UKプロジェクト代表およびDAIZAWA RECORDSのプロデューサーである“daimas”の55歳の誕生日を記念したライブイベント「55 daimas "Another year of experience"」が、1月29、30日に東京・LIQUIDROOMにて開催された。
「55 daimas "Another year of experience"」は2日にわたりそれぞれ異なるテーマを掲げて行われたイベント。1日目は「うたの日」をテーマに、普段はバンドで活動しているアーティストが弾き語りを披露し、2日目は「バンドの日」と題してdaimasと親交の深い4組のバンドが出演した。この記事では2日目の模様をレポートする。
まずステージに現れたのは本日の主役であるdaimasこと遠藤幸一氏。ラインナップされたアーティストについて「僕が本当に大好きなバンドが惑星直列のような現象が起きて奇跡的にそろいました。この4組は音が大好きなバンドでもありますが、この2~3年一緒に飲んだ回数が多い順にそろった4組でもあります」と紹介し、「特に
トップバッターで登場したのはART-SCHOOL。彼らのライブでは定番となった「スカーレット」や「real love/slow dawn」などを歌い、フロアを揺らしていく。木下理樹(Vo, G)は「遠藤さんがいなかったら今のアートはないと思うので、本当に感謝してます」と感慨深そうに告げ、遠藤氏が好きな曲として急きょセットリストに組み込んだという「あと10秒で」を熱唱。オーディエンスも熱気を帯び、「何もねえ」の歌詞の部分では手を挙げてシンガロングしていた。
2番手の
この日のトリを務めたのはsyrup16g。大きな歓声に迎えられて登場した彼らは冒頭から「センチメンタル」「I'll be there」「生活」「Share the light」と一気に畳みかける。観客もハンドクラップを繰り出すなどフロアの熱気は一気に上昇した。そんな中でMCの口火を切った五十嵐隆(Vo, G)は「遠藤さん、誕生日おめで……おめでとうございます」と噛んでしまい、オーディエンスを爆笑させるひと幕も。五十嵐は「結構言えたほうだよ(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、早々に次の曲「生きているよりマシさ」に切り替えると、バンドは最後の「真空」まで駆け抜けた。
鳴りやまない拍手を受けて再び遠藤氏が登場。「昨日今日と、自分が本当にカッコいいと思うものを共有できる皆さんと一緒に過ごせて本当にうれしいです」と挨拶し、「この企画を思いついたときに一番最初に相談したのは五十嵐君(syrup16g)で、今日の鬼気迫るパフォーマンスも心に残りました。アンコールは個人的にリクエストしたこの曲で締めたいと思います」とsyrup16gを呼び込む。再登場したsyrup16gは彼のリクエスト曲だという「Reborn」を丁寧に歌い上げてステージを後にした。
55 daimas "Another year of experience" 2017年1月30日 LIQUIDROOM セットリスト
ART-SCHOOL
01. サッドマシーン
02. スカーレット
03. real love/slow dawn
04. ウィノナライダー アンドロイド
05. プール
06. その指で
07. あと10秒で
08. FADE TO BLACK
lovefilm
01. Hours
02. Beautiful End
03. Ghost Dance
04. Capricorn
05. Kiss
きのこ帝国
01. 東京
02. クロノスタシス
03. ヴァージン・スーサイド
04. 愛のゆくえ
05. 夜が明けたら
06. ありふれた言葉
syrup16g
01. センチメンタル
02. I'll be there
03. 生活
04. Share the light
05. 生きているよりマシさ
06. Sonic Disorder
07. 空をなくす
08. 真空
<アンコール>
09. Reborn
syrup16gのTV・ラジオ出演情報
リンク
- UK.PROJECT
- daimas (@daimasjp) | Twitter
- syrup16g official homepage
- ART-SCHOOL.net
- lovefilm Official Website
- きのこ帝国 OFFICIAL WEBSITE
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たびけん @02tabiken02
これ以来かな?考えてみればこれマジでスゴいメンツだったなhttps://t.co/ho2xZ3ARzY