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クミコ with 風街レビュー、アナログ&CDを2万枚以上持つクリス松村を迎えてトーク

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クミコ

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クミコ with 風街レビューが11月3日にアナログ盤「デラシネ deracine」をリリース。これを記念したトーク&サイン会が11月2日に東京・二子玉川 蔦屋家電 2F ラウンジスペースで開催される。

「デラシネ deracine」は横山剣(クレイジーケンバンド)、亀田誠治、菊地成孔、吉澤嘉代子、村松崇継らが作曲を手がけた新曲を含む全10曲を収めた作品で、明日9月27日にはCD盤が発売される。アナログ盤のリリースを記念したイベントには、クミコ、松本隆に加え、2万枚以上のアナログレコードやCDなどを所有し、“歌謡曲マニア”として知られるクリス松村が出演。クリス松村は「デラシネ deracine」について「大人になった今、今回のクミコさんの作品を聴いていて、松本さんの詞の世界を感じる自分が松本さんの世界にやっと追いついたような心地よさを感じました」と感想を述べている。

なおアルバムの1曲目「不協和音」を作曲した七尾旅人、アルバムジャケットを描き下ろしたマンガ家・近藤ようこもコメントを発表している。

クリス松村 コメント

松本隆さんの詞と出逢って40年以上経ちますが、常に心の琴線にふれる詞を書き続けてくださっています。最初は、自分がまだ知らない世界。憧れの世界……そんな感じでした。体験したこともないのになぜかノスタルジーな世界に引き込まれていく不思議もありました。松本さんの作品で表現、感情の表しかたをたくさん学んだ気がします。

大人になった今、今回のクミコさんの作品を聴いていて、松本さんの詞の世界を感じる自分が松本さんの世界にやっと追いついたような心地よさを感じました。

これは、メロディー、サウンドとともにクミコさんの歌声だからこそだと思います。クミコさんの歌声は常に心の隣にあるような優しく説得力のある歌声。時の流れを感じながら、クミコさんの歌声にのって松本さんの描かれる文字のひとつひとつがスーッと体に入ってくる不思議な感覚。

歳を重ねてわかる生きることの素晴らしさも感じました。

七尾旅人 コメント

松本隆さんの詞に曲を添える日が来るとは、まるで真昼の夢みたいでした。
クミコさんのこれまでの歌を拝聴したら、シャンソンを出発点としながらも、そこだけには到底収まりきれない、深く大きな世界がありました。人間の明暗のすべてを抱きとめるような、慈愛に満ちた声。
この声に、あえて現在進行形の作曲家たちと、自在な歌詞をぶつけることで、鮮度の高いポップスを織りあげようという、とても冒険的なアルバムコンセプトと感じました。
クミコさん本来の温かみや大きさが現れるように、注意深くメロディを想像していきました。
得難い時間でした。感謝しております。

近藤ようこ コメント

ジャケットイラストの依頼をいただいた時は驚きました。
しかも松本隆さんのご指名とのこと。「なぜ私を」と思いましたが、もちろん喜んでお引き受けしました。
クミコさんの柔らかな声にマッチした絵になっていたらいいのですが。

クミコ with 風街レビュー「デラシネ deracine」リリース記念トーク&サイン会

2017年11月2日(木)東京都 二子玉川 蔦屋家電 2F ラウンジスペース
<出演者>
クミコ / 松本隆
スペシャルゲスト:クリス松村

(※「deracine」の「e」はアキュートアクセント付きが正式表記)

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