のっちさん

のっちはゲームがしたい! 第17回(前編) [バックナンバー]

門外不出の「学園アイドルマスター」企画会議を見学!新しいイラストが決まる瞬間を目撃しました

スピード感にびっくり、初めて体験する実際のゲーム監修の現場

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定例会を見学「そんな先のことまで今から決めてるんですね……!」

のっちさんが会議室に案内されると、そこにいたのはプロデューサーの小美野さんと、アシスタントプロデューサーを務める佐藤大地さん&山本亮さん。「学園アイドルマスター」を共同で開発を担当しているQualiArtsの岩本航輝さんと多田烈さんをリモートでつなぎ、5人でゲームの運用に関する定例会を行っていました。

「学園アイドルマスター」定例会の様子。

「学園アイドルマスター」定例会の様子。

この日の議題になっていたのは「シーズンイベントで、どのアイドルをどういうスケジュールで出していくか」「アップデートの内容やタイミングが集中してしまって、その後に予定しているイベントに影響して楽しみが損なわれないように、どうやってまんべんなくこのゲームを盛り上げていけばいいか」などなど。モニターに映る開発スケジュール表に記載された施策を何度も入れ替えて見比べながら、熱い議論が交わされていました。

左から、山本亮さん、佐藤大地さん、のっちさん、小美野日出文さん。

左から、山本亮さん、佐藤大地さん、のっちさん、小美野日出文さん。

企画の現場で交わされる議論の様子を見て、のっちさんもどことなく緊張した面持ち。「スケジュールってこんなに大事なことだったんですね。例えばガシャで同じアイドルをピックアップするにしても、順番によって印象が変わってくるし、複数のアイドルを分けてピックアップするか、一気にピックアップするかでも見え方が違うし。すごく勉強になりました。Perfumeでも何か応用できないかな……?」と、会議の内容に感銘を受けていたようです。

開発スケジュールが書き込まれたカレンダーを見つめながら、頭を悩ます一同。

開発スケジュールが書き込まれたカレンダーを見つめながら、頭を悩ます一同。

開発スケジュールの日付を見たのっちさんは、打ち合わせの内容が2026年の話だと気付いて「そんな先のことまで今のうちから決めてるんですね……!」とびっくり。アイドルたちが歌う曲は、ゲームに実装される1年以上前から楽曲制作を始めないとゲーム内の“Pライブ”の制作に影響してしまうそうで、「いつ誰の新曲をゲームの中で出していくのか」というのはかなり先まで決めているんだそうです。

イラスト監修会を見学「スピード感に驚きました」

開発会議が終わると、そのままイラストの監修会がスタートしました。イラストは「構図がわかるラフ」「着彩して詳細を描き込んだもの」「ほぼほぼ完成した清書」の3段階でチェックしているそうで、この日に行われていたのは清書に対する「何か問題のあるところはないか?」という最終チェック。アイドルたちのイラストが画面に映し出され、小美野さん、佐藤さん、山本さんが「問題ないです」「大丈夫です」と次々にチェックしていきます。

チェック用イラストが次々に映し出されるモニター。

チェック用イラストが次々に映し出されるモニター。

小美野さん、佐藤さん、山本さんはそれぞれでアイドルの企画を分担しており、イラスト確認の際も、誰がどのアイドルをチェックするのかが決められています。上がってきたイラストに対して3人は、「ラフのポーズを別案で検討したい」と指摘したり、

「今回のシナリオに合わせて考えると、完全にカッコいいほうに振り切った1案のほうがいいのかもしれないけど、かわいさを残した2案もアリではないか。個別のシナリオをどこまで拾うべきか」

「曲調がかなりはっちゃけていて元気な感じなので、それに合わせて開放感がある構図にしたほうがいいのではないか」

といった議論を展開。ハイスピードでチェックを進めつつも、こだわる部分は細部まで徹底的にこだわっていて、アイドルに対する思い入れの強さがうかがえます。

イラストを見ながら興味深げに議論を聞くのっちさん。

イラストを見ながら興味深げに議論を聞くのっちさん。

また、今後実装される予定のとあるアイドル衣装の監修では、ズラッと並んだ何十種類ものバリエーション案のイラストを見比べながら、小美野さんが「うーん、設定的には黒を印象づけたいので、もうちょいシンプルなほうがいいんだよな……。丈はもうちょっと長くていいと思う。あと、オーバーサイズじゃなくてサイズ感は体格に合わせて、学園の校風のイメージに寄せていきたい」と寸評。こうやってブラッシュアップを繰り返しながら、プロデューサーの頭の中にある完成形のイメージに近付けていきます。

のっちさん

のっちさん

監修会の終了後、のっちさんの「OKテイクを選ぶスピード感に驚きました」という感想に対して、小美野さんは「事前に目を通したうえで、それでもいつもはもっと時間がかかってるんですけど、今日はあんまり意見が分かれないものが多かったですね」とコメント。同じメンバーで企画当初から一緒に開発をしているので、最近は上がってくるイラストにも、そこまで方向性にズレがないんだそうです。

「この子はこんなことしない!みたいな解釈の違いはないんですか?」とのっちさんが聞くと、「解釈の違いは生まれたりしますね」と言って笑う小美野さん。そんな話し合いが白熱すると、長いときは監修会が3時間かかったりすると話してくれました。

のっちさん

のっちさん

実際の開発会議を目撃し、リアルなゲーム作りの現場を体験したのっちさん。このあとは小美野さんに会議室に残っていただき、アイドルたちの楽曲レコーディングの裏話や、ハイクオリティな映像が話題になっている“Pライブ”の秘密など、「学園アイドルマスター」に関するさまざまなことをインタビューします。後日公開の後編をお楽しみに。

後編に続く

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読者の反応

Perfume_Staff @Perfume_Staff

「のっちはゲームがしたい!」
第17回が公開‼︎

「学園アイドルマスター」企画会議を見学🫣
そしてプロデューサー小美野さんへの
インタビューも👏🏻

前編
https://t.co/aPNxZ12uY0

後編
https://t.co/NFT5USxAFD

#学園アイドルマスター
#学マス
#prfm https://t.co/HBISz6EnDn

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