フジファブリック、秦基博と“友達”ツーマン

31

401

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 207 357
  • 26 シェア

フジファブリックが6月28日に対バンライブツアー「フジフレンドパーク2014」東京公演1日目を東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催した。

「フジフレンドパーク2014」6月28日 Zepp DiverCity TOKYO公演アンコールの様子。 (撮影:河本悠貴)

「フジフレンドパーク2014」6月28日 Zepp DiverCity TOKYO公演アンコールの様子。 (撮影:河本悠貴)

大きなサイズで見る(全10件)

「フジフレンドパーク2014」6月28日 Zepp DiverCity TOKYO公演アンコールの様子。 (撮影:河本悠貴)

「フジフレンドパーク2014」6月28日 Zepp DiverCity TOKYO公演アンコールの様子。 (撮影:河本悠貴)

大きなサイズで見る(全10件)

フジファブリック (撮影:河本悠貴)

フジファブリック (撮影:河本悠貴)

大きなサイズで見る(全10件)

秦基博 (撮影:河本悠貴)

秦基博 (撮影:河本悠貴)

大きなサイズで見る(全10件)

このツアーは彼らが親交の深いアーティストを各地に1組ずつ招いて全国を回るというもの。この日の“フレンド”ことゲストには秦基博が招かれ、プライベートでも交友のある彼らはなごやかな雰囲気の中競演を繰り広げた。

先攻を務めた秦はサポートメンバーを引き連れたバンドスタイルで登場。「鱗(うろこ)」でさわやかにオープニングを彩り、続けて「今日もきっと」を観客のハンドクラップに乗せて伸びやかに歌い上げた。

その後秦は「ダイアローグ・モノローグ」を経て、8月6日にリリースするシングルより3DCGアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌「ひまわりの約束」を披露。そして「友達呼ぼうか。総くん!」とフジファブリックの山内総一郎(Vo, G)を呼び込み、2人はこの日競演することとなった“なれそめ”を語っていく。

ここでは昨年秦がリリースしたアルバム「Signed POP」の収録曲「ひとなつの経験」に山内がギターで参加したことをきっかけにイベントのゲストミュージシャンとして山内を招いたり、プライベートで飲みにいったりしたことで2組の親交を深め、今回“友達”として秦が出演することになったという経緯が明かされ、「ひとなつの経験」を共に演奏。楽曲が終わると山内は「イエーイ!」と一言残し、静かにステージ袖へと消えた。

終盤で秦は爽快なメロディの「グッバイ・アイザック」「スプリングハズカム」や官能的なナンバー「自画像」を届ける。そして最後に「メトロ・フィルム」を伸びやかに歌唱し、出番を終えた。

イベントの主催者であるフジファブリックは金沢ダイスケ(Key)の奏でるリズミカルなイントロから「LIFE」でライブの口火を切る。曲が終わると山内は「フジフレンドパークへようこそ! その名の通り本当に友達を呼んでいるんですよ。それ以外の何モノでもないんです」とイベント趣旨を紹介。そして「普通の友達で、すげー奴らと一緒にやるっていうのは本当に楽しいです。僕らも気合いが入っています。よろしくお願いします」と意気込みを語った。

初期ナンバー「ダンス2000」でフロアを踊らせ、立て続けに「バタアシParty Night」というエレクトロチューンを投下すると、オーディエンスは熱狂の渦へと誘われていく。そして初披露となった「Surrender」では、加藤慎一(B)とサポートメンバーBOBO(Dr)による骨太なリズムと、山内、金澤が奏でるテクニカルなメロディが複雑に絡み合い、絶大なグルーヴを生み出した。

おなじみのゆるいMCを挟み、バンドはアニメ「アオハライド」のエンディングテーマに採用された新曲「ブルー」で切ないメロディを届けていく。そして最後にハイテンションなナンバー「夜明けのBEAT」をドロップし、会場の熱気がピークを迎えたところで本編を終了させた。

アンコールを受けたフジファブリックのメンバーは、秦を連れてステージに再登場。おそろいのTシャツ姿で現れた彼らはそのままトークを開始した。秦は「観てたよ。よかったねえ。カッコいいねえ。本当にねえ」「本当に俺もう観ててキューンッて……」とフジファブリックのステージの感想を述べて観客の笑いを誘った。

トークが一区切りついたところで2組によるコラボレーションが披露されることに。フジファブリックが秦と歌うのに選んだ楽曲は「Light Flight」。山内と秦のやわらかなハーモニーで会場中を満たすと、オーディエンスからは温かな拍手が贈られた。

秦がステージを去り、山内は「ちくしょう……すげえな」と秦をたたえ、「こんなに楽しいとは思わなかったです。初めてのフレンドパークというツアーなんですけど、今後もやっていけたらなと思っています」と第2回の開催を予感させた。そして最後に人気ナンバー「虹」をロングバージョンで披露。大熱狂の中この日のライブの幕を下ろした。

フジフレンドパーク2014
2014年6月28日 Zepp DiverCity TOKYO公演セットリスト

秦基博

01. 鱗(うろこ)
02. 今日もきっと
03. ダイアローグ・モノローグ
04. ひまわりの約束
05. ひとなつの経験
06. グッバイ・アイザック
07. スプリングハズカム
08. 自画像
09. メトロ・フィルム

フジファブリック

01. LIFE
02. ダンス2000
03. バタアシParty Night
04. Surrender
05. ブルー
06. 徒然モノクローム
07. STAR
08. 夜明けのBEAT
<アンコール>
09. Light Flight
10. 虹

この記事の画像(全10件)

読者の反応

フジファブリックStaff @Fujifabric_info

6/28Zepp DiverCity Tokyo公演のライブレポ掲載!⇒ RT @natalie_mu: フジファブリック、秦基博と“友達”ツーマン http://t.co/crWPfQxW4B #fujifabric #秦基博

コメントを読む(31件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 フジファブリック / 秦基博 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。