sads、K-A-Z＆水戸ライトハウスを祝福した灼熱の一夜

sadsが、11月27日に茨城・mito LIGHT HOUSEで行われた同ライブハウスの25周年記念ライブ「mito LIGHT HOUSE 25th anniversary ～祝盃～」に出演した。

sadsと縁の深いライブハウスのアニバーサリーと、K-A-Z（G）の44歳の誕生日が重なったこの日。約3時間半におよんだ公演は、すさまじい熱気と祝福感にあふれたものとなった。

場内の暗転とともにステージ前方に人が押し寄せ、清春（Vo）が爆音をバックに「HONEY」を歌い始めるとフロアは一瞬で狂乱状態に。続けて披露された「Hate」で、清春がK-A-Zの誕生日を祝うように彼に頬ずりをすると、大きな歓声が沸き起こった。その後もバンドは矢継ぎ早に激しいロックチューンを投下し、本編の終盤では「RESCUE」「STUCK LIFE」「WHITE HELL」「AMARYLLIS」を4連発した。

またこの日は、K-A-Zのために清春が「Happy Birthday」をギターを弾きながら歌い、黒夢の人時（B）がバースデーケーキをステージに運び込むサプライズも。K-A-Zは「このライブが決まったときから今日を楽しみにしていました。みんな集まってくれてありがとう！」と叫び、怒濤のアンコールにつなげた。

4回目のアンコールではsadsからmito LIGHT HOUSEの店長に巨大な花束が贈られたほか、清春が「またライトハウスでsadsをやりたいと思うので、そのときも集まってください」と観客に呼びかける。そしてバンドは最後に「CRACKER'S BABY」をプレイし、「mito LIGHT HOUSE 25th anniversary ～祝盃～」の幕を下ろした。