3周年迎えたしゃちほこ、名古屋で新たな目標発表「紅白に出たい」

チームしゃちほこが昨日4月7日に“路上デビュー”3周年を迎え、これを記念したUstream生配信を愛知・CBCホールにて行った。

配信開始15分前に彼女たちのTwitterアカウントにて会場を告知しただけにも関わらず、CBCホールには大勢のファンが続々と到着。チームしゃちほこは会場に集まった観客とUstream中継を通して見守る全国のファンとともに3周年記念日を祝った。

彼女たちは初めてステージに立った日と同じくベレー帽をかぶって舞台に登場。松葉杖をついてステージに現れた安藤ゆずは、4月4日に東京・赤坂BLITZにて行われた、映画「天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～」の“プレパーティ”イベントで足を負傷してしまい、療養中であることを報告した。店長こと長谷川チーフマネージャーの仕切りでイベントは進行し、6人はまず路上デビューの様子や愛知・安城産業文化公園DENPARKでのライブ映像で当時を振り返ることに。映像を観終わった6人は「今よりダンスがそろってる」「アイドルっぽい」「みんながんばってる」など、思い思いに感想を口にした。

その後、店長の提案で秋本帆華が「アオキーズ・ピザ」へ電話注文。観客たちからの“ピザコール”を受けながら秋本が注文したピザはイベント後半に無事会場に届けられたが、メンバーは時間の都合で食べることができなかった。そんな一幕を経てイベントは「思い出して歌ってみよう」のコーナーに移る。6人は活動初期にパフォーマンスしていた3B juniorの楽曲「チョコレートバーニング」をうろ覚えながらなんとか歌いきってみせた。

チームしゃちほこの掲載誌のインタビュー内容を振り返るクイズでは、メジャーデビュー前に受けた「BOMB」の取材で大黒柚姫が「紅白歌合戦」への出場をグループの目標として挙げていたことが明らかに。大黒の野望を聞いた彼女以外のメンバーは驚きの声をあげていた。続いて6人はCBCラジオ「チームしゃちほこ ごぶれいしました！」の公開収録を実施。収録の後半ではCBC永岡歩アナウンサーを交えて「サマラバ」が披露された。なおこの模様は4月15日（水）の放送回でオンエアされる予定となっている。

イベント終盤ではチームしゃちほこによるミニライブが行われた。6人は円陣を組んだあと、“路上デビュー曲”「ごぶれい！しゃちほこでらックス」、メジャーデビュー曲「首都移転計画」に加え、キラーチューン「乙女受験戦争」をパフォーマンス。大盛り上がりのうちにミニライブを終了させた。

ミニライブが終わると店長から、チームしゃちほこが5月9、10日に千葉・幕張メッセイベントホールにて行う単独公演「幕張HOLLYWOOD（マクハリウッッド）」のチケットが完売したことがアナウンスされた。店長が「おっとりガールの逆襲」、「おっとりガールの覚醒」というサブタイトルが冠されたこの公演で“逆襲”および“覚醒”をしたい人を募ると、安藤と大黒の2名が挙手。ライブに参加する人は2人の活躍にも期待しよう。

イベントを終えたメンバーは「この3年間幸せな時間を過ごせたのは皆さんのおかげです。4年目のしゃちほこも楽しく盛り上がっていきたいです」（坂本遥奈）、「4年目も自分らしさを出していけたらいいなと思います。チームしゃちほことしても、4年目の新しい一歩を踏み出していきたいです」（安藤）、「来年の4月7日にチームしゃちほこがどうなってるのか早く知りたい。4年目の伊藤千由李の目標は……変わらずにいたい。成長はしていくけど、そんなに変わらずにいたいです」（伊藤千由李）、「最初の衣装を着たことで、初心に戻ろうと思いました。今日はオリンピックみたいないい感じの区切りだと思うので、初心に帰って『幕張HOLLYWOOD』を楽しみたいと思いました」（咲良菜緒）、「出囃子で『アイドル5年』って言ってると思うんですけど、5年だったらあと1年とちょっとしかないんですよ。そういうのは無視してみんながいてくれる限りしゃちほこは突っ走っていきます。柚姫たちも離れないから、皆さんも“しゃちほこ離れ”をしないで、ずっとずっと一緒に進んでいってほしいです」（大黒）、「今日はしゃちほこの誕生日で、とても特別な日。そういう日に皆さんに会えて、Ustreamでも観てもらえて本当にうれしいです。私たちはみんなが笑ってるこういういい雰囲気を保ちながら、成長していきたいです。柚姫が言ってたように紅白にも出たい」（秋本）とそれぞれ3年間の感謝と4年目への意気込みを語った。

またこの日店長は5月13日発売のニューシングル「天才バカボン」で、Billboard Japanのチャート「Hot 100」の1位を目指すことを宣言。さらにチームしゃちほこの新たな目標として2016年の「NHK紅白歌合戦」への出場を挙げた。