和楽器バンド、出雲大社舞台のデビュー5周年ライブ大盛況

和楽器バンドが昨日4月13日に島根・出雲大社で出雲大社御遷宮完遂を記念したライブ「和楽器バンド 5th Anniversary 単独奉納公演 in 出雲大社」を開催し、満員の3500人を熱狂させた。

これまでも日光東照宮や平安神宮、宗像大社など、世界遺産を含めて伝統のある会場でライブを行なってきた和楽器バンド。今回は60年に1度の大遷宮を完遂させた出雲大社を舞台にデビュー5周年を記念したメモリアルなライブを行った。ライブは「暁ノ糸」でスタートし、「戦-ikusa-」「吉原ラメント」へ突入すると、会場のボルテージは早くも最高潮に。鈴華（Vo）はこの会場にぴったりな「八雲立つ 出雲八重垣　妻籠めに 八重垣つくる その八重垣を」という和歌で詩吟を披露した。

和楽器バンドは鈴華、町屋（G）、黒流（和太鼓）による「遠野物語 九四」や、町屋、亜沙（B）、山葵（Dr）の洋楽器隊に蜷川（津軽三味線）を加えた編成での「焔」など、8人編成のバンドサウンドとは一味違った演出で魅せる。その後、和楽器バンドは新作歌舞伎「NARUTO -ナルト-」のエンディングテーマ「光の中で」や「シンクロニシティ」を披露。黒流と山葵による和太鼓とドラムのバトルでは光と音の演出で会場が大いに沸いた。本編は和楽器バンドの代名詞とも言える「千本桜」でフィニッシュ。アンコールではガリバーのCMソング「あっぱれが正義。」「雪影ぼうし」が演奏され、メンバーとファンがタオルを回してライブの幕は降ろされた。