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サプライズ連発!乃木坂46デビュー2周年祝う5時間ライブ

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乃木坂46のデビュー2周年記念ライブ「乃木坂46 2ND YEAR BIRTHDAY LIVE」が昨日2月22日、神奈川・横浜アリーナにて開催された。

このライブは2012年2月22日にシングル「ぐるぐるカーテン」でメジャーデビューを飾った乃木坂46が、これまでに発表したシングル7作品の全収録曲を披露していくという趣向で行われたもの。会場には単独公演では過去最多となる1万3000人ものファンが駆けつけ、彼女たちのデビュー2周年を祝った。

今回はステージと会場方向をつなぐランウェイが用意されたほか、会場中央にはセンターステージも設置。さらに会場を一周するランウェイも用意され、さまざまな角度からメンバーの姿を観ることのできるステージ構成となった。ライブ冒頭は桜井玲香のインタビュー映像からスタート。桜井は昨年のデビュー1周年ライブを振り返りつつ「まさか1年後、自分たちが横浜アリーナに立つとは思わなかった」と語り、乃木坂46の2歳の誕生日を祝うバースデーケーキを作る姿が上映された。そして「今日は私たちの成長した姿をお見せしたいのと、いつも応援してくれるファンの人たちに愛情と真心を伝えたい」というコメントを受けて、観客による「Happy Birthday To You」の合唱が響き渡った。

場内にオープニングSE「Overture」が大音量で鳴り出すと、そのまま1曲目「ぐるぐるカーテン」のイントロに突入。するとセンターステージを覆っていた幕が下ろされ、円形に並んでいた乃木坂46のメンバーがパフォーマンスを開始する。この日のライブではセンターステージが回転したりせり上がったりといったさまざまな演出も用意。2曲目「会いたかったかもしれない」では生駒里奈が先頭を切って観客を煽りながら、会場外周に設置されたランウェイを動き回る。また「失いたくないから」の曲間では橋本奈々未、松村沙友理、高山一実、生田絵梨花が「今日まで坂を登ってこれたのは皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」などの言葉で、デビュー2周年に対する思いをそれぞれ語った。

ライブの合間には各シングル発売当時の秘蔵映像をメンバーのナレーションとともに紹介するコーナーも。続いて2ndシングル「おいでシャンプー」のブロックに突入し、衣装を着替えたメンバーが次々と懐かしいナンバーを披露していく。最初のMCでは桜井が今回のステージセットについて「メンバーがじゃれ合ってる姿がどこからでも見れます!」と茶目っ気たっぷりに説明。高山は「乃木坂2周年、オメイジング!」と持ち前のポジティブさ全開で叫び、再び桜井が「今日は長時間になりますけど、最後まで楽しんでいきましょう!」と観客に語りかけた。

その後も白石麻衣、橋本、松村、高山による「偶然を言い訳にして」、生駒のソロ曲「水玉模様」などが次々と披露されていく。「水玉模様」では客席が水色のサイリウムで染まる中、歌唱中の生駒が感極まる一幕もあったが、生駒は涙をこらえながら気持ちを込めて最後まで同曲を歌い切った。さらに「ハウス!」ではメンバーがスタンド席通路をトロッコに乗って走行。会場内を走り回るメンバーに、スタンド席の観客は大興奮のまま声援を送り続けた。

ライブは3rdシングル「走れ!Bicycle」ブロック、4thシングル「制服のマネキン」ブロックとリリース順に進行。「渋谷ブルース」では白石&高山によるユニット「WHITE HIGH」が橋本と深川麻衣のアコースティックギター演奏をバックに、さわやかなハーモニーを聞かせた。また「ここじゃないどこか」では生駒、生田、星野みなみが空中ブランコに乗って、ステージ上空で歌唱。曲間では生駒と生田が「いい景色だね?」と星野に話しかけるも、星野が「ゴメン、聞いてなかった(笑)」と答えて場を和ませた。そして23曲目「指望遠鏡」を歌い終えたところで、約2時間にわたるライブ前編が終了。そのまま20分の休憩に突入した。

休憩中には斉藤優里が場内アナウンスで「乃木坂46の歌はこれだけじゃないんです」と話し、シングル特典DVD収録の個人PV内で歌われたソロ曲がスクリーンに上映されていく。CD化されていないレアなソロ曲が次々に映し出される中、最後に伊藤万理華がステージに突如現れ「まりっか'17」をパフォーマンスした。このサプライズに、座席で休憩していたファンは大興奮。ヘッドフォンを付け華麗に踊る伊藤に、惜しみない拍手と声援が送られた。

休憩が終わるとライブ後編がスタート。ステージに現れた乃木坂46の1期生は生駒の指揮に合わせてアカペラを披露してから、5thシングル「君の名は希望」を歌唱。1年前のバースデーライブで初披露されたこの曲で、会場はピースフルな空気に包まれた。歌唱後のMCでは伊藤寧々が「初めて選抜入りした曲で……」と話しながら、感涙する場面も。その後は松村、秋元真夏、永島聖羅が2期生とともにトークを繰り広げた。

6thシングルのブロックではまずステージに白石が登場し、「この曲で私は初めてセンターに立ちました。私にとっても乃木坂にとっても、新しい一歩になった曲。この曲が私たちを強くさせてくれました」と語ってから「ガールズルール」をパフォーマンス。ダンサブルな「他の星から」では会場中をレーザー光線が飛び交い、ミラーボールが回転する演出で会場の雰囲気が一変。さらにメタリックな「コウモリよ」ではセンターステージを紗幕が覆う中、白石、中元日芽香、能條愛未、若月佑美がパワフルな歌声を響かせた。

7thシングルのブロックでは、この曲で初めてセンターに立った2期生・堀未央奈がファンに対する感謝の気持ちを口にしてから、先輩たちとともに「バレッタ」を華麗にパフォーマンス。堀は以前よりもリラックスした表情で、ときに笑顔を見せながら歌い踊った。そして数々のカップリング曲を歌唱したあとに、40曲目「そんなバカな…」を1期生、2期生全員で披露してライブ本編が終了。桜井は「また来年もこうして皆さんと誕生日を迎えられるようにがんばっていくので、皆さん応援よろしくお願いします」と挨拶して、ステージを降りた。

アンコールを待つ間、場内には1万3000人の「乃木坂46」コールが鳴り響く。すると突然スクリーンにて、4月2日リリースの8thシングルのタイトルが「気づいたら片想い」に決まったことが発表された。続いてステージ上に西野をはじめとする8thシングル選抜メンバーが登場し、代表して西野が「乃木坂46、2歳の誕生日にセンターとしてここに立てていることをうれしく思っています。今まで経験したことを100%発揮できるよう、もっと最強のグループになれるようにがんばります!」と力強く宣言。キャプテンの桜井も「前作を超えられるように、メンバー全員でがんばって(8thシングルを)制作しているので楽しみにしていてください」と、ファンにメッセージを送った。

ここでサプライズとして、ステージ上に卒業生の岩瀬佑美子と宮澤成良が登場する。2人の姿を目にした1期生たちは喜びを隠せない様子で、中にはうれし涙を流すメンバーも。そして岩瀬と宮澤を交えて全員で「人間という楽器」を歌唱。岩瀬は「卒業してから1年以上経って、まさかまたみんなと一緒にステージに立てるとは……」と、感慨深げに語った。

メンバーが喜びを分かち合っている中、スクリーンには突如謎の映像が流れ始める。「3」を強調する映像が次々に映し出され、これが劇場公演第3弾「16人のプリンシパル trois(トロワ)」の開催告知であることが明かされた。生駒は「(プリンシパル公演は)つらいこともあるけど、乗り越えてがんばります!」、桜井は「毎回得るものが多いからね」とそれぞれ頼もしい言葉を口にし、生田も「今回はまだテーマがわからないけど、今から楽しみ」と新公演への思いを語った。そして最後に再び岩瀬&宮澤を交えて「乃木坂の詩」を一丸となってパフォーマンス。曲中では生駒が「最高の時間をありがとうございます!」と感謝の言葉を叫び、最高の盛り上がりの中、約5時間におよぶ2周年ライブは幕を下ろした。

なお「16人のプリンシパル trois」は5月30日から6月15日まで東京・赤坂ACTシアターで上演される。

乃木坂46「乃木坂46 2ND YEAR BIRTHDAY LIVE」
2014年2月22日(土)神奈川県 横浜アリーナ セットリスト

SE. Overture
01. ぐるぐるカーテン
02. 会いたかったかもしれない
03. 白い雲にのって
04. 失いたくないから
05. 左胸の勇気
-VTR-
06. おいでシャンプー
07. 心の薬
08. 偶然を言い訳にして
09. 水玉模様
10. 狼に口笛を
11. ハウス!
-VTR-
12. 走れ!Bicycle
13. 人はなぜ走るのか
14. せっかちなかたつむり
15. 海流の島よ
16. 涙がまだ悲しみだった頃
17. 音が出ないギター
-VTR-
18. 制服のマネキン
19. 春のメロディー
20. やさしさなら間に合ってる
21. 渋谷ブルース
22. ここじゃないどこか
23. 指望遠鏡
-休憩(伊藤万理華「まりっか'17」披露)-
-VTR-
24. 君の名は希望
25. ロマンティックいか焼き
26. 13日の金曜日
27. でこぴん
28. サイコキネシスの可能性
29. シャキイズム
-VTR-
30. ガールズルール
31. 他の星から
32. 扇風機
33. コウモリよ
34. 世界で一番 孤独なLover
-VTR-
35. バレッタ
36. 初恋の人を今でも
37. やさしさとは
38. 私のために 誰かのために
39. 月の大きさ
40. そんなバカな…
<アンコール>
41. 人間という楽器
42. 乃木坂の詩

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