Negicco Kaedeが地元新潟で30歳生誕ライブ開催「30代、楽しみだなあ」

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NegiccoのKaedeが9月20日に新潟・柏崎市文化会館アルフォーレでバースデーライブ「Kaede生誕イベント-modulation-」を開催した。

Kaede(撮影:小坂淳)

Kaede(撮影:小坂淳)

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昨年12月に一般男性との結婚を発表したKaede。今年はソロでの活動に重心を置き、6月15日に“架空の映画「Youth」のサウンドトラック”がテーマのコンセプトアルバム「Youth - Original Soundtrack」、9月15日に田中ヤコブ(家主)、原田郁子(クラムボン)、台湾のバンド・溫蒂漫步 Wendy Wanderを迎えたシングル「サイクルズ」の2作品を発表した。彼女の地元・新潟で開催された今年のバースデーライブには、バックバンドとして7年連続でスカートが参加。有観客および生配信形式で行われ、会場に集まった観客だけでなく、全国のかえぽ(Kaedeの愛称)ファンが彼女の30回目の誕生日を祝った。

「Kaede生誕イベント-modulation-」の様子。(撮影:小坂淳)

「Kaede生誕イベント-modulation-」の様子。(撮影:小坂淳)[拡大]

Kaedeは澤部渡(G)、佐久間裕太(Dr)、佐藤優介(Key)、シマダボーイ(Per)、岩崎なおみ(B)が待つステージに現れると、澤部提供の1stソロシングル「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」で静かに公演の幕を開けた。温かな拍手を浴びたKaedeは、客席を眺めながら「ライブに来るのひさしぶりかなと思うんですけど、今年初めての方いますか? 明けましておめでとうございます(笑)。ありがとうございます」とうれしそうにひと言。メンバー紹介を経てライブを再開させると、どこかノスタルジックなメロディが心地よい「モーニングコール」「微弱的流動」で大人びた歌声を響かせた。

Kaede(撮影:小坂淳)

Kaede(撮影:小坂淳)[拡大]

MCではKaedeが30歳という年齢について「ファンの人たちは30代になったことに対してネガティブなことを言わないでくれるじゃないですか。でも、知らない人からしたら30歳のアイドルって年齢が高いと感じることもあると思うんです」と話しつつも、「でも、会う人みんなが『30代は楽しいよ!』って言ってくれるんですよ」「30代が楽しかった人たちがいっぱいいるから、すごく安心して歳を取っていけるなって思ってます。30代、楽しみだなあ」とポジティブな心境を語った。

澤部渡(撮影:小坂淳)

澤部渡(撮影:小坂淳)[拡大]

7曲目に澤部提供の「スウィート・リグレット」を歌い終えたところでKaedeは、本楽曲の歌詞とコロナ禍の状況を重ねて「『ここがいつかここじゃなくなっても』……無くならないといいなあ」とポツリ。これを受けた澤部が「本当にね。コロナ禍になって嫌なことがいくつもあったんだけど、トップで嫌だったことが自分の書いた歌詞が現実味を帯びてきちゃうところでさ。空想の中のことを歌うことが多いから、ちょっとしたフレーズが今の状況と重なることがあって……」としみじみと語る場面も見られた。Kaedeはライブ中盤にミディアムナンバー「Remember You」「さよならはハート仕掛け」を表現力豊かに歌い上げると、続く鈴木慶一(ムーンライダーズ)作詞の「生きる爆弾」では澄んだボーカルをまっすぐに届けた。そして本編ラストは最新シングルから「サイクルズ」を歌唱し、場内をさわやかなサウンドで満たした。

弾き語りで「花束」を歌うKaede。(撮影:小坂淳)

弾き語りで「花束」を歌うKaede。(撮影:小坂淳)[拡大]

会場に集まった観客と画面越しの視聴者に手を振るKaede。(撮影:小坂淳)

会場に集まった観客と画面越しの視聴者に手を振るKaede。(撮影:小坂淳)[拡大]

アンコールでは、まずKaedeが1人きりで再登場。彼女はステージ中央に置かれたキーボードの前に腰かけると、「花束」を弾き語りで初披露してファンを喜ばせた。Kaedeは再びスカートを呼び込むと、「((( escape )))」「夏の十字路」をパフォーマンス。彼女は最後に「これからも歌いたいなという気持ちはすごくありますし、Negiccoの活動も再開したら観に来てほしい。ソロの活動もこうやって楽しんでくださる方がたくさんいらっしゃるので、一生懸命がんばりたいなと思います。配信で観てくださった皆さん、会場に来てくださった皆さん、私のことを気にかけてくださる皆さんは本当に大切だなと思っています。これからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」と挨拶し、会場に集まった観客と画面越しの視聴者に大きく手を振りながら名残惜しそうにステージを去った。

Kaedeとスカート。(撮影:小坂淳)

Kaedeとスカート。(撮影:小坂淳)[拡大]

なお配信ライブのチケットは9月27日21:00までローチケ LIVE STREAMINGで販売されており、購入者は同日23:59までアーカイブを視聴できる。

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「Kaede生誕イベント-modulation-」2021年9月20日 柏崎市文化会館アルフォーレ セットリスト

01. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
02. クラウドナイン
03. モーニングコール
04. 微弱的流動
05. 化石採集
06. あなたは遠く
07. スウィート・リグレット
08. Remember You
09. さよならはハート仕掛け
10. 生きる爆弾
11. Youth
12. ジュピター
13. ただいまの魔法
14. サイクルズ
<アンコール>
15. 花束
16. ((( escape )))
17. 夏の十字路

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読者の反応

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satou.B @satou_B

このときの撮影は先日長岡市内で展来会やっていた小坂氏でしたね👍

【ライブレポート】Negicco Kaedeが地元新潟で30歳生誕ライブ開催「30代、楽しみだなあ」(写真50枚) https://t.co/B2zDeESzso

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