たこやきレインボー9年の歴史にひと区切り「まだまだ走り続けます」

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たこやきレインボーが7月28日の東京・Zepp Haneda(TOKYO)ワンマンライブ「Departures」、7月31日の大阪・南港ATCでのフリーライブ「オーバー・ザ・たこやきレインボー」をもって約9年におよんだ活動に区切りを付けた。

たこやきレインボーワンマンライブ「Departures」の様子。

たこやきレインボーワンマンライブ「Departures」の様子。

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たこやきレインボー

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今年の4月18日にメンバー全員のグループ卒業と、同じメンバーで新たなプロジェクトを立ち上げることを発表したたこ虹の5人。5月9日に予定されていたラストライブは緊急事態宣言を受けて延期となったが、振替となった7月28日の公演は感染対策を講じたうえで開催された。この記事では昼夜2回公演のうち第2部の模様をレポートする。

たこやきレインボー

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おなじみのオープニングナンバー「Overture~tacoture~」に乗せてステージに登場した春名真依、根岸可蓮、清井咲希、彩木咲良、堀くるみの5人は「RAINBOW~私は私やねんから~」でライブをスタートさせた。客席の虹家族(たこやきレインボーファンの呼称)はたこ虹の歌声に合わせて5色のペンライトを掲げる。続けて「ナンバサンバイジャー」を歌ったところで、5人は会場およびニコニコ生放送での生中継を視聴する虹家族に向けて挨拶。「挨拶納め」として活動初期の頃に使っていた長めの自己紹介をひさびさにフルバージョンで披露し、懐かしいキャッチフレーズで長年のファンを喜ばせた。

たこやきレインボー

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「Zepp Hanedaにいる皆さんと配信を観ている皆さん、一緒に最高の思い出を作っていきましょう!」と虹家族に告げたたこ虹は、「ちちんぷいぷいぷい」「Boules de poulpes S'il vous plait」「尼崎テクノ」「どっとjpジャパーン!」「もっともっともっと話そうよ -Digital Native Generation-」とサウンドバリエーション豊かなステージを展開した。5曲連続のパフォーマンスを終えると、タオルで汗をぬぐいながら思い出トークに花を咲かせる。彩木は「自分の中で最高の思い出やなっていうのは、みんなで神戸に行ったとき」と、今後の活動について真剣な話し合いを重ねた昨年秋、メンバー全員で地元大阪から神戸までドライブしたプライベートの思い出を告白。春名は9年間の数ある思い出の中から、2015年12月のシングル「クリぼっちONE DAY!!」発売時に行ったフリーイベントツアー中、楽屋の中でのみ繰り広げられていた堀のソロコンサートについて楽しく振り返った。そしてやはりメンバーにとって大きいのは、虹家族との思い出。5人は客席を見渡し「すっかり大家族になりました」とうれしそうな表情を浮かべた。

「なにわのはにわ」の決めポーズ。

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ライブ後半は「ここからはノンストップですから」と予告し、8曲を一気に畳みかけたたこ虹。2019年冬のワンマン「なにわンダーランド2019~Joy to the World~」でテーマとなった「天使のラブソングを」、インディーズ時代のにぎやかなナンバー「元気売りの少女~浪花名歌五十選~」、DJを入れたノンストップミックスライブから生まれた「ナナイロダンス」「なにわのはにわ」の“CLUB RAINBOW Mix”バージョン、冠番組「めざせ甲子園!つかたこレインボーロード」での共演をきっかけに親交を深めたドランクドラゴン・塚地武雅が作詞した「あなたとの約束」などこれまでの活動を凝縮したような選曲で、ニコニコ生放送のコメント欄は虹家族それぞれの思い出が並ぶ。最後はプロサッカークラブ・セレッソ大阪とのコラボ応援ソングとして制作された「ホーム最強」で締めくくられ、5人は力強く右の拳を掲げた。

アカペラで歌うたこやきレインボー。

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手を振り別れを告げるたこやきレインボー。

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アンコールを求める盛大な拍手を受けて再びステージに上がったたこ虹は、ステージ中央に寄り集まると、アカペラで「Double Rainbow -Introduction-」を歌う。5人のハーモニーのみがZepp Hanedaに響き渡る。笑顔で見つめ合った5人は、ここでグループの原点と言える2013年のデビュー曲「オーバー・ザ・たこやきレインボー」を披露。2014年から歌い続けている「ちゃんと走れ!!!!!!」ではメンバー5人と虹家族が持つペンライトが左右に揺れ、きれいな景色を作り出した。ここでたこ虹は、全95曲とミュージックビデオ15本を収録した最初で最後のベストアルバム「OVER the TACOYAKI RAINBOW」の発売が決定したことを虹家族に報告。そしてメンバーは1人ひとり、たこやきレインボーとして過ごした9年間の思いを伝えていく。これからもともに活動を続けていく5人は涙を浮かべながらも、未来を見据えた力強い言葉で「まだまだ走り続けます」と虹家族へのメッセージを送った。たこ虹としての最後のステージに名残惜しそうな様子を見せつつ、5人はさらにもう1曲、インディーズ時代の楽曲から自己紹介ソング「絶唱!なにわで生まれた少女たち」をパフォーマンス。「まいどおおきに! 私たち、たこやきレインボー!」と最後の挨拶を終えると、5人は腕を組み足並みをそろえてステージを去った。

メンバーから告知されたベストアルバム「OVER the TACOYAKI RAINBOW」は受注限定アイテムで、8月9日までmu-moにて予約受付中。なお春名、根岸、清井、彩木、堀の5人はともに新たなプロジェクトを立ち上げるべく準備期間に入る。

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たこやきレインボーワンマンライブ「Departures」
2021年7月28日 Zepp Haneda(TOKYO)第2部 セットリスト

01. RAINBOW~私は私やねんから~
02. ナンバサンバイジャー
03. ちちんぷいぷいぷい
04. Boules de poulpes S'il vous plait
05. 尼崎テクノ
06. どっとjpジャパーン!
07. もっともっともっと話そうよ -Digital Native Generation-
08. 天使のラブソングを
09. 桜色ストライプ
10. めっちゃFUNK
11. 元気売りの少女~浪花名歌五十選~
12. ナナイロダンス(CLUB RAINBOW Mix)
13. なにわのはにわ(CLUB RAINBOW Mix)
14. Rainbow Plane
15. あなたとの約束
16. ホーム最強
<アンコール>
17. Double Rainbow -Introduction-
18. オーバー・ザ・たこやきレインボー
19. ちゃんと走れ!!!!!!
20. 絶唱!なにわで生まれた少女たち(CLUB RAINBOW Mix)

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