音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

GLAY、幕張FC限定ライブでレア曲&驚愕カバー続々披露

827

GLAYがオフィシャルファンクラブ「HAPPY SWING」の会員限定ライブ「HAPPY SWING 15th Anniversary SPECIAL LIVE ~We Love Happy Swing~」を、7月30日・31日に千葉・幕張メッセにて開催した。

ファンクラブの設立15周年を記念して行われたこのライブには、全国各地から各日2万5000人のファンが集結した。会場には東西に各50m、南北に各100mと客席一番端までの花道がある、回転形式の360°のセンターステージを設営。集まったファンはさまざまな方向からメンバーのパフォーマンスを楽しんだ。また、会員を対象に「あなたが聴きたいGLAYの曲」やカバー曲のリクエスト、さらにTERU(Vo)の衣装デザインを募る企画なども行われ、ファンの願いが存分に叶えられる2日間ともなった。

初日30日、オープニングでは四方の花道の端から黒いマントをかぶったメンバーが1人ずつ登場。マントを脱ぎ捨てた4人は大歓声に迎えられながらステージへゆっくりと向かい、1曲目「嫉妬」を披露した。TERUは「15周年、支えてくれたみんなに感謝しています」とファンへの感謝を述べる一方「みんながいろんな曲をリクエストしてくれたおかげで、俺たちは大変なことになりました(笑)」と、リハーサルでの苦労を振り返る一幕も見受けられた。「笑顔の多い日ばかりじゃない」「生きてく強さ」といった曲では会場から大合唱が起こり、メンバーも笑顔で2万5000人のファンを見渡していた。

中盤ではカバー曲のリクエスト第1位だったという、中島美嘉が映画「NANA2」の主題歌として“NANA starring MIKA NAKASHIMA”名義でリリースした「一色」を披露。作曲を手がけたTAKURO(G)は「GLAYの曲とは違ってて、自分にとってもすごく勉強になった曲です」と当時を振り返った。その後は「pure soul」「つづれ織り~so far and yet so close~」と、情感豊かなナンバーで会場を包み込む。そして終盤では「VERB」「彼女の"Mordern…"」「BURST」と、激しいロックチューンで場内を盛り上げた。

アンコールで再びステージに現れたメンバー全員がそれぞれの思いを話した後は、「みんなのテーマ曲でもあります」とTERUが語った「HAPPY SWING」。会場には大きなバルーンがいくつも舞い、ファンのテンションを上げていく。そしてカバー曲としてTERUがリクエストしたという、嵐の「Love so sweet」を総勢70名のダンサーチームと共に披露。GLAYらしいスタイリッシュなロックアレンジに仕上がったカバーに、場内からは驚きと喜びが入り混じった歓声が起こった。

さらにリクエスト企画で1位を獲得した「南東風」へ。この曲を振り付けた、GLAYの大型イベントには欠かせない振付師・南流石も登場し、会場中がひとつになって踊り続ける。文字どおりハッピーな空気に包まれたまま、初日公演が終了した。

2日目の幕開けは、前日のアンコールで披露された「HAPPY SWING」。TERUは「俺たちはHAPPY SWINGのために生きてるぜ!」と叫び、続く「誰かの為に生きる」を思いを込めるように熱唱する。この日はGLAYが1994年にメジャーデビュー記念ライブを行い、1999年には幕張メッセ駐車場にて伝説の20万人ライブ「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」を開催した、記念すべき“GLAYの日”。そのことに触れたTERUは「思い出の詰まった幕張で、こんな素敵な感謝祭をできることをうれしく思っています」と感慨深げに語っていた。

この日の中盤には、HISASHI(G)が「カバー曲第3弾は俺のターンだ!」と宣言し、全員でTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌である高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」を披露した。HISASHIの趣味が全開にされた選曲に笑い声が、強力なパフォーマンスに歓声が上がる。「都忘れ」ではTERUとTAKUROの思いを込めたハーモニーに全員が聴き入り、「リズム」では和やかな手拍子が会場から沸き起こるなど、この日もバラエティ豊かな楽曲が演奏されていく。

「アイ」で再び会場がロックモードに突入した後は、TERUが「ここ幕張はこのナンバーで始まった! 1999年、あのライブでみんなが燃えたナンバーです!」と叫び、「サバイバル」へ。20万人ライブを彷彿とさせる盛り上がりは「SHUTTER SPEEDSのテーマ」「BURST」といったナンバーでも続いた。本編最後の曲は「Satellite of love」。TERUの「ずっと手をつなぎ合っていきましょう」という言葉を裏付けるような、それぞれの思いがこもった圧巻のパフォーマンスが展開された。

アンコールではJIRO(B)のリクエストによるカバーとして、JITTARIN' JINNの「夏祭り」を演奏。JIROは「去年『RISING SUN ROCK FESTIVAL』の企画でカバーした曲で、すごくカッコいいから『GLAYファンにも聴いてほしい!』って思ってたんです」と、願いが叶った喜びを語る。前日に続き、ダンサーチームと会場が一体となって盛り上がった「南東風」の後、TERUは「またここで、みんなと素晴らしい1日を過ごしたいです。今日は本当にありがとう」と会場を見渡しながら話す。2日間を締めくくるラストナンバーは「またここであいましょう」。演奏が終わった後もメンバーは花道を何度も行き来し、会場の隅々まで手を振り続けていた。

ライブ終了後には、2011年秋から2012年春にかけて全国ホールツアーを行うことを大型ビジョンで発表。ライブの興奮も冷めやらぬファン2万5000人に、新たな喜びをプレゼントしていた。

「HAPPY SWING 15th Anniversary SPECIAL LIVE ~We Love Happy Swing~」セットリスト

7月30日
01. 嫉妬
02. ROSY
03. 笑顔の多い日ばかりじゃない
04. 生きてく強さ
05. 生きがい
06. いつか
07. Yes, Summerdays
08. Savile Row~サヴィル ロウ 3番地~
09. 一色(NANA starring MIKA NAKASHIMA)
10. カナリヤ
11. LAYLA
12. pure soul
13. つづれ織り~so far and yet so close~
14. アイ
15. VERB
16. 彼女の"Modern…"
17. BURST
18. Satellite of love

EN-01. HAPPY SWING
EN-02. Love so sweet(嵐)
EN-03. 南東風
EN-04. またここであいましょう

7月31日
01. HAPPY SWING
02. 誰かの為に生きる
03. 笑顔の多い日ばかりじゃない
04. 生きてく強さ
05. 生きがい
06. いつか
07. ROSY
08. 航海
09. 残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)
10. 嫉妬
11. 都忘れ
12. pure soul
13. リズム
14. アイ
15. サバイバル
16. SHUTTER SPEEDSのテーマ
17. BURST
18. Satellite of love

EN-01. STARLESS NIGHT
EN-02. 夏祭り(JITTERIN' JINN)
EN-03. 南東風
EN-04. またここであいましょう

音楽ナタリーをフォロー