アイドルファン2万5千人熱狂!「@JAM EXPO」で乃木坂46、でんぱ組.incら競演

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8月24、25日に神奈川・横浜アリーナでアイドルフェス「@JAM EXPO 2019」が開催された。

「@JAM EXPO 2019」グランドフィナーレで撮影された記念写真。

「@JAM EXPO 2019」グランドフィナーレで撮影された記念写真。

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ポップカルチャーの祭典「@JAM」シリーズ最大規模のイベントとして2014年にスタートした「@JAM EXPO」。通算6回目の開催となった今年の公演では、200組以上のアイドルがメインのストロベリーステージを含む計6つのステージでライブやトークを繰り広げ、両日合わせて約2万5000人におよんだ来場者と共に“真夏のアイドルの大博覧会”を楽しんだ。

DAY 1

「@JAM EXPO 2019」開会式の様子。

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初日の開会式には総合司会の高見奈央(ex. ベイビーレイズJAPAN)と森詩織(ex. PASSPO☆)、塩川莉世(転校少女*)、来栖りん(26時のマスカレイド)、白岡今日花(Task have Fun)の3人による期間限定ユニット・R2K、清水理子(虹のコンキスタドール)が中に入った「@JAM」のマスコットキャラクター“あっとじゃむ君”、お笑い芸人のスベリー杉田が登場。「アイドルは大好きですか!?」という呼びかけで「@JAM EXPO 2019」の幕を開けた。ストロベリーステージのトップバッターは今年結成5周年の神宿が務め、“全国の褒められて伸びる系諸君”に向けた応援歌「ほめろ!」を1曲目に歌って朝の横浜アリーナを温かい空気でいっぱいに。2番手のアイドルカレッジのライブでは、昨年に引き続き石塚汐花が魂のこもったMCで観客の心を揺さぶった。

ラストアイドル

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昼以降のストロベリーステージでは「メインステージ争奪LIVE」を勝ち抜いたPimm's、「@JAM EXPO」常連のアップアップガールズ(仮)東京女子流らが出演し、それぞれ花道やセンターステージを駆使したパフォーマンスで会場全体を盛り上げる。またラストアイドルAKB48グループといった大人数のアイドルも次々に登場。ラストアイドルは9月11日に発売するニューシングル「青春トレイン」を披露し、大阪府立登美丘高等学校ダンス部のコーチ・akaneが振り付けを担当したキレのあるダンスで観客を圧倒した。AKB48 フレッシュ選抜、STU48HKT48はオリジナル曲に加えて方言を織り交ぜたバージョン違いの「君のことが好きだから」を歌い、「@JAM EXPO」初出演のSKE48NMB48は「ナギイチ」「パレオはエメラルド」など人気のサマーチューンで場内の温度を上昇させた。

NGT48

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初日には総合司会の高見とベイビーレイズJAPANを愛するアイドル9人によるコラボも行われ、昨年9月に解散したベビレのナンバー「虎虎タイガー!!」「シンデレラじゃいられない」が歌われると観客は思わずヒートアップする。同時間帯には5日前に急遽出演が決定したNGT48が、2階の外周通路に設置されたオレンジステージへ。大勢のファンが詰めかけ、会場に緊迫した空気が流れる中、「Maxとき315号」「青春時計」「春はどこから来るのか?」「世界はどこまで青空なのか?」の4曲をパフォーマンスした。メンバー荻野由佳は8月18日に新潟・NGT48劇場での劇場公演を再開させたことに触れ、「まだまだ厳しい声をいただいている状況ではありますが、そんな中でも応援してくださる皆様に感謝の気持ちを込めて、これからも精一杯がんばらせていただきたいと思います」と挨拶を述べた。

眉村ちあき

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夕方の時間帯にはオレンジステージと同じく2階外周に設置されたピーチステージに青春高校3年C組女子アイドル部が登場し、「青春のスピード」などを歌唱。横浜アリーナの最上階にあるキウイステージには眉村ちあきが姿を見せ、「@JAM EXPO」での初ライブを披露した。ラストナンバーの「メソ・ポタ・ミア」では眉村がクラウドサーフでフロアを移動し、ほかの出演者のファンも巻き込んで会場を盛り上げた。続くZOCもキウイステージの初日のトリとして気迫のこもったステージを繰り広げる。ストロベリーステージではわーすた、Task have Funといった正統派グループが続き、ラストはまねきケチャが「冗談じゃないね」「あたしの残りぜんぶあげる」といったライブの人気ナンバーを連発。情熱的なアンセム「きみわずらい」を熱唱し、「@JAM EXPO 2019」初日の幕を閉じた。

DAY 2

アンジュルム

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2日目のストロベリーステージのオープニングを飾ったのは、8月7日にメジャーデビューしたばかりのBEYOOOOONDS。彼女たちはデビューシングル収録曲「眼鏡の男の子」「Go Waist」「ニッポンノD・N・A!」などを力いっぱいパフォーマンスし、朝から横浜アリーナを熱気で満たした。またBEYOOOOONDSの先輩であるアンジュルムは「大器晩成」でライブをスタートさせ、観客と共にジャンプやシンガロングを繰り広げたのち、「マナーモード」や「46億年LOVE」を立て続けに披露。最後はセンターステージでサマーソング「夏将軍」を歌い、笑顔でタオルを振り回した。

乃木坂46 4期生

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その後のストロベリーステージではクレディセゾンおよびその関係会社の社員として働く女性たちにより結成された東池袋52 from クレディセゾンや、「メインステージ争奪LIVE~超☆汐留パラダイス!編~」で優勝したアップアップガールズ(2)、現体制で初めて「@JAM EXPO」に出演したときめき▽宣伝部がそれぞれの個性を生かしたステージングでアイドルファンを惹き付ける。乃木坂46 4期生の出番になると一層大きな歓声が沸き起こり、メンバーは一体感に包まれた会場で乃木坂46の代表曲である「インフルエンサー」「ガールズルール」「裸足でSummer」などを歌唱。場内をさわやかな空気で包み込み、4期生初のオリジナル曲「キスの手裏剣」でライブを終えた。

日向坂46

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=LOVEが「探せ ダイヤモンドリリー」「Want you! Want you!」「=LOVE」などのシングル曲を中心としたセットリストで観客を沸かせたのち、ストロベリーステージでは総合司会の森とPASSPO☆をリスペクトするアイドルがコラボ。PASSPO☆の代表曲である「マテリアルGirl」「少女飛行」を総勢14人で熱唱した。次に出番を迎えた転校少女*は新メンバーである小西杏優(ex. つりビット)、小倉月奏(ex. Stella Beats)、上原わかな(ex. Advance Arc Harmony)をお披露目し、VJ演出をバックにしたステージを展開して新体制初ライブを成功させた。日向坂46は休養中のセンター小坂菜緒に加え、井口眞緒と渡邉美穂も欠きつつも、最新シングルより「ドレミソラシド」「キツネ」をキュートな振り付けと共に披露。「ドレミソラシド」で小坂に代わってセンターを務めた丹生明里は、「とても緊張したんですけど、今日欠席したメンバーの分まで皆さんにハッピーオーラを届けて、おひさま(日向坂46ファンの呼称)になってくださるとうれしいです!」と声を弾ませた。さらに彼女たちはデビューシングル「キュン」と「NO WAR in the future」を元気いっぱいに届け、笑顔でステージをあとにした。

二丁目の魁カミングアウト

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「@JAM EXPO」で2番目のキャパシティを持つブルーベリーステージでは、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」でデビューライブを行ったばかりの=LOVEの姉妹グループ・≠MEが終盤に登場。初のオリジナルソング「≠ME」などをフレッシュにパフォーマンスした。続く22/7は8月21日にリリースした最新シングル「何もしてあげられない」を激しい踊りと共に力強く歌い上げたほか、同作のカップリング曲「君はMoon」を初披露してファンから歓声を浴びた。その頃ストロベリーステージでは、フィロソフィーのダンスや二丁目の魁カミングアウトといったメインステージ初登場のグループが熱演。それぞれ「ダンス・ファウンダー」や「そっ閉じ 青春」などの代表ナンバーを渾身の歌声で響かせ、「@JAM EXPO」に大きな爪痕を残した。

でんぱ組.inc

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@JAM ALLSTARS 2019

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2日目のストロベリーステージでトリを務めたのは、「@JAM EXPO」皆勤のでんぱ組.inc。6人はライブの定番曲「Future Diver」や、“お盆”をテーマにした最新シングル曲「ボン・デ・フェスタ」、サマーチューン「プレシャスサマー」をにぎやかなダンスに合わせて歌唱し、観客の視線を釘付けに。古川未鈴がデザインした“あっとじゃむ君”の独特な見た目をイジる流れを挟みつつ、ラストはキラーチューン「でんでんぱっしょん」で会場のアイドルファンを1つにした。そしてグランドフィナーレではほかの出演者たちがステージ上で見守る中、成瀬瑛美(でんぱ組.inc)、吉川友、奥津マリリ(フィロソフィーのダンス)、まえだゆう(predia)、ぺいにゃむにゃむ(二丁目の魁カミングアウト)の5人による選抜ユニット・@JAM ALLSTARS 2019がフェスの締めくくりとなるライブを披露。ヒャダインこと前山田健一が手がけた「@JAM」のテーマソング「夢の砂~a theme of @JAM~」が歌われ、ぺいにゃむの「アイドルを応援するのはうれしいこともあるし、つらいこともあるけど、私たちはここで歌い続けます! アイドルには夢があるってことを!」という言葉が横浜アリーナに響きわたった。

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