フレデリック、yama、上野大樹、mihoro*、さんひの個性が炸裂した「BBB LIVE vol.3」

1

122

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 22 81
  • 19 シェア

スペースシャワーTVとuP!!!が発信する無料配信ライブイベント「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」が10月11日に開催された。

「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」出演者(Photo by AZUSA TAKADA)

「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」出演者(Photo by AZUSA TAKADA)

大きなサイズで見る(全36件)

「BOOM BOOM BOOM」はスペースシャワーTVを中心に各種音楽ストリーミングサービス、uP!!!、第一興商などがタッグを組んで発信するプレイリストで、新人アーティストに特化したヒットの創出を目指す。プレイリスト発のイベント「BOOM BOOM BOOM LIVE」の第3回には、ゲストアーティストとしてフレデリックyama、新人応援企画「STARTERS MATCH」で上位3組にランクインした上野大樹、mihoro*、さんひが出演。進行役はプレイリストと連動したレギュラー音楽番組「BOOM BOOM BOOM ch.」でVJを務める小関裕太が担当した。

さんひ(Photo by AZUSA TAKADA)

さんひ(Photo by AZUSA TAKADA)[拡大]

トップバッターは「STARTERS MATCH」で3位に選ばれたさんひ。「アルコール、アンコール。」「♡いいね」「わかってるよ。」といった哀愁漂うナンバーを連発したのち、くじらが編曲を手がけたスタイリッシュな最新曲「銃口をこちらに向けて」でステージを終えた。ライブ後のトークコーナーで「路上を除いて初めてのライブだったので、すごく緊張した」と吐露したさんひに、MCの小関は「まったくそうは見えなかった」と称賛。抽象的な歌詞に挑戦したという、最新曲にまつわるエピソードも明かされた。

mihoro*(Photo by AZUSA TAKADA)

mihoro*(Photo by AZUSA TAKADA)[拡大]

「STARTERS MATCH」で2位を獲得したmihoro*は、彼女が弾くアコースティックギターと、泉大智DISH//)が叩くドラムの2ピース編成で登場。「馬鹿な女」「電車に乗って」「知らないワタシ」「コドモノママデ」「愛して欲しいの」の5曲を表情豊かに披露した。トークパートでmihoro*は、この日の編成について「普段は1人でやってるので、いつも以上にちゃんとしなきゃと思いました」とコメント。またライブでのパフォーマンスと、バンドサウンドやアコギ弾き語りの音源をぜひ聴き比べてほしいと視聴者にアピールした。

上野大樹(Photo by AZUSA TAKADA)

上野大樹(Photo by AZUSA TAKADA)[拡大]

そして「STARTERS MATCH」で1位に輝いた上野大樹は、「同じ月を見ている」「海の目」「て」といったバラードナンバーを熱唱。村田昭(Key)の奏でるピアノと、透明感のある歌声が絡み合う。最後に上野は、センセーショナルな歌詞が連なる「ラブソング」をまっすぐに届けた。トークコーナー冒頭で「STARTERS MATCH」1位を祝すトロフィを受け取り、顔をほころばせた上野。小関に「聴き手の心に届く歌詞ばかり」と評されると、「歌うときの気持ちよさを意識しているので、自分の歌詞は“行またぎ”しない。だから言葉を届けられているのかも」と分析した。また12月16日に東京・WWWで単独公演を行うことを告知し、視聴者と再会を誓った。

yama(Photo by AZUSA TAKADA)

yama(Photo by AZUSA TAKADA)[拡大]

ゲストアーティスト1組目・yamaのライブ前には事前収録されたインタビュー映像を配信。「春を告げる」の反響で変化したことや最新アルバムに込めた思いなどが明かされた。インタビューが終わり、配信画面にステージが映されるとバックバンドを携えたyamaの姿が。そして複雑なメロディの「ランニングアウト」「あるいは映画のような」で圧倒的な歌唱力を発揮した。続いてMCの小関も出演している映画「DIVOC-12」の主題歌「希望論」を披露。yamaはラストナンバーにヒット曲「春を告げる」を選び、安定感のある歌声で視聴者を魅了した。

フレデリック(Photo by AZUSA TAKADA)

フレデリック(Photo by AZUSA TAKADA)[拡大]

三原健司(Vo, G / フレデリック)(Photo by AZUSA TAKADA)

三原健司(Vo, G / フレデリック)(Photo by AZUSA TAKADA)[拡大]

トリを飾ったフレデリックはまずトークパートに登場し、現在バンド自らの力で取り組んでいるオンラインライブや、和田アキ子への提供楽曲「YONA YONA DANCE」について語った。ステージに立った彼らは、いきなりキラーチューンの「オドループ」を投下。配信のチャット欄は歓喜の声で埋め尽くされた。さらに疾走感のある「名悪役」ののち、「他所のピラニア」「ふしだらフラミンゴ」といった歌謡曲調のミドルナンバーを連発し、自分たちの幅広い音楽性を見せつけた。三原健司(Vo, G)は最後に「音楽を愛してくれているイベントだと思います」と感謝を述べ、「俺たちが今一番鳴らしたい音を鳴らして終わります」と宣言し最新曲「サイカ」へ。深い余韻を残して「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」を締めくくった。

この配信ライブのアーカイブは10月19日18:00まで視聴可能。「BOOM BOOM BOOM」参加ストリーミングサービスでは全出演アーティストのセットリストをまとめたプレイリストが公開されている。さらにTwitterではハッシュタグ「#BBBレポ」「#プレイリスト」を付けて「BOOM BOOM BOOM」マンスリープレイリストのスクリーンショット画面と感想を投稿すると、抽選で出演者全員のサイン入りスピーカーがプレゼントされるキャンペーンも実施中。なお、今月のプレイリストにはさんひの「銃口をこちらに向けて」、mihoro*の「愛して欲しいの」、上野の「海の目」が選曲されている。詳細はTwitter公式アカウント(@bbb_playlist)で確認を。

この記事の画像(全36件)

「BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3」セットリスト

さんひ

01. アルコール、アンコール。
02. ♡いいね
03. わかってるよ。
04. 銃口をこちらに向けて

mihoro*

01. 馬鹿な女
02. 電車に乗って
03. 知らないワタシ
04. コドモノママデ
05. 愛して欲しいの

上野大樹

01. 同じ月を見ている
02. 海の目
03. て
04. ラブソング

yama

01. ランニングアウト
02. あるいは映画のような
03. 希望論
04. 麻痺
05. 春を告げる

フレデリック

01. オドループ
02. 名悪役
03. 他所のピラニア
04. ふしだらフラミンゴ
05. サイカ

全文を表示

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

【ライブレポート】フレデリック、yama、上野大樹、mihoro*、さんひの個性が炸裂した「BBB LIVE vol.3」(写真36枚)
https://t.co/PnVoKWzgin

#BBBLIVE #BBBレポ #プレイリスト https://t.co/jRkKY11Jrq

コメントを読む(1件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 フレデリック / yama / mihoro* / 小関裕太 / くじら / 泉大智 / DISH// / 和田アキ子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。