でも尊重され脇役のパターンが多様なほうが素敵な世の中だよなぁなんてそんなことを思いながら自分に向けて作りました。聴いてください『バイプレイヤー』」とコメントしている。

この記事の画像（全2件）

浜野謙太（Vo）コメント

大好きなジェームス・ブラウンのワンマン感、独裁感に憧れているのだけど実際の自分たちのバンドは民主主義がいいと思っていたりするし、何より彼を立てつつ脇を固めるクセすごプレイヤーたちの方が好物だったりする。
人生やってて、その時々で脇役だったり、主役の気分になれたりする。でも主役の気分になれる瞬間が誰か一定の属性の人たちだけに偏ってるのだとしたら、それってとても寂しい世の中だと思う。主役の座を率先して譲ることも大事だよね。
むしろ脇役の時の方がその人の度量や技量、深みが試されたりする。そして脇役でも尊重され脇役のパターンが多様なほうが素敵な世の中だよなぁなんてそんなことを思いながら自分に向けて作りました。
聴いてください「バイプレイヤー」。