「アイスクリームフィーバー」は川上未映子による短編集「愛の夢とか」より「アイスクリーム熱」を原案に、
エンディングテーマに選ばれた「春にして君を想う」は小沢が1998年に発表したバラードソング。千原監督は「自分の中にある何かが呼び起こされるような音楽のパワーがある曲にしたかったので、昔の自分が好きだった曲にしようと思い、小沢さんの好きな曲の中で『春にして君を想う』を選びました」と明かし、「僕は『恋する惑星』などを観に映画館に足を運んでいた90年代のワクワク感を本作の中に詰め込みたいと考えていて、『春にして君を想う』はそういう意味でもぴったりだと思っていました。小沢さんにお会いしたとき、こちらの想いや作品の持つ空気感を完全に理解してくださっていたんです。そのうえでOKしていただいたので、すごく嬉しかったです」と喜びを語っている。YouTubeでは「春にして君を想う」が流れる予告映像を公開中。この予告では小沢、
「春にして君を想う」のリマスター音源は本日6月20日に配信がスタート。さらに小沢が自らデザインしたアナログ盤、靴下、Tシャツ、ベースボールキャップが特設サイトにて販売されることも発表された。購入希望者向けの抽選受付は6月25日まで実施されている。音源のリリースにあたって小沢は「『春君想』は28歳の時、大人っぽく録音したつもりだったのですが、今聴くと大変に子どもっぽく、まぁその、変わらないものは変わらないというか笑、今の自分もふくめ、開き直ってのリマスターです」とコメントしている。
「アイスクリームフィーバー」予告動画 コメント
小沢健二
引っ越してくる人 去っていく人
「街は 様子変えて 僕らを包む」と書きました いつだか
又吉直樹(ピース)
カラフルでスタイリッシュな映像内で呼吸しながらも、彼女達は繊細で複雑な現実を抱えている。
相反するような美しさと痛みがアイスクリームの記憶を伴い、見事に融合していた。
長濱ねる
アイスクリームみたいに、輪郭をちょっとずつ溶かしあって私たちはこの世界を生きているのだろう。
どの瞬間を切り取っても一枚の絵画のようで、目が離せませんでした。
「春にして君を想う」アナログ盤について
小沢健二 コメント
ドット絵を描いてみました。「春にして君を想う」のリマスター、アナログ盤です。
透明ピンクのレコードの片面に、読書する猫、アイス食う鮫、マッチョ犬がレーザーで彫られています。抽象画みたいなジャケットも、ピクセルで描きました。シルクスクリーンで印刷してもらったので、手触りがあります。
これは素敵な映画「アイスクリーム・フィーバー」のエンディング用に元の音源をサラウンドにするのと一緒に、ステレオにもリマスターしたものです。とてもクリアーです。配信では、今日から聴けます。
「春君想」は28歳の時、大人っぽく録音したつもりだったのですが、今聴くと大変に子どもっぽく、まぁその、変わらないものは変わらないというか笑、今の自分もふくめ、開き直ってのリマスターです。
「子どものように甘えたい『のだ』」。なんという甘え! シリーズとしてソックス、Tシャツ、キャップもデザインしました。
サイトはぼくが最近興味を持っているp5.jsというコードで、ドット絵のピクセルをダイナミックに動かせるようにコーディングしてもらいました。
このへんは例の、900番講堂での講義に続いていきます。九月の駒場、あるいは十月の追講義でお会いしましょう。
小沢健二「春にして君を想う Remaster + Reprise」収録曲
01. 春にして君を想う Childish Tango Remaster(4′33′′)
02. 春にして君を想う Childish Tango Reprise(1′12′′)
関連商品
小沢健二「春にして君を想う Remaster + Reprise」
[アナログレコード] 2023年7月14日発売 / PDKV-1002
竹内照豪 @wtantan811
(アイスクリームヒィーバー 主題歌発表→)https://t.co/f3Qycz2ANM