Prague×VOLA楢原×佐藤タイジが圧巻セッション披露

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昨日5月26日、Pragueが東京・下北沢SHELTERにてワンマンライブ「Prague Spring session "HANATABA"」を開催した。

アンコールでセッションを繰り広げるPragueと佐藤タイジ、楢原英介。

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Prague

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このライブは彼らが5月11日に新作ミニアルバム「花束」をリリースしたことを記念して行われたもの。セッションゲストとして楢原英介(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)と佐藤タイジ(THEATRE BROOK/The Sunpaulo)が出演し、貴重な競演を繰り広げた。

ライブはミニアルバムでも1曲目を飾った「仇花」からスタート。Pragueの持ち味である重厚なグルーヴとひと癖あるメロディラインがSHELTERを揺らしていた。中盤、最初のゲストとして楢原が登場。楢原と金野倫仁(B)は同郷で「俺と同じ千葉県佐倉市の出身で、小学校も中学校も一緒なんです。俺が1年生のとき楢原さんが6年生で」(金野)という間柄。「今度一緒に(千葉県に本社がある回転寿司チェーンの)銚子丸行こうって言ってるんですけど(笑)」などと地元トークを展開した後、4人で「Negai」を披露する。楢原はバイオリンで流麗な音色を奏で、楽曲にさらなる深みを増した。そして楢原がキーボードを奏でる「夜半に問う今」へ。深遠なハーモニーにフロアが聴き入るひとときとなった。

続いては佐藤がステージへ。3人のMCに対して「あのね、ウケてるかどうかとかお客を気にしちゃいけないの。言いたいことを言いなさい(笑)」とアドバイスして笑わせつつ、鈴木雄太(G, Vo)が「3人でよくカバーしていた」と語る、キャロル・キングの「IT’S TOO LATE」を4人でプレイする。佐藤のブルージーで迫力あるギターとボーカルが、Pragueの音色をさらに盛り上げる。「Slow Down」では3人のキレのよいバンドアンサンブルと佐藤の色気のあるサウンドが、心地よい化学反応を見せた。

大先輩との共演を終えた3人は若干ほっとした表情。そして伊東賢佑(Dr)のリズムがスリリングな雰囲気を作り上げる本編ラストの「ナイトフライト」まで、華々しいパフォーマンスを展開した。アンコールでは楢原と佐藤が再び登場し、5人のセッションで「バタフライ」を演奏する。息もぴったりな5人が鳴らす圧巻のグルーヴに、フロアも大いに沸き返った。間奏では5人それぞれが個性豊かなソロを披露し、オーディエンスから大きな拍手を浴びていた。

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