小島みなみ＆紗倉まなユニットが改名、ニューシングルは柴田聡子が曲提供

小島みなみと紗倉まなの音楽ユニット、乙女フラペチーノが「おとといフライデー」に改名することを発表。改名後第1弾シングルとして今夏、シングル「もしやこいつはロマンチックのしっぽ」をTRASH-UP!! RECORDSよりリリースする。

これは本日3月17日に都内で行われた記者会見にて発表されたもの。小島によると、おとといフライデーという名前は「金曜の夜」からイメージされるワクワクした気持ちや仕事からの開放感を、アイドルという存在に重ねて名付けたという。命名したのは、昨年8月にリリースされたシングルの表題曲「私ほとんどスカイフィッシュ」の作詞を手掛けた吉田靖直（トリプルファイヤー）。乙女フラペチーノという名前も気に入っていたという小島は、会見で残念そうに「コーヒー好きなのにね」と語り、この言葉を紗倉が「大人の事情に踏み込みすぎちゃだめだよ！」とあわてて遮っていた。

シングル「もしやこいつはロマンチックのしっぽ」は、柴田聡子が作詞・作曲、石田ショーキチがプロデュースやエンジニアリングを手掛けたキュートなポップチューン。この曲は3月25日に東京・新宿LOFTで開催されるイベント「NEXT歌謡フェス2017」のおとといフライデーのステージで初披露される。

さらに、おとといフライデー名義での初の仕事として、TOKYO MXほかで放送中のアニメ「AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-」の3月29日（水）放送の最終話に2人が本人役で出演することも発表された。アニメ声優初挑戦となる2人の役どころは、主人公の最大の敵“謎の女”の側近。2人は台本に書かれた「乙女フラペチーノ」の文字が「おとといフライデー」に修正されていたのを見て、今回の改名を初めて知ったという。

アフレコの感想について小島は「よく『アニメ声だね』って言われてたし、声優のお仕事にもともとすごく憧れがあったんです。だからすごくうれしかったんですけど、いざやってみたらプロの声優さんたちに圧倒されて、足を引っ張らないようにがんばりました。放送がすごい楽しみです」とコメント。紗倉は「破天荒なキャラで、『キャー』みたいな女の子らしい叫び声が多いんですけど、普段酒ばっかり飲んでてかわいらしい声を出したことがないから『こんな低い声で言えるのかな』って心配で。緊張してアフレコのことをよく覚えてないので、どんな放送になるのかドキドキします」と心中を明かした。

また彼女たちは、今後音源をリリースしていくにあたってクラウドファンディングで資金調達をすることも発表。集まった金額によっては夏のシングルにとどまらず、アルバムのリリースや東京以外でのイベント実施も検討するという。クラウドファンディングは3月21日20:00より開始予定。支援の額により、「レコーディング見学」「シークレットライブ招待」「ライブ後の楽屋招待」などのリターンが用意されている。小島は「お金がないみたいなので、皆さん協力してくださったらうれしいなと思います」、紗倉は「何とぞ、お金、よろしくお願いいたします」と言って頭を下げた。