シナリオアート、満員UNIT魅了した初ワンマン

シナリオアートが9月18日に東京・UNITにて初のワンマンライブ「ハジメテノワンマン」を開催した。

9月17日にリリースしたばかりのミニアルバム「Tokyomelancholy-トウキョウメランコリー-」のリリースを記念して行われた今回の公演。彼らの初のワンマンライブを見届けるべく会場には多くのファンが集まり、開演前のフロアは期待感で満たされた。

客電が落ち、紗幕にバンド名が浮かび上がるとうれしそうな歓声が起きる。そして最新作の収録曲「ナツノマボロシ」から「ハジメテノワンマン」はスタートした。この日のライブは「Tokyomelancholy-トウキョウメランコリー-」からの楽曲はもちろん、デビュー作「night walking」からの楽曲を織り交ぜた濃厚なセットリストをもとに展開。ハヤシコウスケ（G, Vo, Programming）とハットリクミコ（Dr, Vo）の織り成す、ときに穏やかでときにエモーショナルなツインボーカルや、ヤマシタタカヒサ（B, Cho）のグルーヴィなベースがフロアを心地よく揺らしていく。鮮やかな照明やファンタスティックな映像演出も手伝い、シナリオアートの音世界がオーディエンスにダイレクトに届けられた。

3人はライブの中盤でアコースティックコーナーを設け、ランタンが灯る中で「ポートレイトボヤケル」や、インディーズ時代のナンバー「フユウ」をパフォーマンス。クミコの機材にトラブルが発生し一時中断する場面もあったが、彼女はこれもライブの魅力とばかりにユーモアあふれるトークでつなぎ、観客を笑わせた。

エネルギッシュなプレイと光の演出が融合した「スペイシー」でライブが締めくくられるまで、約1時間半にわたってオーディエンスを夢見心地にさせたメンバーたち。ステージが明るくなったあとも3人は名残惜しそうにフロアに手を振り続け、観客とともに「ハジメテノワンマン」の余韻に浸っていた。

なおシナリオアートは本日9月20日（土）21:00よりレギュラーツイキャス番組「マジメニボヤケル」を配信する。番組ではアコースティックセッションを披露するのでお楽しみに。さらに11月7日に大阪・Shangri-La、12月5日に東京・WWWにてワンマンライブを開催することが決定。「Tokyomelancholy-トウキョウメランコリー-」の世界を体感したい人は足を運んでみよう。

マジメニボヤケル

配信日時：2014年9月20日（土）21:00～（予定）
配信URL：http://twitcasting.tv/scenarioart

[Chapter #6] -Osaka melancholy-

2014年11月7日（金）大阪府 Shangri-La

[Chapter #7] -Tokyo melancholy-

2014年12月5日（金）東京都 WWW