BRAHMAN、夏木マリ、榊いずみが映画「生きる街」イベントでセッション

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映画「生きる街」の公開を記念したライブイベント「『Living Notes』~映画『生きる街』Showcase Live~」が、昨日2月26日に東京・TSUTAYA O-EASTで行われた。

左から夏木マリ、TOSHI-LOW(BRAHMAN)。(撮影:石川真魚)

左から夏木マリ、TOSHI-LOW(BRAHMAN)。(撮影:石川真魚)

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「生きる街」は宮城県石巻市を舞台に、家族と故郷の持つ価値、人が生きる意味を問うヒューマンドラマ。今回のライブには映画の主演を務めた夏木マリ、主題歌「ナミノウタゲ」を提供したBRAHMAN、劇中音楽を手がけた榊いずみらが出演した。

最初に登場した榊いずみは「Hello, Hello」や最新シングル「HOME」といった、新旧織り交ぜたセットリストでオーディエンスを盛り上げる。ラストの「蜘蛛の糸」ではパワフルな歌声とバンドサウンドが一体となったパフォーマンスで、観客を圧倒した。その後はサブステージに榊英雄監督が登場し、この日のイベントの趣旨を語る。さらに本作で日本映画デビューを飾ったイ・ジョンヒョン(CNBLUE)からのコメント映像も上映され、フロアを沸かせた。

続くBRAHMANのライブは「今夜」と「AFTER-SENSATION」で幕を開ける。TOSHI-LOW(Vo)は「映画の宣伝? キャンペーン? 知らねえよ。怪我したくねえヤツは端に寄ってろ。いつも通り、BRAHMAN始めます!」と叫び、オーディエンスを狂乱状態へと導いた。「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」「不倶戴天」に続く「ANSWER FOR…」ではTOSHI-LOWがフロアへ飛び込む。最後に主題歌「ナミノウタゲ」を歌う前、TOSHI-LOWはこの曲を作った背景を語った。東北に住む彼の友人である漁師が、東日本大震災の津波で亡くなった息子に「父ちゃん、死にたくなかった」と夢の中で言われたという。この漁師や息子が納得できる歌詞を書きたかったというTOSHI-LOWの思いが、観客たちに明かされた。

サブステージでの榊監督や夏木、TOSHI-LOW、榊いずみ、出演者の佐津川愛美、脚本や企画プロデュースを手がけた秋山命によるトークのあと、この日限りのスペシャルセッションがスタートした。まずは榊いずみバンドの演奏をバックに、夏木と榊いずみがフラワーカンパニーズの「深夜高速」を熱唱。続いてBRAHMANのKOHKIも加わり、夏木が率いるコーラスグループand ROSEsの「紅のプロローグ」を披露した。最後は夏木とBRAHMANによる、浅川マキ「それはスポットライトではない」のカバーで、イベントのエンディングを迎えた。

映画「生きる街」は、3月3日より全国で公開される。

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