松任谷由実、リゾートライブ「SURF&SNOW」開幕　AI映像で新たなフェーズへ

2024年2月6日 13:07 632 11 音楽ナタリー編集部

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松任谷由実の冬恒例のリゾートコンサート「SURF&SNOW in Naeba Vol.44」が昨日2月5日に新潟・苗場プリンスホテルブリザーディウムで開幕した。

松任谷由実とは？

1954年生まれ、東京出身の女性シンガーソングライター。1971年に作曲家としてプロデビューを果たし、翌1972年に荒井由実として歌手デビューシングル「返事はいらない」をリリースする。1973年に1stアルバム「ひこうき雲」を発表し、翌年から本格的なステージ活動を開始。「あの日にかえりたい」をはじめとする、数々のヒット曲を連発する。1976年にアレンジャーの松任谷正隆と結婚してからは、松任谷由実として活躍。1970年代から2010年代にかけての史上初となる5つの年代でのアルバム売上首位を達成するなど、数多くの記録を樹立する。2016年には38枚目のオリジナルアルバム「宇宙図書館」をリリースし、翌2017年9月まで42都市80公演の全国ツアーを行った。デビュー45周年を迎えた2018年4月にベストアルバム「ユーミンからの、恋のうた。」をリリース。同年9月より2019年5月にかけて全国アリーナツアー「Ghana presents 松任谷由実TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」を開催した。9月にテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマ「深海の街」を配信リリース。2020年2月に40回目の新潟・苗場プリンスホテルでのコンサート「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.40」を行った。秋に39作目のアルバムのリリースを予定している。

松任谷由実（撮影：古溪一道）

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「松任谷由実 SURF & SNOW in naeba vol.44」の様子。（撮影：古溪一道）［拡大］

44回目となる「SURF&SNOW」のステージ上には8つの惑星のオブジェが配置され、宇宙空間が再現された。ユーミンは隠れた名曲から、代表曲でありながら近年コンサートでは披露されることがなかった「時をかける少女」「ノーサイド」、冬の定番曲「BLIZZARD」までさまざまな楽曲を披露。ライブ前半には1920年代のアメリカを舞台にした映画「シカゴ」を彷彿とさせるマニッシュなスーツで、後半には1960年代のSF映画に登場するようなポップかつスペイシーなスタイルで登場した。

松任谷由実（撮影：古溪一道）［拡大］

ステージ演出には、これまでのユーミンのコンサートの中で最も多くの映像が使用された。写真も含めてすべての映像をAIで制作するという、新たなチャレンジも行われている。AIによる映像は、楽曲のテーマや歌詞から連想するさまざまなキーワードから作られた。楽曲に寄り添った美しいグラフィックから、非現実の幻想的な世界を描いたもの、ストーリーを感じさせるものまで、楽曲の世界観により広がりを感じさせている。

リゾートコンサートは2月19日まで行われている。

松任谷由実 SURF & SNOW in naeba vol.44（※終了分は割愛）

2024年2月6日（火）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム
2024年2月9日（金）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム
2024年2月10日（土）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム
2024年2月13日（火）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム
2024年2月14日（水）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム
2024年2月17日（土）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム
2024年2月19日（月）新潟県苗場プリンスホテルブリザーディウム

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