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Berryz工房、ツアーファイナルで2度目の武道館公演を発表

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Berryz工房の全国ツアー「Berryz工房デビュー10周年記念コンサートツアー2014春 ~リアルBerryz工房~」の最終公演が昨日5月10日、東京・中野サンプラザで行われた。

3月1日からスタートしたこのツアーはBerryz工房のデビュー10周年を記念して、全国7会場で14公演を実施。千秋楽となるこの日は15:00からと18:30からの2公演が行われ、初回公演では9月11日に東京・日本武道館で単独ライブを開催することがサプライズ発表された。また6月4日にリリースされるニューシングル「愛はいつも君の中に / 普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」から「愛はいつも君の中に」が初披露され、ファンを喜ばせた。

夜公演はまずステージ後方のスクリーンに、メンバーお気に入りの歴代PVが上映される。この回では菅谷梨沙子がセレクトした「付き合ってるのに片思い」が紹介され、観客はライブさながらの盛り上がりを見せた。会場が温まったところでスクリーンに「そして2014年」の文字が表示され、いよいよライブ本編に突入。オープニングSEに合わせてメンバーが次々に登場すると、「コイセヨ!」から勢いよくスタートした。客席はカラフルなペンライトで彩られ、リズムに合わせて高くジャンプするファンの姿も多数見受けられた。

Berryz工房は続く「大人なのよ!」では息の合ったダンスパフォーマンスを披露。2曲終えたところでファンに向けて挨拶をする。須藤茉麻は「さあ、始まりました。『Berryz工房デビュー10周年記念コンサートツアー2014春 ~リアルBerryz工房~』、最終日にようこそ!」と叫ぶと、続けて「1曲1曲を大切に歌っていきたいと思います」と意気込みを語った。またライブ冒頭の菅谷の推しPVについて話がおよぶと、「この当時は中学生だったんですけど、PV撮影前日が運動会で黒くこげちゃって」と日焼けを“こげ”と発言。すると地黒の徳永千奈美がすかさず「こげてないよ!(笑)」とツッコミを入れ、息の合ったトークを繰り広げる。そして再びライブに突入すると、「1億3千万総ダイエット王国」「ROCKエロティック」「ジンギスカン」といったヒットナンバーを連発。「ジンギスカン」ではメンバーと観客が一体となってダンスし、会場の熱気は一気に上昇した。

2度目のMCでは清水佐紀、夏焼雅、熊井友理奈、そして菅谷という4人で今週の出来事を語り合う。彼女たちは5月12日からスタートする「Berryz工房10周年記念舞台 演劇女子部『ミュージカル 戦国自衛隊』」でそれぞれ男装することについて触れ、夏焼が「メイクもイケメンメイクを習いました。眉毛の書き方とか」と話すと、菅谷が「みや(夏焼)は似合ってた! ホント、イケメンなの!」と夏焼の男装を大絶賛。これに清水も賛同するも、インフルエンザでしばらく舞台稽古を休んでいた熊井は話題に付いていけず、すかさず「明日からビシバシ練習しなくちゃね。ヤバいね!(笑)」と言ってメンバーを笑わせた。

4人のトークが終わると、ソロ&ユニット曲が立て続けに披露された。まずはガーリーな衣装に着替えた徳永、須藤、嗣永桃子が「この指とまれ!」を歌唱し、続く菅谷は「REAL LOVE」をソロで熱唱。会場は赤いペンライトで染め上げられ、情熱的な菅谷の歌と相まって独特な雰囲気が作り出された。菅谷はそのまま清水、夏焼、熊井とともに「バカにしないで」を歌い、さらに嗣永、徳永、須藤がステージに戻ると今度は7人で「ガールズタイムス」「女の子にしかわかんない丁度があるの」などをパフォーマンスする。また「もう、子供じゃない私なのに…」では徳永がステージ前方に立ち、ほかのメンバーは後方のセットに座って歌唱。「HAPPY! Stand Up」ではダンサーとしてハロプロ研修生6名(田口夏実、一岡伶奈、岸本ゆめの、佐々木莉佳子、井上ひかる、船木結)が加わり、ライブを盛り上げた。そして感動的なバラード「BE」ではメンバーとファンとの強い絆を感じさせる大合唱も加わり、ライブ前半のピークを迎えた。

その後ハロプロ研修生はBerryz工房の「恋はひっぱりだこ」を歌唱。1stアルバム「1st 超ベリース」収録曲を歌うその初々しいパフォーマンスは、同曲リリース当時のBerryz工房を彷彿とさせた。研修生がステージを去ると、スクリーンには徳永と研修生の田口によるシュールなコント風映像が映し出される。会場が不思議な雰囲気に包まれたところで、再度衣装替えをしたBerryz工房が登場。ここからは「シャイニング パワー」「流星ボーイ」「雄叫びボーイ WAO!」などのシングル曲をメドレー形式で歌唱した。このあと夏焼は次の曲をアナウンスしようとするも、「続いての曲は」で2度も噛んでしまい苦笑する。気を取り直してかわいらしい「勇気をください!」で雰囲気を一変させてから、ライブには欠かせないお祭りソング「cha cha SING」で会場の一体感をより強めていった。

ライブもいよいよ終盤戦に突入。「ジリリ キテル」「Be 元気<成せば成るっ!>」など新旧のヒットソングを立て続けに披露し、最後は研修生とともに「すっちゃかめっちゃか~」を元気いっぱいにパフォーマンスしてライブ本編を終えた。アンコールを待つ間、客席からは「ベリーズ行くべ!」の掛け声が自然発生。その掛け声は次第に大きなものとなっていき、しばらくすると黒いエナメル調の新衣装を身にまとったBerryz工房が現れ、6月4日リリースのニューシングルから新曲「愛はいつも君の中に」をお披露目した。勇ましいリズムとサウンドに合わせてクールな歌とダンスを提示する彼女たちに、客席からは盛大な拍手が送られた。

新曲のお披露目が終わると、メンバーは1人ひとりツアーの感想を述べていく。菅谷は「3月から始まったこのツアーも、あっという間に終わり。始まった頃は19歳だったのに、途中で20歳になって。あまり変わってないかもしれないけど、これから『菅谷いいな!』って言ってもらえるようになりたい」、熊井は「ツアー中、本当にいろんなことがあったなと。1分1秒、何が起こるかわからない、まさに『リアルBerryz工房』(笑)。楽しすぎて、ラストって気分じゃないくらい楽しかったです」とコメント。夏焼は「セリフを噛んだり、そういうのもライブじゃん?(笑) 武道館も決まったし、どんどんスキルアップしていきたい」、須藤は「この春ツアーもあっという間に終わり。次は春じゃない別の季節に、またライブでお会いできることを楽しみにしてます」と今後の抱負を口にする。

そんな中、徳永は10年前の1月14日、同じ中野サンプラザでのイベントで初めてBerryz工房がお披露目されたことを思い返す。そして「あのときは無料イベントだったのに、真ん中の通路くらいまでしかお客さんが埋まってなくて。でも今日は2階の後ろまでいっぱいでうれしい。これからもたくさんの人に愛されるグループでいたい」と、いつになく真面目な話をして、ほかのメンバーから「調子が狂う(笑)」などと突っ込まれる一幕もあった。続く嗣永も「明日は母の日。今日ライブをやっていて、Berryz工房にとって皆さんはお母さんみたいな存在だなって改めて思った。ライブ会場に来ると皆さんが温かく迎えてくれるから。これからも感謝の気持ちを忘れずに、全力でふざけていきたい」と言って、会場の笑いを誘った。

そして最後にキャプテンの清水が「みんな言ってるけど、今回のツアーは本当にあっという間でした。でもそれは充実してたからだと思う。これからもBerryz工房から目を離さないでいてほしいと思います」と挨拶。さらに、改めて9月11日に2度目の日本武道館公演が決まったことをファンに報告し、「お待ちしています!」と客席に向けて呼びかけた。挨拶がひと通り終わったところで、正真正銘のラストナンバー「一丁目ロック!」をこの日の出演者全員でパフォーマンスして、約2時間におよぶツアーファイナルを無事終了させた。

Berryz工房デビュー10周年記念コンサートツアー2014春 ~リアルBerryz工房~
2014年5月10日 中野サンプラザ 夜公演セットリスト

01. コイセヨ!
02. 大人なのよ!
03. 1億3千万総ダイエット王国
04. ROCKエロティック
05. ジンギスカン
06. この指とまれ! [嗣永桃子・徳永千奈美・須藤茉麻]
07. REAL LOVE [菅谷梨沙子]
08. バカにしないで [清水佐紀・夏焼雅・熊井友理奈・菅谷梨沙子]
09. ガールズタイムス
10. 女の子にしかわかんない丁度があるの
11. もう、子供じゃない私なのに…
12. HAPPY! Stand Up [with ハロプロ研修生]
13. フラれパターン
14. BE
15. 恋はひっぱりだこ [ハロプロ研修生]
<VTRコーナー>
16. メドレー:
  シャイニング パワー
  流星ボーイ
  青春バスガイド
  雄叫びボーイ WAO! [with ハロプロ研修生]
  本気ボンバー!! [with ハロプロ研修生]
17. 勇気をください!
18. cha cha SING
19. ジリリ キテル
20. Be 元気<成せば成るっ!>
21. 胸さわぎスカーレット
22. ヒロインになろうか!
23. すっちゃかめっちゃか~ [with ハロプロ研修生]
<アンコール>
24. 愛はいつも君の中に
25. 一丁目ロック! [with ハロプロ研修生]

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